今回は上野原市に2024年6月21日にオープンした【麺屋 かとう】さんへ訪店。
コチラのお店は上野原にある人気町中華【来々軒】の二代目店主さんが開業させた新店舗。メニューラインナップ・内容を見る限り町中華だけの知識や経験だけで開業したお店ではなさそうです。
きっと、あくなき探究心を持ち合わせる店主さんの努力の結晶のラーメン・つけ麺を頂けるお店だと思います。
個人的な予想では今後は行列を成す人気店に成長しそうな雰囲気を持っていますよ!
上野原の新店舗なんてめっちゃ久々やなぁ。
店名:麺屋 かとう
最寄駅:上野原駅より徒歩20分
電話番号:0554-63-0457
営業時間:11:00〜15:00 17:00〜20:00
定休日:不明
SNS:Instagram
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
お店の場所は上野原市上野原。国道20号甲州街道沿いで新町信号の交差点付近。
地元民として分かりやすい表現で言うならば、来々軒の隣の敷地です。
しっかり綺麗なお店が建てられており、駐車場も砂利ではあるが目の前に多数完備してあります。
近年上野原での新規オープンがほぼ無かったので、麺屋かとうさんで出来ている行列には少々ビックリした!
店内座席数は13席という事だがしっかり行列。回転も悪くはないので素晴らしい期待値。オープン期間は向かいの来々軒は休業しているので、今後来々軒が復活したら上手いことお客さんが分散するかもしれませんね。
店頭には麻材質っぽい暖簾がかけられています。
そして何よりもビックリしたのが店頭に並ぶ名店からの祝いの花の山。
◆東京 【せたが屋・がんくろ】前島店主・【凪スピリッツ】生田店主・【東池袋大勝軒】飯野店主・【六厘舎】三田店主・【ナポレオン軒・ミカド製麺直売所 他】小宮店主・◆長野 【気むずかし家】塚田店主・◆栃木県 【麺屋ようすけ】田邊店主など。
え…なにコレ!?日本で一番有名な名のある店主と言っても過言ではないレベルの錚々たるメンツ。どんな繋がりだろう?きっと日本ラーメン協会の繋がりだ!と思ったけど、来々軒と六厘舎は加盟してなかった…店内では直接伺えなかったので、次回訪れた際に聞いてみよう。
店内に入り着席したらメニュー表を拝見。券売機はなく口頭オーダーで後払い。電子決済PayPayも可能でした。
ラインナップは「つけめん」「中華そば」「まぜそば」のラインナップ。極めてシンプルで分かりやすいです。
店内の座席は全てカウンター席の13席。厨房側へ向かうカウンターと壁側(ガラス)へ向かうカウンターとあります。
厨房では店主さんはじめ従業員さん大勢がフル稼働。厨房には茹で麺機の5倍はあるような、給食で使用するような大きな釜でスープを炊いていてめちゃインパクト!回転釜かな?
調味料類は至ってスタンダード。
従業員さんたちは店主さんも含めて親切で愛想も良い。オープン期間ではあれど店内の雰囲気は良好で殺伐感も皆無。今後もお客さんに愛されていきそうな雰囲気がひしひしと伝わってきました。
待望の一杯が着丼です。
特製トッピングは炙りチャーシュー・メンマ・味玉・海苔。つけ汁側にも一口台チャーシュー・ネギ・なると。
麺は自家製太麺。3種の小麦を配合させ作り上げた物となります。見た目はみずみずしく艶やかです。
つけ汁は茶褐色なビジュアルに刻みネギが散りばめられた風貌。
みずみずしい太麺をつけ汁に浸して啜ります。
麺は加水率を高めた自家製全粒粉太麺。つけ汁は魚介豚骨ファーストな仕様。他にも様々な具材が入っていることを彷彿とさせる構成で、粘度はなくシャバシャバなつけ汁。ツルツル・モチモチな麺だけでも甘みがあり美味しい。
個人的な想像では、麺とスープはせたが屋・麺とつけ麺としての構造(味以外)は東池袋大勝軒を意識しているように感じるつけ麺だと感じました。また水で締めた際の麺の水分がつけ汁に入るので、塩み・インパクトは終盤に連れてかなり衰えるので、その辺を補う策が今後ブラッシュアップで講じられれば嬉しいです。
チャーシューは提供前に直火で炙りを施した一品。
噛めば噛む程に深い肉の旨みが溢れ出してきて美味しい。いつまでも噛んでいたい…
味玉は地元上野原の安藤鶏卵のもの。この辺でも地産地消を実践しており素晴らしい。
美味しく頂きました。店の雰囲気・人柄素晴らしくまた行きたいと思わせる良店でした!今後はさらなる盛り上がりを見せるであろう麺屋かとうさんに注目です!