今回は、西八代郡市川三郷町市川大門にある老舗大衆食堂・ラーメン店の明朗軒さんへ。
こちらのお店は市川大門の歴史感じる地域密着型のお店で、優しいお母さんのワンオペで運営されているお店となっています。どうやら味作りは独学のようだが、その味わいに結構なファンがいる模様。
個人的には以前訪店したが、おっちゃん達が満席の中で酒盛りをしていた影響で入れなかったことがあったため、今回はリベンジ戦となります。

念願の初訪店や!
店名:明朗軒
最寄駅:市川本町駅から徒歩4分
電話番号:055-272-3741
営業時間:17:15〜21:00
定休日:火曜
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。

明朗軒の場所は、西八代郡市川三郷町市川大門にあり、最寄り駅は市川本町駅より徒歩4分ほどとなります。

民家や小さい商店などが立ち並ぶ中央通り沿いに面しており、看板などから見るその佇まいは、年季を感じるものとなっています。営業時間は17:15〜21:00と、夕方・夜営業のみ。日により店仕舞いを早くしたりする事もあるので、行きたい時は早めに行った方が良さそう。

営業の合図は店頭の暖簾と置き看板の点灯。暗くなると、その灯りが昭和を感じさせて風情があります。
なお、公式発信では駐車場完備はしていませんが、店前の歩道スペースに車を置いてもいいようなので、大体2台くらいですが車両の駐車が可能になります。

店内に入り着席したらメニューをオーダー。券売機は勿論メニュー表もなく、壁に掲示してあるメニュー札を参考に口頭オーダーをします。
様々な情報を考慮すると、多くの人がオススメに挙げているのが「餃子」です。またラーメンもご飯類も安定して美味いそうなので期待は上がります。

店内はカウンター5席ほど、4名小上がりテーブル×2のレイアウトでコンパクトな店内。BGMはテレビで雰囲気としても昭和にタイムスリップな空間となります。

調味料類は一般的。
調理・配膳はお母さん1人で切り盛り。少しばかりおっとりしてて、少しばかり人見知りっぽそうなお母さんだけど、言葉の受け答えや商品提供時の声かけに柔らかな優しさを感じました。

着丼です。
散々迷い、スタンダードにチャーシューメンをオーダーしました。チャーシュー・ネギ・なると・海苔とシンプルなトッピング。

スープは色艶のいい醤油スープで、町中華と言うより大衆食堂系の出汁効いた醤油という印象。ファーストコンタクトでは甘みを感じ、次第に塩味が際立っていく味構成。
魚介レスなのかな?鶏が主役なるシンプルだけど単にあっさりな方向性ではなく、しっかり奥行き・厚みをも感じれるスープで、昔ながらのラーメンを感じれるスープの中では山梨の中でもかなりハイレベルな立ち位置に思える美味しいスープです。

麺は中華麺状よ中細麺。いくらかちぢれも入っておりスープの絡みも良くさせている。スタンダードなタイプの麺ではあるが、違和感なくおいしくスープとの調和を楽しむ事が出来ている。

近年は煮豚って減ってきたよね?吊るし焼豚・低温調理が流行となる中で、昔ながらの味わいの煮豚はなんだか嬉しい。少しだけ柔らかめ・少しだけ硬めと部分的に食感の違う煮豚は、日本のラーメン文化には欠かせない味わい深い逸品、

コチラはタンメン。同行相方がオーダーしました。スープは穏やかな野菜の旨みが染み渡り、熱々でヘルシーで身も心も温まる一杯でした。

大人気の餃子はやや小ぶり。自分でタレを調合して食べる餃子は、肉々しさ感じるジューシーでクセになる美味しさ。30個くらい余裕で食べれそうだし、この餃子でパーティーしたくなる絶妙な美味しさでした。
美味しく頂きました。訪店前の期待値より明らかに美味しく、また行きたいなあ。と思える良店でした。ごちそうさまでした。