今回は甲府市の人気店「三角屋 暖」さん。
三角屋 暖さんは笛吹市にある今は無き「三角屋」さんとも姉妹店で、旧三角屋店主の息子さんのお店。
暖さんは、三角屋さんのエッセンスを受け継ぎながらも新しき道を開いた注目店舗。現在本家三角屋は閉業しましたが、レシピを受け継ぎ石和温泉の「慶山」であの味を継承しています。

今や県内の人気店の中でも屈指の実力を誇る店で、ランチ&ディナータイムは行列もできる人気店。オープンは2008年11月ですからオープンして15年以上も繁盛されている人気店ですね。現在は系列店として【一福 澪】【鶏と貝 MUU〜夢海〜】と系列店の展開も増え、益々勢いが増すばかりです。

以前にも増して混雑具合が強化されているで!
店名:三角屋 暖
最寄駅:JR身延線金手駅から徒歩15分
電話番号:055-237-8850
営業時間:11:00~15:00 17:30~22:00
定休日:木曜・第3水曜
SNS:Instagram
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。


場所は甲府市城東4丁目。JR身延線金手駅から徒歩15分圏内の熊野通り沿い。
外観はしっかりとした佇まいの路面店。貫禄ある雰囲気で入店時の期待をも高めてくれます。


店舗側面・店舗図上には堂々たる看板。店舗前には駐車場が13台ほど。ただし、広さはそれほどないので慎重なハンドルさばきが重要。

オープンから15年が経つ外観ですが、綺麗にされていて尚且つオシャレ感もあります。店前には営業時間の掲示があります。

店内に入り先ずは券売機で食券購入。券売機は2025年から新規設置。時間効率・衛生面の両面でこの設置は良い効果が得られるはずです。
ラインナップは暖の代名詞の鶏白湯の『暖つけめん』に『暖らーめん』先代の味を彷彿とさせる『三角屋つけめん』と『中華そば』の構成となっています。



上記は現在は置いていない過去のメニュー表。文字ベースで書かれた案内も貴重なので掲載しておきます。

卓上はシンプルに白胡椒・唐辛子で清潔感もあり。店内はカウンター10席ほど、テーブル席10名分のレイアウト。
笠井店主は、この繁盛店を切り盛りして長い年月が経つが、驕ることなく真摯に調理場でラーメンと向かい合っており、職人らしく丁寧な商品提供をしています。お客さんへの挨拶もしっかりと。店内の居心地もすごく良いです。



コチラが看板商品となる『暖つけ』こと『暖つけめん』の特製仕様となります。
暖さんの凄いところは、盛り付けが県下トップクラスに綺麗。そしてつけ汁の器が火傷するほど熱い。盛り付けは丁寧に。温度は熱々に。ラーメンやつけ麺であってほしい事が、毎回高次元で展開できている仕事の丁寧さに拍手を送りたい。

トッピングは、炙りチャーシュー・味玉・キャベツ・海苔・なると・鶏団子と彩り華やか。
行く度に微細なブラッシュアップがかかっている一杯です。特に印象的だったのは、昔はここまでしなかった美しい麺線。ビジュアルも大切なので、これは店主さんの努力でしょう。

これだけで絶対美味いと思てまうわぁ
つけ汁は鶏白湯と魚介の合わせ技。ネギと鰹節らが絡み合って旨そうだ!
つけ麺のつけ汁は少ない!って思う店も結構多いが、つけ汁量も結構あって嬉しい!

麺は中太サイズでモチモチ。
歯応えは抑えめで太いながらも一定の滑らかさを感じさせる。つけ汁に潜らせて食すと、つけ汁の鰹とその後に鶏白湯の甘味・旨味が押し寄せます。白湯だけあってやや粘度を感じ、まろやかな魚介感じる和の美味しさ。特につけ汁は以前にも増して、甘味やコクがアップした印象で、なおかつけ汁自体のフワフワ感と麺への持ち上げが良くなった感覚でめちゃ美味い!

分厚い炙りバラと低温調理モモの構成。特に豚チャーシューは絶品。直前に炙っただけあって、肉の表面はアツアツで香ばしくサクッとフワッとした歯触り。中身はジューシーでとろける柔らかさ。肉だけで幸せ。

その他味玉も隙なく美味しく、キャベツは彩りだけじゃなく食感も楽しい。やはり三角屋暖さんに来たら【暖つけ】はマストだな!美味しかった。最後はスープ割りを頂いて完食!最後は魚介の風味が際立って美味しかった。
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コチラは三角屋 暖の二大巨塔の一角。醤油ベースの三角屋つけめんの特製仕様。トッピングになると・海苔・刻み海苔・味玉・チャーシュー・ナギなど。
古き良き時代のつけ麺となり、イチバン人気の暖つけとも全く異なる味わいとなります。



つけ汁は唐辛子が振り掛けられており、程よい酸味もプラス。
つけ麺発祥の元となった大勝軒の如く酸味と辛味をバランスよく表現し、醤油の旨さとキレで麺を楽しませる昔ながらの人気の味わい。つけ汁に感動した所は、ここ最近つけ麺を食べた中で最もつけ汁が熱々だった事。
本来つけ汁は、冷水で締めた麺のおかげでスープが早めに冷める宿命にある商品ですが、三角屋暖のつけ汁は序盤から相当の熱々加減ゆえ、しばらくとても美味しく麺をすすり上げることがきるので満足度が高い。店主さんの丁寧な仕事が丼に反映されているように見えます。
個人的には一番人気の鶏白湯よりノス系方面の三角屋つけめんの方がお気に入りです。今までこのつけ麺を食べなかった自分を責めますww。


コチラはラーメンの方。中華そばの特製です。
トッピングにはチャーシュー・味玉・メンマ・なると・ネギ・海苔でビジュアルが美しすぎる!
ボリュームタップリのチャーシューやモリモリのトッピングの並びが凄い!

中華そばのスープは笛吹市の三角屋を彷彿とさせる昔懐かしさを思い出させる鶏ガラ魚介。
あっさり・じんわり美味い鶏ガラに、魚介の旨味と香りがバランスを取る安定感抜群な味わいで美味い!あの三角屋のテイストの上を行く旨さです。

麺は昔ながらのオーソドックスちぢれ細麺。
啜り心地も良く豪快にも啜れます。

トッピングはどれをとっても美味!特にチャーシューはジューシーで食感良く後引く美味さです。
寒くなった頃にはこんな中華そば最高です!ごちそうさまでした。