今回は東京都調布市菊野台。
若き才能溢れる新店舗「手打麺祭 かめ囲」さんへ。
店主さんは東京都大田区西蒲田の「煮干しつけ麺宮元」で修行し、その後「手打中華蕎麦 亀庵」の名で間借り営業をして知名度を上げ今回の開業に至りました。
この開業までにしっかりストーリーがあるので、お客さんだけでなく業界関係者も含め各方面から期待をされているお店です。
オープンは2022年6月24日。
若くてメチャクチャ拘っているお店や!
簡単にかめ囲の店舗紹介
店名:手打麺祭 かめ囲(てうちめんさい かめい)
最寄駅:柴崎駅より徒歩4分
電話番号:050-8884-3552
営業時間:11:00~14:30 18:00~20:00
定休日:火曜日夜の部・水曜
SNS:Twitter
SNS:Instagram
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
店は柴崎駅から徒歩4分ほど
お店の場所は東京都調布市菊野台。
最寄駅は京王線柴崎駅で徒歩4分ほど。
甲州街道沿いで菊野台1丁目歩道橋の下あたりがお店のテナント。
お店の看板もかなり大きく、かなり目立つ!
早くも人気店になっているので外並びも発生します。
まずは食券を購入してから外並びする形になります。
グランドオープン時には関係者などから怒涛の祝いの花ラッシュ!
いろんな人たちから愛されているお店である事が分かります。
メニューは中華蕎麦・油そばなど豊富
券売機は入店して正面すぐにあります。
やや小さめの券売機ながらもメニューは中華蕎麦(醤油・塩)・あぶらそば(こってり・こっさり)とあり、ランチタイムじゃセットメニューも用意があります。
他にはサイドメニューの気まぐれ肉ごはん・鴨肉寿司・マシめんまも人気!
券売機横にはイメージしやすい様に写真付きのメニューも掲示。
券売機の左側を見ると店内製麺スペースで麺打ちを店主さんがしていました。
麺も鮮度の良さを意識している模様だ。
店内は広々した雰囲気でカウンター席のみ10席。
回転はかなり遅く、前9名待ちに接続したが着丼するまで大凡1時間。真夏の夜営業の並びなので良かったが、昼だったらギブアップしてしまいそう。
店内は至る所に「亀さん」。
壁にも亀さん、従業員のTシャツも亀さん、券売機の下には本物の亀さんまで居るのだ。
お店はお若い美男美女ご夫婦で切り盛り。かなり声が大きく気持ちが込められており、お客さんへの挨拶は完璧!独自のホスピタリティを感じる。
反面、大きい声での会話が飛び交ったり、麺打ちの激しい「ゴンゴン!」音があり、静かに食事をしたい人には驚いてしまう様な一面があるかもしれない。
特製手打中華蕎麦醤油
着丼です。
トッピングはチャーシュー・味玉・ワンタン・メンマ・ネギ・九条ネギなど。
緑の美しい丼で提供です。
スープは鶏主体の綺麗な醤油カラー。
柔らかな優しさ・甘み・旨みを共に感じ、最後にはコクも後押しされる。
表面の香味油は鴨油のようで、鶏豚らの動物やあらゆる素材化の旨味成分もしっかり表れて美味しい。
ノス系中華蕎麦とは一線を画す現代版の豪華中華そばなる味わいで、やろうとしている事が良く分かる味わいです。
麺も鮮度抜群!直前に麺打ちをして手揉みを施した加水率50%越えのモチモチプルルン太麺。
場所によって若干食感が変わったりする不揃い感も、手打ち&手揉みの醍醐味!
中々この手のスープにこの手の麺は体験できない組み合わせで新鮮です。
このお店のウリはスープと麺だけに非ず。
トッピング類にもかなりのこだわりを持たれており、国産の高級短冊メンマは時間をかけて仕込み、食感もゴリっと歯切れも良くめちゃ美味しい。
また焼印入りの燻製味玉もやや反発感のある食感で美味い!
素材一つ一つに並々ならぬ拘りを感じさせます。
メンマ・味玉がこれだけ美味いからチャーシューも当然の如く…
良い食感の鴨チャーシュー・後味風味が最高すぎる吊るし焼きチャーシュー。
どれも頷いてしまうトッピングの完成度。
抹茶を練り込んだ皮の肉ワンタンまで。
どこまでトッピングにこだわりれば気がすむんだ…(褒め言葉)
近年はラーメン価格の高騰も話題になっていて、個人的にも賛成なんですが、これだけ拘っているのが分かれば本当にこの出来栄えに文句はありません。凄い凄い!
細部までこだわるメンタリティを今後も持ち続けて、調布を代表する名店に成り上がってほしいです。ごちそうさまでした。