今回は東京都日野市石田。
多摩モノレール「万願寺駅」近くに2022年5月25日オープン。
かつて2018年秋にオープンし、あっという間に百名店に上り詰めた実力店「中華そば うお青」の店主さんの新たなリブランディグ店となります。残念ながら「うお青」は閉店してしまったが、後を継ぐ「吟魚」が猛烈な勢いで知名度を上げています。
個人的にもうお青さんのグランドオープン以来の訪店となります。
絶対ブラッシュアップしているはずなので、相当な期待値でお店に伺いました。

美味いのはもう既に確定や!
簡単にメヂカそば 吟魚の店舗紹介
店名:メヂカそば 吟魚(きんぎょ)
最寄駅:万願寺駅より徒歩4分
電話番号:不明
営業時間:[水~金]16:00~スープ完売まで[土]11:30~スープ完売まで
定休日:日曜・月曜・火曜
SNS:Twitter
SNS:Instagram
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
店は駅から遠いため、車やバスがマスト

お店の場所は東京都日野市。
多摩モノレールの万願寺駅から徒歩3分ほど。
近隣はあまり商業施設もなく民家が多いエリア。

勿論お店はかつて「うお青」があった場所。
今回のリブランディングでは、赤と白の暖簾を週替わりで付け替えて、ラーメンのコンセプトを変えながら営業していくという顧客としてはワクワクが止まらない仕組み。

2022年7月現在、赤暖簾が「メヂカ」・白暖簾が「鰮煮干し」となります。

グランドオープン時の白暖簾は鶏出汁やったけど、お客さんの猛烈な要望により煮干しベースになっとるで!
なお、吟魚さんは結構頻繁に営業方針に変化をつけてくるので、来店前には店舗ブログをチェックすることをお忘れなく。
吟魚さんはオープン時間が最も混雑しているようで、待たずに食べるならば少し時間をずらすのがオススメ。ただし、人気メニューから売り切れていく傾向にあるのでご注意を!
夏場の昼営業は店が運用している予約システムを使用して予約を取る仕組み。お客さんが炎天下並んで体調を崩さないようにする店主さんの配慮です。コチラも詳しくはSNSまたはブログをチェック下さい。

訪店時は白暖簾(鰮煮干し)の日。赤暖簾をオープンからずっと狙っていたが、全くスケジュールが合わず諦めて白暖簾の日に楽しむことに決めました。
店内満席時は3名まで店内の椅子に座って待つことができます。食券買って奥から詰めて座ろう。
券売機メニューはどれもハズレなし!

入店して右側に小さな券売機があります。
日々新メニューやオススメメニューが出てきたりして飽きが来なくてどれもハズレない一杯ばかり。
初吟魚は勿論一番左上をオーダーしようっと!

基本的に連食はNGで並び直す必要あるけど、混雑してなければ店主はんが連食の許可を出してくれることあるで。

店内の座席はカウンターの6席オンリー。
うお青のグランドオープン時よりは、大分スッキリしたレイアウトになってた。
座席からは厨房が丸見えでライブキッチン同様。店主さんの無駄のない丁寧な仕事に目を奪われる。
そんな店主さんは、ちょっと強面に見え思わず姿勢がピンと伸びてしまう様な雰囲気。やや寡黙であまり積極的にお客さんに話しかける事は少ないが、話してみればとても品のある優しい方。

着丼です。
トッピングにチャーシュー・味玉・海苔・大葉・刻みネギ・玉ねぎ酢漬け・粒胡椒。
なんか麺上げがシンプルなんだけどカッコよかった!

スープは白暖簾の日ということで、鰮煮干し仕様。
ギラギラと力強い煮干しではないけど、煮干しらの純度の高さは相当なレベルで感じられる。
優しく品がありながらも、突き抜ける大人な旨味が口内に溢れかえる出汁の旨さ。
そして熟成醤油の功績か、スープにはほんのり香ばしさも感じる。
これは猛烈に旨すぎる!
正直「うお魚」時代はうっすらしか覚えていないが、間違いなく当初より相当なブラッシュアップを重ね、見違えるほどのクオリティの中華そばになっていてただただ感激。

麺は中細のストレート麺で提供時に綺麗に麺線を折りたたみ提供。
ビジュアルが既に旨さを表現している!
大人っぽくて高貴な中華そばという印象で、高級料亭の一品で出てきそうな完成度。


スープも麺も隙がなく劇的に美味い!
そんな中でも他のトッピング類も抜かりない。チャーシューはしっとりと大人っぽい味付け。
味玉は濃度の強い黄身が美味い!
個人的に感動したのが「黒の粒胡椒」。こんな美味い胡椒は初めてだしめちゃめちゃラーメンに合うしハマりそう。大葉や玉ねぎの酢漬けなども、中華そばを更に美味しく食べるための一工夫でさっぱりしてて美味かった。
美味しく頂きました。
超芸術的な一杯。ここまで和をベースとした美味い中華そばは中々出会えないと思います。とても満足しました。ごちそうさまでした。