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【ケパサカフェ ポップアップラーメン@笛吹市】不定期営業の予約制ラーメン店

今回は常時営業しているラーメン店ではなく、間借りのお店でオリジナルのラーメンを独学で開発して販売しているラーメンを紹介します。

お店は笛吹市の『ケパサカフェ』にて不定期で限りある杯数のラーメンを提供しています。名称は『ポップアップラーメン』。ここでラーメンを販売されている方はケパサカフェに関係する若手職人。私『ゆきはん』との出会いは2024年に開催したラーメンオフ会『あ!麺トーーク』にて。

その出会いから、店主さんが運営するポップアップラーメンで2024年10月開催時に都合が合い訪店が実現。

なお、コチラのお店でラーメンを頂くには、店主さんのインスタをフォローし、開催要項が発信された際に申し込む仕組みです。上のインスタが2024年10月開催の要項となります。

ちなみに現在はケパサカフェでポップアップラーメンを不定期開催しているが、今後は2024年11月あたりで、系列店の「焼肉麒麟児」が甲府市中央へ「イタメシヤ麒麟児」となり移転リニューアルオープンを果たすため、そちらの方でポップアップラーメンをやる可能性も示唆されていました。今後も彼の取り組みに注目です!

麺じい
麺じい

開催も完全に不定期なんやで!

簡単にケパサカフェの紹介

店名:ケパサカフェ ポップアップラーメン

住所:山梨県笛吹市石和町唐柏586-2

最寄駅:石和温泉駅より徒歩48分

電話番号:055-263-8700

営業時間:不定期 SNSを参照

定休日:不定休

SNS:Instagram

※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。

場所は石和町唐柏の住宅も多い通り沿い

ケパサカフェ
ケパサカフェ

お店の場所は笛吹市石和町唐柏。

車の通り沿いにあるが、住宅も多いエリア。ガーデニングセンター やまだ(旧 山田園芸)の通りにあります。

外観はカフェっぽいと言うか、異国の料理屋さんな雰囲気。

夜は怪しげなライトアップ
夜は怪しげなライトアップ
看板
看板は見慣れない文字列に異国のお店を想像

お店の看板だけ見れば、日本の方が入るには少し緊張するような異国情緒溢れる雰囲気。因みに『QUE PASA?』とはスペイン語の気軽な挨拶を意味し、英語で言うところの『what’s up?』みたいな挨拶のようだ。

そんな異国感あるお店だが、お店の運営は日本の方で、従業員さんも皆温かいので安心。

なお、駐車場は店前に5台ほど。お店から少し離れた場所に第二駐車場も完備しているので、どうしても駐車できない場合はお店に第二駐車場の場所を聞くと良いでしょう。

営業案内
店頭ガラスの営業案内

ポップアップラーメン営業日には店頭が窓ガラスにこのような案内が掲示されると思います。

今回の参加は満席御礼となっていました。知名度が上がってこの展開が続くといいな!

メニューはこだわって作り上げた1種類のラーメン

メニュー表
メニュー表

店内に入り席に案内され着席。

そしてこの日のメニューとなるラーメンは写真の通り「特製淡麗煮干しそば」の1種類。味は醤油と塩が用意されています。カフェらしくコーヒーやケーキなどもあるので、ラーメン食べてコーヒーで一息付くことも可能。

店内雰囲気
店内雰囲気
カウンター席もある
カウンター席もある

店内は広く様々な座席(テーブル席・カウンター席)が用意されている。店主さんのワンオペと思いきやお姉様方2名もホールを担当する万全な体制。皆様感じが良く限定的な店開けと言えどもしっかり営業を頑張っていた。

お出迎え体制
お出迎え体制が整えられたテーブル

テーブルにはランチョンマットが敷かれお出迎え体制が万全となっていた。

オーダーをしたらそれほど待たずに着丼となるが、あらかじめ別皿で柚子果汁と生姜オイルが提供された。これらはラーメンを食べる途中からの味変アイテムとなります。

特製淡麗煮干し蕎麦 塩

特製淡麗煮干し蕎麦 塩
特製淡麗煮干し蕎麦 塩

着丼です。

煮干しにフォーカスした一杯です。

トッピングはチャーシュー・なると・味玉・青菜・穂先メンマ・お揚げ・アーリーレッド。上述した別皿提供の味変調味料も後ほど使用します。

煮干しスープ
うっすら濁りある煮干しスープ

スープは淡麗系と言えどもうっすら濁りある仕様で温度管理はアツアツ。煮干しを主体としたアニマルオフスープとなっており、濁りは煮干しの成分によるものと推察。動物系不使用でありながらも、それを疑うかのように旨みの形成はしっかりとしている。

塩みも適度でラーメンとして抑えるべきところは抑えている。煮干しの感触としてはビターになりすぎず親しみやすい癖のないテイストで美味しい。特に香味油の膜は多めに感じ、このオイルが甘みを増幅させて特徴・個性を形成している印象。

太めのピロピロ麺
太めのピロピロ麺

麺は福島県喜多方市にある『蘇我製麺』の太麺。

恐らく手揉みも施しているかと思うが、俗に言うピロピロ麺で多加水でもちっとうねりある麺で、スープとの絡みも良い。近年淡麗系に手揉み太麺を合わせるお店もトレンドとしてある中で、コチラのラーメンもアンバランスな出来栄えになる事なくしっかり一体感もあって美味しい。

扱う素材などは東北産のものが多く、モダンの見た目だけどクラシックな味わいが良い!

白金豚
チャーシューはブランド豚の白金豚

チャーシューは岩手県産ブランド豚の白金豚(はっきんとん)のロース。

適度な食感にジワリと溢れ出る甘みと旨み。味わいは肉本来のポテンシャルに委ね、シンプルに低温調理を施した印象。じっくり噛み締めて頂きたい逸品である。

お揚げ
フワフワのお揚げが乗っている

意外なトッピングとして、お揚げが乗っている点が挙げられる。このお揚げが超絶フワフワで美味い!このようなお揚げってあまり食べたことがない感覚でしたが、ラーメンにお揚げが合うんだなぁと認識しました。

お揚げの構成としても東京都世田谷区南烏山は芦花公園にある【中華蕎麦 きつね】を思い起こさせる内容となっている。

味玉
味玉
穂先メンマ
穂先メンマ

味玉・穂先メンマも美味しい。

なお、途中から味変調味料として『柚子果汁』と『生姜オイル』を使用しますが、個人的には生姜オイルがオススメ!どちらもスープ表面に垂らすのではなく、レンゲに掬ったスープに垂らしたい。特に柚子果汁はスープの構成がかなりさっぱりとする(ガラリと変わるので)、スープ全面に垂らすのではなくレンゲの中に垂らして楽しむことを推奨します。

ラーメン後の旨いコーヒー
ラーメン後の旨いコーヒー

食後には『ラーメン後の旨いコーヒー』をアイスでオーダー。

旨いラーメン食べて、旨いコーヒーで締める!良いひとときでした。因みにマスターともこれまで何度も話しましたが、お店の実店舗化は現在考えていないようですよ。勿論ラーメン好きなお客さんはそこを望む方が多いのですが、ご自身のペースでこだわりとコンセプトを持ったラーメン展開をこれからも頑張っていって頂きたいなと思いました!ごちそうさまでした。