今回は山梨県甲府市丸の内に、2023年11月3日オープンの【ラーメン豚彦 甲府駅前店】さんへ。
豚彦と言えば、【ラーメン豚彦本店】さんがありますが、コチラの2号店と言う事になります。
運営元は【大黒家】などを展開する「ダイタリビング」。ラーメンを扱う飲食店事業は、「大黒家 昭和本店」「大黒家 甲府駅前店」「東京 油組総本店 甲府組」「ラーメン豚彦」「焼売のジョー」等。多くが他会社との提携と言うか、被プロデュース事業での展開がメインとなっている所かと。
豚彦は都内中心に躍進を遂げる【豚山(リンク先は中野店)】を運営する株式会社ギフトのプロデュース店とされています。都内でも数ある豚山は繁盛している店が多く、山梨でも今後も支持されるお店になると感じています。
お店のスタイル・メニューそっくりやな
ダイタリビングでは、以前までは【濃厚つけ麺 善之介】を営業していたが1年持たずに閉店。今回のオープンはそれなりに実績のある豚彦の2号店と言う形で再起をかけます。申し訳ないが、個人的に善之介は厳しいとオープン当初に感じていた部分はあったのですが、豚彦であれば美味しさ・客層を見ても安泰だろうと感じています。
個人的にも期待できる豚彦の今後にも大注目!
若者の胃袋ガッチリ掴めるで!
店名:ラーメン豚彦 甲府駅前店
最寄駅:甲府駅南口から徒歩3分
電話番号:055-267-6613
営業時間:11:00〜22:00
定休日:無し
SNS:Instagram
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
お店の場所は甲府市丸の内。
甲府駅南口から徒歩3分で、甲府駅前の平和通り沿いに面しています。
かつての【濃厚つけ麺 善之介】の跡地にそのままオープンという形となっています。
通り沿いからは大変よく目立つ真っ黄色な看板が付いています。
場所柄、若者・学生さんの比率が極めて多い客層。個人的にこの場所への豚彦出店は当たるとは思っています。
店内満席時は外並びになりますが、食券を購入するタイミングは並ぶ前です。お店に着いたら一先ず店内に入って食券を購入してから最後尾に並ぶようにしましょう。
外並びの最後尾の人には、「コチラが最後尾です」と書かれたミニプラカードを持たされていたが、これはお客さんに負担かかるしちょっと可哀想だったな。
オープン期間は店の前に数多くの祝いの花が並んでおります。
営業時間も昼から夜の通し営業で、ランチ&ディナータイムは比較的混み合いそうな様相。
15:00〜17:00くらいならばスムーズに食べれるとは思います。
そう言えば小さな丸看板も善之介の頃は「善」と表記。今回は「豚」となっていて、なんだか可愛い看板。
なお、駐車場の完備はありません。
未確認ですが、善之介時代よりやっていたサービスとして、付近のダイタ駐車場の駐車券を提示する事で、30分無料のサービス券を頂けるのではないかなと思います。混雑時は駐車時間30分を超える可能性はあります。
また平日の17:15以降か平日以外の日であれば、甲府市役所の駐車場が1時間無料で駐車できるのでオススメです!
このサービス終了しとったらSNS等で教えてな!
店内に入って券売機で食券購入をします。
支払いは現金の他にもキャッシュレス決済にも対応しています。
メニュー構成は甲府昭和の本店と同じスタイルとなっており、「ミニラーメン」「小ラーメン」「大ラーメン」とサイズ感レパートリーがあり、豚を豪快に乗せた「ミニぶた」「小ぶた」「大ぶた」があり、汁なしにも変更ができます。
座席に着いたら食券を提示。そのタイミングで早速「ニンニク入れますか?」の質問。二郎・二郎系は基本的に提供直前で「ニンニク入れますか?」の質問が入るが、豚彦2号店は食券提示時とかなり早い。
店内の構造上、厨房が奥まった場所にあるので、お客さんのコールを聞いて瞬時に盛りを調整する事が難しい。よって、事前に(食券提示時)にコールを聞いているようです。
コールの返し方は上の写真の注文方法を参考に。
スムーズにコールを返すなら、着席前にコール内容を決めとった方がええかもな
水はセルフサービス。
善之介時代のシステムを踏襲し、カウンター座席にドラフトタワー(サーバー)が設置されており、席を立たずに水を注ぐ事が可能。
調味料類はカエシ・お酢・唐辛子・胡椒が設置。
ラーメン作り・回転の早さは甲府昭和と遜色ない感じです。山梨県の駅前に二郎系のお店って無いからなんだかワクワクするね。重複するが店の雰囲気・ラーメンの形態を見ていると、このお店は当たりそうな気がする…
ゆきはんの予想は結構当たる事多いでぇ 知らんけど
着丼です。
甲府駅前店の初訪店ではオーソドックスに小ラーメンをオーダー。トッピング追加に白髪ネギ。下の写真はスタンダードな一杯で野菜も普通、双方コールはニンニクのみ。
オープン直後はキャベツ微配合だったが、2024年7月にはもやしのみとなっていた。のヤサイの盛りは普通で丁度いい感じ。多くもなく少なくもなく。
そして追加トッピングの白髪ネギは自分の観念の中にある白髪ネギとは大幅に違う仕様。これも白髪ネギなんだな…と。しかもスタンダードな味付けの感じではなく、ピリ辛和えのような味強めのスタイル。あぁ、これはスープ純正の味を変えてしまうじゃないか…失敗したぜ(涙)
スープのファーストコンタクト。
勿論豚の旨みがスープに乗った乳化スタイル。白髪ネギTPでは案の定ネギの辛味成分がスープに広がってしまい、スープの色合い微妙に赤がかってしまった。そんな中でも本来のスープの味は窺うことはできて、マイルドではありながらも中毒性のある旨みがスープに表れていて美味い。
個人的には少しばかりのカエシを追加投入して、ショッパウマ形態の豚彦スープを創作。序盤は軽快に飲み進めれるが、終盤は化調由来の塩っぱさのみが際立ってしまう印象。
麺は中太のガッシリ感と軸のある麺。
小ラーメンの麺量は250gで普通のラーメン店の倍近くの麺量ではあるが、比較的楽々食べ切れるレベル。個人的な経験から言うと一般的な二郎の250g程よりは比較的軽く感じる重量感です。
勿論、麺だけが浮くことなくスープとの相性も良いので、豪快に頬張っていてもしっかり満足できる美味しさ。
豚は厚切りのバラでスープに浸すことでジューシーで美味しくなります。
勿論直系二郎らと比較をすれば、豚のスタイルは全く違うので二郎系と言えるのか?論争があるかもしれないが、個人的にはコレはコレでいいのかな?…と。なんだか甲府昭和よりジューシー感が強めに感じて、厚みもあるように感じて、油っぽさはあるけど食べ応えあって美味しかったです。
美味しく頂きました。豚彦は甲府昭和の1号店時代より入りやすい・食べやすい。そして殺伐とした印象の残る二郎系店舗の中でも初心者・女性にもオススメ出来ると考えていましたが、今回の新店舗もその辺オススメできます。土地柄、学生さんも多いので、ドキドキの二郎系デビューを豚彦からスタートしてみる人も多そうです。ごちそうさまでした。