今回は東京都練馬区東大泉に2025年7月22日にオープンした【麺亭 英(めんてい はなぶさ)】さんへ訪店。
コチラのお店は三鷹の百名店である【ラーメン 健やか】さんにてかつて店主を務められていた方の独立店となります。
商品を見るだけですぐさまカメラに収めたくなるような圧巻な一杯を拝めます。
オープン期間はつけ麺オンリー。落ち着いてきたらラーメンも提供する模様です。

健やかを彷彿とさせる麺線が拝めるんか!
店名:麺亭 英
最寄駅:大泉学園駅より徒歩12分
電話番号:不明
営業時間:11:00〜15:00
定休日:月曜・木曜
SNS:X
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。

お店の場所は東京都練馬区東大泉。最寄駅は大泉学園前で駅から徒歩12分とまぁまぁ歩くことになります。
少しばかり人通りの少ない道沿い(東映通り)に英さんはあります。外観はラーメン屋さんとは分かりにくく、重厚感ある扉で近寄りがたい雰囲気。暖簾や大看板等はなく、初見さんはラーメン屋さんとは思わなく、オシャレなBARと思う人もいるかもしれません。

ラーメン屋さんぽく見える要素は扉の横にある表札。麺亭と書いてあるので、ラーメン屋さんか蕎麦屋さんかといった推測ができそう。


店頭にには数多くの名店からの祝いの花。向日葵・YAMATO・晴心・つきひ・麺壁九年など。
ラーメン通な方であれば、店頭の祝いの花を見ただけでテンション上がるはず。

店内に入り先ずは着席。券売機は無し。
座席に座ったら卓上にあるQRコードを読み込んで、リンク先にメニューの注文ページがあるので、好みのメニューを選んで送信ボタンを押したら受注が完了する流れとなります。


オープニング時のメニューは、つけ麺と特製つけ麺の2種類。落ち着いてきたらラーメンもメニュー入りするそう。もちろん特製はトッピングが豪華になります。アルコール類もあります。

店内は、L字のカウンター9席。コンクリート打ちっぱなしで、シックな色合いの店内。大人のオシャレな雰囲気際立つ空間となっている。

卓上調味料はなく、ランチョンと箸・レンゲ・おしぼりでお出迎え体制がとられている。厨房も広く店員さんも動きやすそう。設備も充実しており、スチームコンベクションまで完備。

着丼です。特製つけ麺をオーダー。
提供時に簡単な食べ方の説明がありました。食後はスープ割ができて、藻塩もおかわり自由。トッピングは鶏・豚チャーシュー・徳島産酢橘・つけ汁側には味玉・肉ワンタン・ネギ。


麺は綺麗に整えられ、ドライトマトが入る昆布水に浸かっています。大きな丼の淵スペースには藻塩が置かれています。
麺は自家製の中細ストレート麺。麺はツルツル質感。適度にコシがあり啜りやすい。昆布水自体はドライトマトでわずかな酸味有り。がごめ昆布ベースで鰹・煮干し・椎茸らで旨みの増幅を狙っています。

特にスタートで、酢橘・藻塩と合わせた時の麺は期待通りの安定の美味しさ。永遠に藻塩で啜れそうです。少し麺が掴みにくい印象。


つけ汁は動物・魚介(貝)も合わせていると思われる醤油つけ汁。旨みの構造がなんとも複雑で想像しても形容が難しい味わい。甘みもあるがビター感もあり、醤油の香ばしさもある。
色々やられていて、多重感ある旨みには感じるが、個人的には味の構成に対して、直感的に旨みビビッと来るような分かりやすい物ではなく、どういう方向性なのかがピンと来なかった点は今後の伸び代部分かなと捉えた。

チャーシューは豚・鶏と工夫が見られた。豚は窯で焼いた風味・薫香があり後味が良かった。

鶏チャーシューの一つは鶏のプロフェッショナルなのかな?と思える『鶏刺し?』のような鶏肉。色味が完全にピンクで不安があったが、弾力があり薫香がうっすら纏って美味しかった。なかなかこういうチャーシューは相当な鶏のプロフェッショナルの店でないと食べる機会がない印象だが、ちゃんと美味しかった。


つけ汁側肉ワンタンは皮がちゅるちゅる。味玉もしっかり濃厚で美味しかった。案外食べ応えのある一杯でした。ごちそうさまでした。