今回は、甲府市の「和風だしらーめん徳栄軒(とくえいけん)」さんへ。
店の名前は老舗のような感じですが、甲府駅北口徒歩4分の場所の甲州夢小路内にあるお店。
お店は2015年にオープンし人気店へ成長。
店の雰囲気も甲州夢小路の雰囲気に沿うモダンでオシャレな雰囲気のお店です。
甲府駅前なので、観光・ビジネスの両面でも利用しやすいお店となります。
お店は無添加無化調・天然出汁を謳っており、幅広い年齢層に安心して食べてもらえるような洗練された一杯を得意としています。

甲府駅周辺でもかなりオススメできるお店やで!
簡単に徳栄軒の店舗紹介
店名:和風だしらーめん 徳栄軒
最寄駅:甲府駅北口より徒歩4分
住所:山梨県甲府市丸の内1-1-25 甲州夢小路和紙店 2F
電話番号:0551-48-3677
営業時間:055-298-6543
定休日:火曜日・第4月曜
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
場所は甲府駅北口徒歩4分。駐車場もある

場所はJR甲府駅北口スグ、甲州夢小路内にある2階のお店です。
夢小路内には、様々なテナントが入り組むオシャレ商店街といった印象。



店前の看板には人気ラーメンランキングやメニュー表記もあり、安心して店に入れそう!

お洒落な造りのテナントの階段を上がると店舗入り口の扉が見えてきます。
階段の入り口に板で「Close」と表記されている時がありますが、これは隣のワイン屋さんの案内です。営業時間内であれば、2階の徳栄軒さんの入り口に「商い中」と表記がされているはずです。

【上の駐車場案内図を参照】
徳栄軒の駐車場の場所と値段を解説します。
甲州夢小路の前に60分無料の駐車場があります。
向かいの歴史公園駐車場も同様の価格帯。
ラーメン食べるだけなら無料で使えるお得な駐車場となっています。
ラーメンは無化調で出汁重視の一杯
着席し、メニュー表を拝見。
醤油・塩が一押しメニューかと思われるが味噌・つけ麺のメニューも充実。
季節によって限定メニューも度々登場するのでdon’t miss it!
価格帯は立地も影響してか割高な印象。


メニューをオーダーする際は卓上の注文表にオーダーを手書きで記載し店員さんに渡すスタイル。
スープは和風だしorあっさり豚骨を選択できるので選択肢はかなり多いことになる。
店内は清潔感が溢れているオシャレ空間。
夜は居酒屋としてもやっている模様で、2種類の顔を楽しめます。
座席はカウンター&テーブル席があり、女性一人でも安心して入れる店内空間です。
オープン当初は「風そば」「林そば」といった戦国時代や風林火山に由来するメニューが多かったのですが、コンセプトも大きく変更したのかメニューも価格も大幅に変わりました。

↑コチラがオープン当初のメニュー!だいぶ変わりました!メニューラインナップも豊富で、かなり見やすくなりました。

卓上調味料は唐辛子にこだわりを持っていて、八幡屋磯五郎を取り扱っています。

コンセプトとしては、出汁の美味しさを前面に出した一杯。
これらの売りはオープン当初から変わらず。
胡椒をかければ、出汁の風味が失われるから推奨しない!…と言うのも昔から変わらず。
白髪ねぎ塩チャーシューめん

奮発して高いやつをオーダー!
トッピングはバラチャーシュー・白髪ねぎ・刻みネギ・味玉・めんま・海苔・ゴマ。
東京都内の百名店「中華蕎麦にし乃@本郷三丁目」に白髪ねぎを乗せたようなビジュアル。

スープは透明感のある塩清湯。
味わいに至ってもビジュアル通りかなりあっさりで、出汁の旨味をじんわり感じる美味しさ。
天然出汁故、洗練されアニマルオフとは思えない旨みが形成されています。
じんわり美味しい一杯。
胡椒が推奨されない理由がよく分かる味わい。
そして一味唐辛子が推奨される理由も、唐辛子をかけてみると非常に分かり面白い。

麺は中細ストレート。
伸びやすい麺ということで、美味しく食べるなら速やかに!が鉄則。
パッツン系ではなく、程よい柔さがグッド。

バラチャーシューはそれなりの美味しさ。
肉からは、脂・旨味がスープに溶け出していると思うので、スープ本来の美味しさを存分に楽しむなら、チャーシューはあまり入れないほうがいいかも。
白髪ねぎ醤油らーめん(旨辛)

こちらは出汁を「旨辛(+20円)」に変更した醤油らーめん。
醤油の旨辛出汁は徳栄軒で一番人気らしい。

醤油スープも塩同様に洗練されている印象が強く、醤油の香りが見事に引き立ち美味しい。
濃い派・こってり派には推奨できないほどの淡麗あっさりスープです。
さらに旨辛の辛み成分がスープの奥の方からじんわり体内に広がり、体をほんのり熱くさせてくれます。

リズミカルにテンポ良く麺を啜っていけるのが徳栄軒さんの特徴。
地元の人にも、観光の人にもオススメできる一杯を堪能しました。
【杯数限定】肉そば

こちらは2022年の1日15食限定の「肉そば」で通常のラーメンは「支那そば」となります。
トッピングはチャーシューめんま・ネギ。
円形に並べられたチャーシュー群が、人気店である「喜多方ラーメン 坂内」を彷彿とさせます。

肉そばのスープはキリッとしている中でも甘みがあり、出汁の下支えが生きた美味しい口当たり。
そしてキリッとしていながらも醤油の鋭さは抑えて、柔らかな旨味を醸成している。
チャーシューの旨味もスープに溶け出し、醤油支那そばとしてハズレのない美味しさ!

支那そばの麺は、細すぎなく中細で適度な太みを持たせている。
スープ量と麺量のバランスも良く、思わず頷いてしまう王道的な美味しさ。


肉そばだけに「チャーシュー」は美味。
旨味が染み込んだ豚バラは、予測通り柔くてジューシーな肉汁が溢れる印象。
スープにも肉の旨味成分が溶け出し一石二鳥。やっぱバラ肉は美味いよね!
ネギとコリコリ食感のメンマも名脇役。美味しい支那そばでした。
冷やしだしらーめん

コチラは夏季限定になるかもしれません。
冷製の和風だしスープに浸かった麺を食す一杯。
トッピングは別皿で刻みネギ・メンマ・和布・半味玉・豚・ミニトマト・檸檬・大葉の構成
希望があれば揚げ玉を頂けます。

油不使用の和風だしに浸かった麺は、適度な歯応えがあり純粋に麺を楽しむならもってこい!
どこかしら日本蕎麦っぽい感覚はありながらも、ラーメンの領域からはみ出さない絶妙な出汁感ある味わい。
油分を増幅させるには別皿で揚げ玉を頂くのがマスト。
トッピング類を合わせても美味しく、優しく・コクあり・品もある上質な一杯でした。
ごちそうさまでした。