今回は南アルプス市上今諏訪に2024年1月16日にオープンした【麺屋 はな道】さんへ。
コチラのお店は甲斐市に本店を構える【麺屋 はな道】さんの2号店となります。はな道さんの2号店と言えば、2022年に甲府市のウェルネスゾーンのテナントに高速調理を売りにした【麺屋 はな道 2号店】をオープンさせましたが、惜しくも2023年中に閉店。
今度は新たな場所に2つ目のラーメン店を開業するに至りました。
比較的ライトで優しめの美味しい一杯を提供するスタンスはそのまま。
店内もかなり広く、おひとりさまは勿論、友達同士・カップル・家族連れなどの需要にも容易に応えられるラーメン店となっています。
頑張って長続きして欲しいのぉ
店名:麺屋 はな道 南アルプス店
最寄駅:なし
電話番号:055-269-8185
営業時間:11:00〜14:30 17:00〜21:30(1/21まで昼のみ営業)
定休日:水曜
SNS:Instagram
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
お店の場所は南アルプス市上今諏訪。
甲府方面からならアルプス通りを走り、開国橋を渡った後の『上今諏訪』の信号を右折。白根高校南交差点近くで、【旬のお食事 粋】があった跡地に店を構えています。
元々あった建物に新たな看板を施し、一層立派な佇まいになっているので地元の人はその変化に確実に気付いている事でしょう。
通り沿いからは立派な建物・看板と紅白の暖簾が賑やかしを図れており、思わず見てしまうほど。
駐車場も広くて自動車来店でも安心。
店の前にあるアスファルト駐車場には15台弱は停めれる程広い。隣・奥には砂利駐車場もあるが、そちらも駐車可能なら、30台は余裕で停めれるのではないかと言うほどの敷地面積となっている。
オープン期間は店前・店内に数多くの祝いの花が届けられている。
営業中であれば、真っ赤な暖簾と営業中看板が出ているので分かりやすい。
店内に入りメニュー表を拝見。
基本的に南アルプス店も本店メニューを踏襲。
麺メニューは『あっさり』『こってり』『つけ麺』でそれぞれに醤油・塩・味噌があるので、トータル9種のレパートリーとなり、そこに『冷やしまぜ麺』があり、合計10種の麺メニューが基本のラインナップとなります。
ランチタイムは餃子・半ライスがお得!価格は290円(2024年1月現在)となっており、通常でオーダーするより約70円くらい安くなっていると思われます。ご飯類・トッピング類・サイドメニューも充実しています。
メニューをオーダーしてから気付いたが、南アルプス店限定メニューの『辛ネギ味噌』があるではないか…こっちにしたかったな…
南アルプス限定の一杯みたいだが、POPを見ると期間限定と書いてある。もしかしたら季節ごとに限定メニューを出す構想があるのかな?何はともあれ気になる。
最近辛いの相性悪いからやめときや。
店内はかなり広くトータル収容人数も多い。
カウンター席は、磨りガラスで間仕切りした向かい合わせのカウンターで12名分。テーブル席はファミレス以上に広く、各組6名着席可能で複数組収容可能。はっきり確認しなかったが、更に座敷?小上がりもあるみたいだ。
厨房は客席から離れた場所にあり、店内の構造はラーメンレストランのよう。家族連れなども受け入れが容易となっていて、週末は賑わいそうだ。
卓上調味料は、胡椒・唐辛子・おろしニンニク・お酢・醤油・ラー油となっています。
各座席には電子呼び鈴も置かれており、広い店内だからこそのシステムとなっています。
店員さん達もやる気十分!厨房からは男性陣の大きな声が響き渡り、ホールはお姉様方が頑張っている。ウェルネスゾーンのオープン時はオペレーションが滅茶苦茶でしたが、今回のオープンはその辺しっかり修正されている感じがしました。
ラーメンを作るスピードは相変わらず早く、混雑してなかったのもあり5分ほどで着丼。
着丼です。
近年はコテ系多く食べてたので、はな道の原点に帰りあっさりの「醤油はな道」をオーダー。
トッピングは炙りチャーシュー・ネギ・海苔メンマ。なんだか見た目がミッキーに見えてきた。
追加で炙りチャーシュー丼もオーダー。
ラーメンスープはクリアな醤油清湯。浮遊する香味油は鶏油かな。口当たりとしてはかなり軽やかで、優しくあっさりスッキリ。
後半にコク作用が生まれるが、この上品な鶏の旨みが「あと味」の印象として記憶に残る。インパクトという観点では弱いですが、この後解説する濃厚な炙りチャーシューがある事を考えれば、理に適った良い構成だと思います。
メニュー表には「あっさり」は中細麺。「こってり」は中太麺という事で、スープによって麺の種類を変えています。
あっさりの中細麺は、言葉以上に丸みや麺の膨らみを感じる内容。硬くも柔らかくもならず適正な茹で加減で、あっさり優しいスープのも持ち上げも良いと感じます。
立派なのは、麺が独立しすぎる事なくスープから鶏の旨みをしっかり持ち上げている点。
大判のチャーシューは炙り入り豚バラロール。
厚みもあり豚そのものに濃いタレが染み込んだような濃厚チャーシューとなります。
はな道スタイルのこの豚は、人によってしつこいと感じる人がいるかもしれませんが、「バランス」として、あっさり&スッキリしているスープだからこそ、この濃い濃い炙りチャーシューが合うんだと思います。
こってりにこのチャーシューは気が引けますが、あっさりならウェルカムな美味しさです。
シャキシャキのネギと多めのメンマもシンプルだが、ラーメンを楽しませてくれる銘脇役。
途中で胡椒やおろしニンニクを入れても、良い味変材料になるかと思います。
炙りチャーシュー丼の肉も、ラーメンの炙りチャーシュー同様に濃くてさらに香ばしい。
屋台やバーベキューで焼く肉のように、ワイルドで肉々しくてジューシーで美味い!肉の下にはネギとラー油が敷かれており、シンプルだけど中毒性あるウマウマな丼でした。
あっさりの「醤油はな道」とジューシーで香ばしい「炙りチャーシュー丼」の相性はとても良くてオススメです。
今度は辛ネギ味噌食べてみよう。
ごちそうさまでした。