今回は東京都豊島区高田。学習院下・高田馬場エリアに2023年2月22日オープンした【ハレとケ】さんへ。
「ハレ」の意味は非日常な年中行事らを指す言葉(晴れの日など)で、「ケ」は普段通りの日常を指す。相反する言葉を組み合わせた「ハレとケ」は日本人特有の伝統的な世界観の意味を持つ。
ハレとケさんは、武蔵村山市の上北台駅最寄りに2021年5月にオープンした【空の青とひまわり畑】の移転リニューアルオープンとなります。旧店舗からは都心方向へ約27kmの距離移転したので、武蔵村山時代を知らないお客さんもきっとこの美味しいラーメンにお目にかかれるでしょう。
旧店舗では国産地鶏の絶品ラーメンを提供しており、今回の移転においても期待値は自然と高くなるばかり。
自分も空の青とひまわり畑のグランドオープン以来ですが、楽しみに伺ってきました。
先バレやけど、今回もしっかり美味かったで!
簡単にハレとケの紹介
店名:ハレとケ
最寄駅:高田馬場駅より徒歩6〜8分
電話番号:080-2726-0673
営業時間:11:00〜15:00
定休日:不定休
SNS:Twitter
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
お店の場所は新目白通り沿いに
ハレとケのお店の場所は、東京都豊島区高田。
最寄り駅は都電学習院下駅からは徒歩4分。地下鉄高田馬場駅からは徒歩6分。JR高田馬場駅からは徒歩8分の距離となります。
新目白通り沿いに面しており、木造り状の外観。建物からはラーメン屋さん感はあまり感じず、看板の小さな「RAMEN」の文字ではじめて分かるのかな?と言う感じ。見た目からも、立地からも若者向けなお店に見えます。
なお、お店の外からも店内を窺うことはできるので、混雑状況も一目瞭然。
メニューのオススメは塩ラーメン
店内に入り券売機で食券購入。券売機は大型で見やすい&押しやすいスタイル。メニューは、塩・醤油・担々麺のラインナップで、オススメは塩の特製ラーメンである事が見て分かった。
食券提示時には麺のタイプを指定することができる。手揉み麺かストレート麺がその選択肢だが、やはり人気は手揉み麺です。
店内はカウンター7席・2名テーブル×2。清潔感あるカフェのような雰囲気で、武蔵村山時代の雰囲気とも遠からずと言った所。
卓上にはペッパーオンリー。待ち時間にはラーメンに使用している素材表を黙読し着丼の時を待ちます。
店主さんは穏やかで優しそうな方。ラーメン作りに集中しながらも、入退店の挨拶にもしっかり気を配っています。
特製ラー麺
着丼です。
トッピングは鶏豚牛の数種のチャーシュー・味玉・メンマ・九条ネギなど。
スープは程よく透過している塩清湯。様々なトッピングが乗っているがスープ温度は熱々。
数種のブランド鶏・国産豚を出汁の土台とし、飛魚・鰹・鯖・干し海老・帆立貝柱など奥深い旨みを引き出す素材を多用したスープは、複雑な旨みを構成し、優しいんだけどかなりの深みを感じる美味しさ。
現代のラーメンを作る上での高等技術が集約した印象で、見事な味重ねを実現しためちゃウマスープ。武蔵村山時代を完全に凌駕するほどの旨さで永遠にスープを飲んでいられそう。
麺は手揉み麺を選択。現代の主流の手もみ麺のタイプよりはやや細く一見スタンダードな中太麺に近くも感じる。
麺を啜れば、モチッと幸せ食感に手揉み感じる舌触り。普通っぽく見えるのに手揉みのふくよかな食感はうどん粉を配合しているからなのか?存在感のある中太麺で美味しいです。
チャーシューは数多い。扱う動物は、鶏豚牛のオールスター。ロース・バラ・鶏むね・鶏もも・牛のローストと動物肉の美味しさを様々な製法で提供する手間の掛けようから、尋常ならぬこだわりを感じさせます。
特に美味しいのは牛のローストと、パリっと香り高い鶏ももチャーシュー。鶏からの香りか分からなかったが何処からかエキゾチックな風味が漂ってきた。隣の人の担々麺の香りかな?wwいやきっと自分のラーメンの素材からだろう。
味玉はマッカランという銘柄で、濃厚で黄身がかなりトロトロ。
美味しく頂きました。上品・上質で深みあるとても美味しいラーメンでした。オープンから半月ほどしてから行きましたが、まだそれほど混雑感は無いので、知名度が上がるまでは穴場かもしれません。ごちそうさまでした。