今回は山梨県の名店中の名店、「中華蕎麦 うゑず」さんの夜営業の二毛作営業の紹介。
うゑずさんと言えば、千葉県松戸の日本一のつけめん店の称号を持つ「中華蕎麦 とみ田」富田店主の一番弟子の上江州店主の店。「とみ田イズムを完全継承」したつけ麺・ラーメン店となります。
カップラーメンも販売を始めるなど、その知名度は全国区になっています。
![](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2023/12/うゑず 2023-12-160x160.jpg)
![ニューオープン](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2022/06/f20d9e2edf952a87537123b13f45243f.png)
そんなうゑずさんが、2022年6月4日の土曜の夜営業から始めたのが「二郎系インスパイアラーメン」の提供。
屋号は「Wez Noodles(ウエズヌードル)」。上江州店主さん約5年ぶりの夜営業は並々ならぬ気合が入っている模様です。同じ屋号で違う形態のラーメン提供する二毛作営業。うゑずのセカンドブランドとして動き出しました。
曜日ごとにコンセプトが違い、『月曜・火曜・木曜は淡麗寄りの醤油ラーメン・つけ麺』、『金曜・土曜はG系ラーメン』を提供しています。
お店側は『二郎系ラーメン』とは謳っておらず『G系(ガッツリ系)ラーメン』と謳っています。
師匠の富田氏もお膝元千葉県と東京駅に、直営店となる二郎系インスパイアの「ラーメン雷」を4店舗ほど展開しているため、この辺りのアドバイスなども頂いていると思われるので期待度は相当高い。
![雷そば](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2020/08/IMG_3746-2-160x160.jpg)
ウエズヌードルがスタートしてからラーメンのブラッシュアップも勿論、営業形態も進化してきました。
そんなラーメンの情報など細かく記載していきます。
![麺じい](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2019/12/35a39bde2e78b8fe735f64eae43e5c82.png)
地元など、常連さんが来やすいシステムでスタートや!
店名:Wez Noodles(ウエズ ヌードルズ)
住所:山梨県中巨摩郡昭和町清水新居59-1サンシャイン平岩103
電話番号:055-287-8894
営業時間:18:00~21:00
定休日:水曜・日曜
SNS:Twitter
SNS:Instagram
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。最新の最も確実な情報は「うゑず」さんのSNS等をご確認くださいませ。
![Wez Noodles](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2022/06/IMG_9313-2-scaled.jpg)
![貫禄あふれるうゑずの看板](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_38271-scaled.jpg)
お店の場所は中巨摩郡昭和町清水新居の「スターバックスアルプス通り店」の向かいでアルプス通り沿い。勿論、中華蕎麦うゑずと同店舗となります。
なお、うゑずの白暖簾は店内に下げたまま、夜営業オープン時は暖簾がかかりません。
![ホワイトホイール](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_38411-scaled.jpg)
入り口横に雰囲気のあるホイールが置かれており、コチラが夜営業のマスコット的存在?かもしれません。
なお、よる営業開始当初は日中同様に予約が必要でしたが2024年3月現在は予約はせず店頭に並んだ順に入店できる様になりました。急遽ラーメンを食べたくなった際に予約なしで入れるのは嬉しいですね。
![駐車場の場所](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2022/06/IMG_9291-scaled.jpg)
駐車スペースは店前に3台・スタバ裏の100m程離れた場所に4台駐車可能(11番・12番・13番・14番)。お隣パチンコ店や近隣への駐車は厳禁。複数人で来る際は乗り合わせて来る事推奨です。
![券売機](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_38301-scaled.jpg)
店内に入るとまずは券売機があるので食券購入から進めます。上述した通り、曜日に応じて提供するラーメンが変わってきます。(上の写真はG系のメニュー)
ラインナップは二郎系インスパイアの『WEZラーメン』『つけメン』『スープオフ(汁なし)』となり、豚マシもある。
麺量は茹で前小で150g・並で250g・大で350gとなる。一般的なラーメン店の麺量は概ね小サイズと同じくらいなので、少食の人はまずは小サイズから行くのが良いでしょう。
![オススメ商品](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_3829-scaled.jpg)
![トッピングの種類](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_38312-scaled.jpg)
トッピングの豊富さもお見事。この辺は随時変更がかかる部分でもあるので、訪店した際に確認しよう。
自分のお好みの一杯を見つけるという観点からも、さまざまなトッピングをオーダーする事で更に美味しくなるでしょう。特にウエズヌードルさんは肉が美味いので肉系のマシはマストかもしれない。
もしくはご飯類もあるので、麺&ご飯で腹ペコを満たすという手も大いにアリです。
![待ち時間](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_3832-2-scaled.jpg)
![昼営業では百名店](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_38332-scaled.jpg)
オーダーをして着席したら、あとはカウンター席(全12席)で待つのみ。
店内BGMは『うゑず』とは違い、日中とは違った感じの曲が流れているため、少しばかり「ウエズ アンダーグラウンド」という独特な雰囲気が流れている。2024年になると夜営業の営業日数も増えるなど、ここ数年で嬉しいことにうゑずさん触れる時間が増えたのもお客さんとしては嬉しい限りです。
![WEZヌードル 2024年3月](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2024/02/ウエズヌードル-scaled.jpg)
![ラーメン 2022年6月時](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2022/06/wez-scaled.jpg)
![](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_38362-scaled.jpg)
うゑず営業とは違うシンプルな黒丼で着丼。
サイズは小サイズでオーダー。トッピング類は豚・もやし・トップに刻みにんにく。これはベースメニューの「ラーメン」で、全の盛りがデフォルトです。野菜の盛りの参考にしてください。
![ラーメン 並250gの豚マシ](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_38342-scaled.jpg)
上のラーメンはさらに麺量の多い250gの並サイズの豚マシ仕様。
このくらいになると盛りがエグいことになり少食の人には食べれないほどのサイズ感となる。でも旨そう。
![乳化の豚スープ](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_38371-scaled.jpg)
待望のスープをゴクリ。オープン当初から変わらぬ乳化豚スープで旨味も濃厚。
やや塩分濃度が強め&アブラの甘み旨味も重なり、劇的な塩っぱ美味さにもなる。
個人的に二郎系は、醤油のキレが強い非乳化が大好きだが、このギンギン乳化スープもかなりのキレと旨味インパクトを表現し、記憶に残る様な美味しさ。上江州さんの師匠の直営店「ラーメン雷」のスープの雰囲気も絶妙に醸し出しているが、味わい的にはオンリーワンの独自性がある様に感じた。
![極太麺](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_3839-2-scaled.jpg)
例の如く「麺」は極太の二郎系仕様。
以外にも顎を酷使するほどの硬さは皆無。複数の小麦をブレンド使用していて、どちらかと言うと柔らかめで麺の歯切れも相当良い。見た目は迫力満点!食感は麺が単独で目立ち過ぎない存在感なんだが、その分スープとの一体感がかなり強く感じる傑作麺。
直系二郎・他インスパイア店と比較してもインパクトは強めで食べ応えのかなりある一杯となります。
![生玉子](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2022/06/IMG_9327-3-scaled.jpg)
追加オーダーした生玉子を使って、すき焼き状に麺を絡めて豪快に啜る。
こりゃーうめぇーや!塩っぱウマな麺にトロトロ生卵を和えるだけで、更に中毒性ある美味しさに昇華!
体感的にこの乳化スープと生玉子の相性は相当グッド。
![麺じい](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2019/12/35a39bde2e78b8fe735f64eae43e5c82.png)
既存の二郎&二郎系のラーメンと生玉子の相性を越えてる気がするで!
![肉も文句なしに美味い!](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_38381-scaled.jpg)
豚は山梨のブランド豚「桃源ポーク」を変わらず使用しているのかな。
正直夜営業開始当初の豚は少しばかりパサつきがあって物足りなかったが流石名店。直系・インスパイア店の様な岩石状のようなデカ豚ではないものの、比較的厚く仕込みの丁寧さも相まって肉の旨みがすごい!めちゃうま!昼営業のメリットが夜営業にも伝わっておりこれは嬉しい。
![つけメン 2024年5月](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2024/06/0c2c5e2bc015d13f6bfc848598baf7ed-scaled.jpg)
コチラはG系メニューのつけメン。旨ネギ&スモークコロブタの組み合わせトッピング。
![ウネリのある太麺](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2024/06/IMG_59931-scaled.jpg)
![甘ウマで豚効いたつけ汁](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2024/06/IMG_59972-scaled.jpg)
麺は自家製のウネリ効いた平打ちの太麺。
昼営業のつけめんの麺と比較したら小麦の香りは抑えてあるが、麺作りも流石のプロフェッショナル。艶やかでみずみずしい麺は、食感も適度に柔らかく甘味先行型の豚効いたつけ汁にしっかりマッチ!
![豚は適度に厚い](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2024/06/IMG_59991-scaled.jpg)
豚はやや大判なサイズで食感も少しありながら、ジューシーな旨みがジュワっと溢れる激ウマ仕様。少しずつ肉を齧りながら麺とつけ汁を合わせながら食べる事で、劇的ジューシーウマウマつけ麺として成り上がる!にんにくと合わせると間違いなく旨みアップ!
独自路線を行く二郎系だがこの一杯には感動。山梨県内では頭ひとつ抜ける『ふえ郎』と双璧をなす存在になりそうだ!
![醤油ラーメン](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2024/05/e3197bf99c4573160c91996b0d66e579-1-scaled.jpg)
![醤油ラーメン サイドアングル](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2024/05/IMG_51343-scaled.jpg)
コチラは月曜・火曜・木曜日に提供している『醤油ラーメン』。
従来のうゑず・夜の二郎系の流れからは最も路線の違う一杯に感じます。
トッピングはチャーシュー・青ネギ・メンマ。
![コクウマスープ](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2024/05/IMG_51371-scaled.jpg)
スープは豚主体かな?綺麗な豚清油仕様なスープで、幾分か中毒性を帯びたコクウマスープ。
豚の扱いにおいて、プロ中のプロの店主さんにおける店主さんの会心の一作!口当たり柔らかく味の輪郭のはっきりした動物の旨みがガチッと効いて美味いスープ!個人的には豚清湯系は最高に好きなので、満足満足!
![豚清油の中太麺](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2024/05/IMG_51392-scaled.jpg)
豚清湯の麺は中太の姿勢正しくしっかりしたストレート麺。
麺の存在感がだいぶしっかりしていて、スープの濃密な旨みをしっかり持ち上げスープ共々美味しい。
![](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2024/05/IMG_51382-scaled.jpg)
薄切りのチャーシューは中華蕎麦 うゑずの伝家の宝刀のチャーシューの如く旨味の染み込み・舌触り・最後の風味ともに抜群に美味しい。ラーメンだけでなくご飯の上にも乗せて食べたくなるほど。
![肉玉スタミナご飯 小](https://ore-ramen.com/wp/wp-content/uploads/2024/02/IMG_38401-scaled.jpg)
コチラはご飯類の『肉玉スタミナご飯』の小サイズとなる。
空腹時に見たら暴れ出してしまいそうな程の美しすぎるビジュアル。もちろんその旨さも絶品。豚の旨み・ネギのアクセント・濃厚卵黄の旨みブースト。全てがガッチリ融合して美味しいご飯となっています。
元々定評のあった「うゑず」の夜ラーメンですが、この手のラーメン括りの中ではかなり独自性がありながらも、クセになるような抜群の旨味が溢れ出たラーメンでした。また食べたいなぁ。ごちそうさまでした。