今回は中巨摩郡昭和町西条の「麺や 成屋」さんへ。
山梨県在住の方ならばどこかしらで「成屋」さんは聞いたことがあるかと思うが、その成屋です。
30年以上は遡る昔に富士吉田で創業し様々な店舗を作り・移転を繰り返し今に至ります。
まさに山梨ラーメン界の「流浪のラーメン職人」!
今回の甲府昭和のオープンに際して、2021年3月29日にオープンした甲府市湯村の「らーめん成屋食堂」は閉店。
記憶に新しめの、笛吹市一宮の「成屋」・甲府市丸の内の「紹園」も閉店しているなど、拠点を定めないのが成屋さんの特徴です。ちなみに山梨市の「麺酒亭 成屋」は2022年8月時点で健在とのこと。
仙人のような名物マスターはワシとええ勝負の風貌や!
簡単に麺や 成屋の店舗紹介
店名:麺や 成屋
最寄駅:国母駅より徒歩19分
住所:山梨県中巨摩郡昭和町西条4307-5 カロリータウン 1-3
電話番号:不明
営業時間:18:00〜22:00 【金土日】18:00〜翌0:00頃
定休日:不明
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
場所は交通量多い昭和通り沿い
お店の場所は昭和町西条。
カロリータウンの中の一角。かつて【金踴亭(きんどうてい)】【えびそば金行】があった跡地の店舗が成屋さん。
山梨県屈指の飲み屋の比率が多いエリアです。
近くには【豚彦】もあり、山梨県人なら多くが通ったことがあるだろうエリア。
通り沿いからも中華そば・つけ麺といった看板が目に入ります。
駐車場は店前の限られた共用駐車場のみ停めることが可能。元々駐車可能台数が少ないのに加え、道路から入れる間口も少ないため、駐車に戸惑う人も多そうだ。
お店を切り盛りしているお母さんに確認してもやはり店前のこのスペースしかない模様。
仲間同士で来る場合は乗り合わせで来た方が良さそう。
メニューは成屋定番のラインナップ
入店しメニュー表を拝見。
成屋らしい構成だなぁと思っていると、どうやらメニュー自体湯村の時と同じものかもしれないな。
目立っている特製肉汁つけそばは、湯村の成屋がオープンした際の新メニュー。
成屋と言えば定番のサイドメニューの「ネギ餃子」「厚切りチャーシュー」「厚木名物!シロコロホルモン」あたりは失敗しないサイドメニュー。お酒のツマミとして最高です!
酒のお供が美味しい店なので、お酒好きの方はアルコールメニューもチェックしておこう。
店内は座席数は少なく、カウンター3席と4名テーブル×2組のレイアウト。キャパは広くなくて小さな居酒屋さんのような雰囲気。
調味料は一般的なラインナップ。
成屋お馴染みのマスターは、山梨市を主な主戦場として切り盛りし、コチラの店舗は奥様が担当。
奥様はマスターと真逆で控えめで口数が少ないので、マスター出勤時の独特な雰囲気はなかった。
地獄つけ麺
着丼です。
なんだかんだ成屋に来ると辛いの選んじゃう。閻魔は辛すぎたので「地獄つけ麺」をオーダー。
麺側には厚切りチャーシュー・味玉・海苔・なると・青菜・穂先メンマ。
つけ汁側の底には幾つもの唐辛子片が沈んでおり、既に辛いしこの唐辛子群を直接食べるのはオススメしない。
麺はおなじみ極太麺。
やや強靭な歯ごたえで、わっしわっしとした食感を愉しみながらパクパク口の中に頬張る。
辛味が強いので啜ると言うよりは頬張る!
閻魔つけ麺と違ってやや辛さに余裕があるため、他の味わいも感じ取ることが出来る。その味わいは「酸味」。辛さの中に爽快感ある辛味が主張する。まさに結構な辛ウマグルメでクセになる要素はたっぷりある。
中でもお気に入りは厚切りの豚チャーシュー。分厚くカットされてても歯を入れると適度な弾力の中で柔らかさもありとてもジューシー。
より肉繊維を柔らかくするためつけ汁に浸しておくのがオススメ!
美味しく頂きました。相変わらずのインパクトメニューです。成屋さんなので末永くこの地で頑張ってとは言いません!これからもいろんな場所で美味しい一杯を作り続けてくださいw。
ごちそうさまでした。