今回は2025年2月28日グランドオープンの【鶏と貝 MUU 〜夢海〜】(ムゥ)さんへ。前もっての招待客のプレ&レセプションで訪店しました。
コチラのお店は山梨県内でも圧倒的人気を誇る【三角屋 暖】笠井店主が手掛ける新店舗。これまで2019年に2号店の【つけそば 一福 〜澪〜】を開業。どちらのお店も個性は違うが、山梨県内の中でも目を惹く人気店へ成長していった。
そして今宵オープンを果たすのが屋号の通り『鶏と貝』を主役にしたラーメン店。
コレまでのお店の業態とも違ったラーメンを提供し、お客さんを楽しませてくれる『夢海 ムゥ』さんに注目!当ブログでは、いち早くその情報をお伝えします。

澪に引き続き更にオシャレなお店やから女性の貴方も注目や!
店名:鶏と貝 MUU 〜夢海〜
最寄駅:金手駅より徒歩11分
電話番号:080-8292-2996
営業時間:11:30〜14:00LO 18:00〜20:00LO(人員揃うまでは昼のみ営業)
定休日:日曜
SNS:Instagram
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。

MUUさんの場所は甲府市城東4丁目。
なんと斜向かいに【三角屋 暖】さんがあります。そして店の佇まいがカッコ良すぎる!まるで甲府駅北口の公式夢小路の一角にありそうなとんでもなくオシャレな煉瓦調の外観。
ここ前に何かあったっけ?と思い、聞いたら飲食店があったみたい。内装とかもあまりいじってないようだ。

お店の入り口。店内はトータルで13名ほど収容可能でそれほど広くはないので、恐らく日々行列ができそうな雰囲気がします。営業時間は昼夜行うが、オープン期間しばらく人員が整うまでは、昼のみの営業となります。(概ね15:00くらいまで)

店頭・店内には祝いの花が届けられています。
ラーメン関係だと【麺屋 しん道】【鶏そば Akari】【Team KOSYUJIDORI】【菅野製麺所】等から。


暖簾は純白で、屋号・イラスト共にポップで温かみのある印象。

なお駐車場は計12台分あります。まずお店の入口の横(南側)に4台。入口とは逆となる店の北側に8台分駐車スペースがある。特に北側の駐車スペースは、駐車禁止区域もあるので事前予習しておいた方が良さそうだ。

お店の並び方は記帳制度を取っているので、記帳をして付近にいればOK。かっちり並ばなくてもいいのは嬉しいかも。


店内に入ると先ずは券売機がある。メニューラインナップは「地鶏醤油そば」「貝だし塩そば」「濃厚クラムらぁ麺」「濃厚クラムつけ麺」となる。クラムは貝ね!
和え玉もあったりクリスタルポークの肉飯、日替わりの貝めしもある。


お店には祝いの花が並べられており、麺を扱う菅野製麺所や鶏出汁中華そば 珀寛流(はかり)からも届けられていた。
実は俺ラーも送ってあるから探してみてね。


店内はカウンター5席に4名テーブル席×2のレイアウト。厨房もそれなりに広さはありそうです。店内は木目が温かみを感じさせ、雰囲気も空間も居心地が良い。


卓上の調味料は胡椒と唐辛子。
各座席にはお店のこだわり等記載があります。これまでの暖・澪の製法とは全く異なる構成でラーメンを作り上げています。これまでの中で一番現代的なラーメンなのではないかなと感じさせます。
待っている間は笠井店主も交えて談笑を少し。お店のラーメンについてはかなり謙虚に話されていましたが、これまで長い年月を掛けて人気を博してきた店だから、きっと自信あるに違いない!と勝手に見ていましたW

着丼です。
地鶏醤油そば。レセプション・プレオープンでの一杯となります。トッピングは特製仕様。鶏豚チャーシュー・味玉・九条ネギ・メンマ・肉団子。


まずはスープから。スープの油膜層は鶏油と香りに特徴あるポルチーニオイルの香味油。煌びやかな醤油スープは5種の醤油をブレンドした動物魚介仕様。
現代の日本の深みあるラーメンを追求したようなスープで、地鶏に九十九里産煮干しを合わせた、極めてバランス型の優れた口当たり。何処かを尖らせる事なく一つの丸で収めようとするまとまりのあるスープですごい美味しい!

麺は菅野製麺所の中細ストレートタイプ。気持ち麺に醤油の色移りがなされた印象。見た目以上に歯切れよく軽快に食べ進められる。俗に言うパッツンタイプの低加水なる麺だが、ザクザクすぎる事なくほんのりパッツンの噛み応えの麺となっていてこれも美味い。



チャーシューは豚肩ロースの低温調理と鶏のムネ・モモ肉となる。特に特製に付く鶏モモは、炙りが施されており肉質がブリンブリン。味も歯応えも美味しい逸品。味玉も濃厚で美味しかった。

コチラは貝だし塩そば。誰しも醤油と塩で迷うと思う。先に言っとくが、結局の所どちらも美味いし、気分や好みで選べばOKだと思います。
構成は醤油と塩で全く違い、塩のトッピングでは浅利の身やアーリーレッドが投入。
スープはムール貝・浅利・蛤・羅臼昆布などから仕立てて、塩ダレを合わせる。塩ダレには、あの飯田商店も愛用するキリバス共和国の「クリスマス島の塩」も使用。

インパクト抜群の圧倒的クラムアタック!貝一色でアニマルオフかと思いきや動物エキスも入っている。これも美味い!
王道でラーメンの実力が分かるバランス派の醤油か、インパクト抜群の旨味の貝感!(快感)の塩か、あなたはどちらを選ぶ?どちらも美味いですよ。

コチラは唯一のつけ麺メニューとなります。
濃厚のクラムつけ麺の特製仕様になります。


クラム系の麺は通常の麺と違うものを採用。つけ麺は太くてずっしり感。主体となる小麦は『もち姫』。それに銘小麦『春よ恋』をブレンド。麺を啜ってみて感じたのが『もち姫』の存在感が凄い!都内では幾つか『もち姫』を使用している店はあるが、この麺がとにかく弾力ともっちり感がすごい!
つけ汁は貝の旨みがポタージュ状にまとめられていて粘度もあるので、猛烈に麺に絡みます。貝をクリーミーにした旨みを感じられて麺自体も美味しいので、2度楽しめること間違いなしな一杯です。

ご飯類は基本的に『肉めし』と『貝めし』。
肉めしはクリスタルポークを使用して卵黄をポトリ。ネギも敷き詰められて味わいは甘ウマに仕上げています。ポークとは言えど味わいは結構牛丼にも近い気がします。間違いなく紅生姜が合いそうな淡々で絶妙に美味いご飯。

貝めしは、着丼時から貝を意識させる磯の香りがふんわり嗅覚にアピール。貝の身もゴロゴロ入っており美味しい。

そこにラーメンのスープをかけて雑炊に。
ラーメンスープは醤油であれば動物と魚介の旨みが溢れ、塩であれば貝の旨みが先頭に来るので、それをスープに入れる事で多重なる旨みがブーストされて、なお美味しくなります。
山梨県の中では類似する店のないニュータイプのラーメン店で猛烈にオススメです。