今回は山梨県でもラーメン店の無い(聞かない)エリア、北都留郡小菅村。
これまでの「梅ノ木茶屋」を改築し、2022年7月4日に「麺屋 梅ノ木」として業態変更オープン。
店主さんは、ラーメン業界参戦は初になるようだが、バックグラウンドは「NIPPONIA 小菅 源流の村」の少しお高い源流懐石 「24SEKKI」でシェフを務められている方。
創作系・懐石系のプロの料理人の独創的な味噌ラーメンを味わうことができます。
ラーメンの提供は基本昼営業のみだが、スープに余剰があれば夜営業(居酒屋)での提供も可能のようです。
プロのシェフが作るラーメンと、ホスピタリティ溢れる接客を共に堪能しましょう。

ツーリング客いっぱいおるで!
簡単に麺屋 梅ノ木の店舗紹介
店名:麺屋 梅ノ木
最寄駅:道の駅ならある…
電話番号:080-3924-7438
営業時間:[平日]11:00~15:00 18:00~23:00 [土・日・祝]9:00~17:00 18:00~23:00(夜の部は居酒屋営業・スープが余っていれば夜の部でラーメン提供もできる。営業時間はグルメサイトから引用のため未確認)
定休日:木曜
SNS:Instagram
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
お店は「道の駅こすげ」を目指そう


場所は北都留郡小菅村。
緑美しい山道を登り上の写真の「深城ダム」を超えて少し登った「道の駅 こすげ」の手前に店があります。


お店は峠の茶屋的な雰囲気で堂々とした佇まい。
白暖簾と縦型暖簾でラーメン屋さん感を演出。
山奥ではあるものの、お店の場所的に奥多摩方面からの観光客やバイクのツーリング客など案外店の前を通るお客さんが多いのにはビックリ。


店の入り口には「味噌ラーメン」の幟。
オープン期間だったため祝いの花も届けられています。
駐車場は店前に4.5台ほど停めれそうな砂利駐車スペースで、バイクの駐輪スペースもある。
ラーメンは味噌ラーメンのみ!
入店して左側にタッチパネル式の券売機。
券売機は基本文字ベースで写真がないので商品のイメージは掴みにくい。今後イメージしやすいような券売機に進化していくかも。
メニューはラーメン・ご飯・ドリンク類などぱっと見、品数多そうには見えないが、特に居酒屋の部になれば面白そうなメニューが揃う気が。
ラーメンメニューは「味噌ラーメン」オンリー。


座席はカウンター席8席と4名テーブル×2。
各座席には月をモチーフにしたような黄金のランチョン。気品が溢れまくってます。
グラスも置き方もオシャレ!

店内は改築したばかりで清潔感がある。
木造りの印象でモダンな雰囲気。
BGMは華やかな二胡?胡弓?のサウンドが緩やかに流れていて、高貴な空間を演出して。
店主さんをはじめ、従業員さんも非常に丁寧で接客力はピカイチ!「おもてなし」をしようという心遣いをヒシヒシと感じた。
特製味噌ラーメン


高価そうなどんぶりで着丼です。
トッピングは3種のチャーシュー・ネギ・青菜・筍・花型の人参と蕪?大根?。
特製味噌という事で価格も現代価格の1,500円だが、申し訳ないがビジュアル的には正直相応には見えない。
…だがどうやら使用している素材が中々の物らしいぞ…

期待の味噌スープは小菅村名産の味噌やこだわりの白味噌等をブレンドしたスープ。
鶏や豚・鰹・昆布らのエッセンスも下支えとしてスープに組み込まれている。
ファーストインパクトは完全に味噌感!ドロドロしたやや粘度あるした舌触りで、従来あるような動物ベースの出汁に味噌を重ねる印象ではなく、出汁感の主張は控えめで前面に味噌!主役は味噌!といった旨味形成。
あまり体感したことのない様な味噌の主張感で、良い味噌使ってんなぁ…としみじみ唸ってしまうほどの上質な口当たり。美味しい!

麺は味噌にはベストマッチの中太麺で、ちぢれではなくストレート。
気持ちモチっと感がありスープとの絡みも猛烈。
味噌味噌している濃厚スープが麺一本一本に絡みつきインパクト強し。
トッピングのチャーシュー群は秀逸すぎる!
ブランド肉・富士桜ポークのバラ・ロース・甲州地鶏の昆布〆め肉など、特にバラや地鶏は食感トロトロで激ウマ!
肉にもしっかりお金をかけ、持っている高等技術で手間暇かけて作っているのが良く分かる絶品な味わい。
その辺は現役のシェフだから、美味いに決まっているよね!
正直見た目以上に華を感じる一杯でした。
お店のホスピタリティも完璧だし、今後もさらに腕を上げていってほしいなと思いました。
ごちそうさまでした。