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【MENYA OKIBI@甲府市】美容室が運営母体の清潔でオシャレなラーメン店

今回は甲府市徳行に2024年11月22日にオープンの【MENYA OKIBI(メンヤ オキビ)】さんへ。

コンセプトは『昆布水つけ麺と鶏らぁ麺のお店』。水面下で着々と準備が進められ、スタイリッシュなラーメン店が爆誕!

かつては【焼豚食道】【麺屋 はな道】【藤原製麺所】とラーメン屋が数多く入れ替わってきたウェルネスゾーンのテナントの一角。絶対的に家賃が高いのは目に見えるが、それを凌駕する売上・適切な減価率を目指す事が長期でお店が繁栄するポイントなのかなと。

お店の運営は株式会社トーラスリンク。なんと運営母体は甲斐市の美容室!ラーメンにオシャレを掛け合わせたファッショナブルラーメン店。オシャレなあなたもラーメンで更に素敵になろう!!

麺じい
麺じい

店で髪切ってくれへんかな?

簡単にOKIBIの紹介

店名:MENYA OKIBI

住所:山梨県甲府市徳行2-8-15 ウェルネスゾーンA14

最寄駅:なし

電話番号:不明

営業時間:11:00〜15:00 17:00〜21:00

定休日:水曜

SNS:Instagram

※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。

場所はウェルネスゾーンの右側エリア

MENYA OKIBI
MENYA OKIBI

お店の場所は甲府市徳行2丁目。

甲府市の人気大型グルメスポット『ウェルネスゾーン』のA14区画に店を構えています。これまでラーメン店を営んできた正面中央のテナントだと思ってたら全然違って、ウェルネスゾーンの右側の店舗群にあります。旧店舗は『串兼』で隣には『チョコザップ』。

麺じい
麺じい

チョコザップのみんな!運動後は完全栄養食のラーメンやで!

かわいい表札
かわいい表札

外観からはラーメン店感は感じにくいけど、店前の表札や紙媒体のメニュー表があるので、近くに来ればラーメン屋さんなんだなと認識できるはずです。店前には可愛いデザインの表札が掲げられています。

メニューは『つけ麺』推しで『ラーメン』もオススメ

紙媒体のメニュー表
紙媒体のメニュー表
券売機
券売機

店内に入ると大型の券売機があり、まずはココで食券を購入してから店内へ進みます。店内満席時(行列時)の食券購入タイミングは、お店からのガイドがあると思うので、特になければ先ずは外に並ぶことから始めましょう。

お店のメニューラインナップは『昆布水つけ麺』『鶏らぁ麺』の醤油と塩の構成。鶏を主軸に出汁を取った現代的な一杯を頂く事ができます。ご飯物も充実しています。

通常つけ麺の麺量は茹で前200g。ラーメンの麺量は140gとなります。

2名テーブル席
2名テーブル席
テーブル席
相席もある8名テーブル席
カウンター席
カウンター席

店内の座席配列はL字の5名カウンター席・2名テーブル席×2・相席もある8名テーブル席の合計17名収容可能となります。

写真を見ても分かる通り、店内はコンクリート打ちっぱなしの空間で無機質な質感ぽく感じるが、照明がかなり明るく柔らかい空間。勿論清潔感もありオシャレ感もあり流石美容室運営の会社だ!

お店のこだわり
お店のこだわり
昆布水つけ麺の食べ方
昆布水つけ麺の食べ方

お店のこだわりと名物昆布水つけ麺の食べ方。

特に鶏や醤油らの銘柄の記載はないが、大まかにどんな食材を使用しているかや、簡単な製法の明記がありました。また昆布水つけ麺の食べ方の表記もあります。山梨県内でもしっかり認知が上がってきた昆布水つけ麺の食べ方を改めて丁寧解説してくれています。

調味料類
調味料類

調味料は藻塩・黒七味・白胡椒。特に藻塩は昆布水つけ麺に適応するマストアイテム。個人的にはレアチャーシューに軽く振りかけるのもオススメです!

お店はオープン期間という事もあり5名ほどのオペレーション。店主さんをはじめ皆さん礼儀正しく誠実な印象。女性おひとり様でも力を抜いて食事をできそうな空間です。

昆布水つけ麺

特製昆布水つけ麺 塩
特製昆布水つけ麺 塩

まずはお店の一番オススメと思われる特製昆布水つけ麺の塩をオーダー。

トッピングは低温調理の鶏・豚チャーシュー・レモン・かいわれ・メンマ・味玉。つけ汁側にネギとなります。しっかりお盆に乗って提供されました。

シンプルで美しいつけ汁
シンプルで美しいつけ汁
平打ちの弾力ある麺
平打ちの弾力ある麺

つけ汁は透明感のある淡麗系。麺は全粒粉の入る平打ち太麺。麺は自社開発した麺を製麺屋に依頼して量産してもらった特注麺。予めプレーンな昆布水に浸っており、まずは藻塩を軽く麺にふりかけて啜ると、小麦が立ち込めて麺本来の美味しさを適度な塩みと共に頂けて美味しい。

麺の弾力がしっかりしていて存在感がすごい。麺単体でしっかり美味しいです。

柔らかな旨みのつけ汁
柔らかな旨みのつけ汁

つけ汁を纏わせて麺を啜ると、思いの外優しく頂きやすい口当たり。鶏と蛤を主体として出汁を取り藻塩を合わせた構成のようだが、塩みはかなり柔らかく鶏や蛤特有のインパクトは、バランス感重視にしているのかやや抑えめ。

香味油は貝油なのか鶏油なのか。貝の出汁に鶏油を入れるとかなり鶏感が強まってしまうので貝油なのかな?塩みより甘みの強度が勝る印象でオイリー感。個人的にはつけ麺らしくつけ汁には鋭めのインパクトがあるとなお嬉しいかな。

低温調理チャーシューとメンマ
低温調理チャーシューとメンマ

チャーシューは鶏むねの真空低温調理と豚肩ロースの吊るし焼きのコンビネーション。共に全く臭みなく下処理も立派で、美味しく調理されている。鶏はしっとり柔らかく、豚は優しく上品な優しい旨み。吊るし焼きというと燻製系の香りがメジャーだが、燻製の香りは皆無で自然派と言うに相応しいような優しく美味しい豚でした。、

味玉
味玉

味玉は、かた茹での黄身濃厚スタイル。

つけ麺は最後にスープ割をオーダーすると鰹本枯節出汁を頂けます。個人的にこの出汁で割ったスープがお気に入りです。忘れずにスープ割りまで楽しみましょう。

鶏醤油らぁ麺

鶏醤油らぁ麺
鶏醤油らぁ麺

コチラは鶏醤油らぁ麺。通常のラーメンとなります。

トッピングは2種チャーシュー・かいわれ・白髪ネギ・メンマ。

スープ
醤油の香り引き立つスープ

醤油スープは挽肉からスープを取っているとの蘊蓄だが、肉だけで贅沢にスープを引いているの?嘘でしょ?こだわりを拝読するとそのような文面だが、流石に骨から抽出しているよね?

スープは甘味先行型で、中盤からは醤油の香りが立ちます。完全に現代派!ネオクラシック系なるスープで美味しい。やや甘みが強いが、塩み・厚みもバランスが良く安定した美味しさで推移するスープです。

中細麺
つけ麺の麺とは違う中細麺

ラーメンの麺はつけ麺とは違い中細麺。

つけ麺の麺よりは幾分か歯切れが良くスープの絡みも良い。豪快にズルズル啜る事で鼻に抜ける醤油の香りが印象的で、更に美味しくなります。都内のラーメン店ではこの類の一杯は時折見ますが、山梨ではあまり多く無い印象の一杯です

鶏塩らぁ麺

鶏塩らぁ麺
鶏塩らぁ麺

コチラは鶏塩らぁ麺の着丼です。

通常のラーメンは2種のチャーシュー・かいわれ・白髪ネギ・メンマが乗ります。

黄金色スープ
黄金色スープ

スープは黄金に輝く透過度の高いもの。鶏出汁にはまぐりを掛け合わせた仕様。

主軸は鶏ではまぐりの美味しさはアクセントとして愉しむ形。まろみがあってどこかしらお酒を配合したようなスープにも感じる。優しい中でも適度なインパクトがあり、あっさりしているんだけど満足度高し。

滑らかさ感じる麺
滑らかさ感じる麺

麺は滑らかさがありスープとの調和性も良い印象で美味しく頂きました。

美味しく頂きました。個人的には『昆布水つけ麺』よりは『醤油らぁ麺』と『塩らぁ麺』の方が一杯としてのバランスが好みでした。初回は僕たち4名での訪店でしたが、『昆布水つけ麺の塩』が一番と言う人もいれば『塩らぁ麺』が一番と言う人もいました。好みは人それぞれ。あなた好みの一杯を見つけて下さい。ごちそうさまでした。