今回は東京都港区新橋。
密かに注目を浴びている店【酒肴場 屯(しゅこうば たむろ)】さん。
青森県産の酒や肴を扱う人気居酒屋としてサラリーマンの街で営業を続けていますが、ランチタイム限定でラーメン屋として営業をしています。
一応夜の部でも、スープに余剰があれば提供できるらしいが基本は昼限定のラーメン屋さんのスタンス。
コンセプトもブレずに「青森県産を中心とした煮干しのラーメン」を提供。
少し前からラーメンデータベースの注目点ランキングで密やかに上位にランキングしていたため、兼ねてから気になっていた店です。
往訪時は2022年3月。これから人気店&繁盛店になる可能性大アリデス!
正直穴場のオススメ店やでコレは
簡単に屯の店舗紹介
店名:酒肴場 屯(しゅこうば たむろ)
最寄駅:新橋駅SL広場から徒歩2分
電話番号:03-6205-4549
営業時間:11:30〜14:00 17:00〜20:00(ラーメンは基本昼)
定休日:日曜・祝日
SNS:Twitter
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
場所は新橋駅SL広場より徒歩2分
場所は新橋駅のSL広場あたりから徒歩2分ほど。
立地も非常に良いが、居酒屋の間借りスタイルでの営業のためビルの2階に上がる必要があり、外観からはラーメン屋さん感は無い。
入り口には一応営業案内看板が出ているが、まだ知名度は抑えめで、近隣の谷瀬家は行列・博多天神も結構客入りがあり、このエリアでの集客力は強くはなく正直穴場だと思う。
エレベーターで2階に上がるとスグ扉があり入り口となる。扉にも店の名前はなく不安になるが、屋号の入ったミニ提灯があったので安心して入店。
メニューは美しい煮干し中華蕎麦
店内はコンパクトでカウンター席と小さめのテーブル席が6つ・7つほどあるくらいで、ランチタイムだったけど客入りは少なめだった。(たまたまかな?)
接客は丁寧でソフト面は何の問題もない。
メニューは「津軽煮干し中華蕎麦」のスッキリとしたものと濃厚なものの2種類とご飯類。
極めてシンプルな構成なので選びやすい。
時期により限定麺の用意があるので、変わり種が気になる方は要チェック!
卓上には煮干し酢が置かれていて少なからずこだわりを感じさせている。
厨房の前には青森県産をはじめとした煮干し鰮や、その他産地の煮干しらの段ボールが鎮座。恐らくさまざまな産地の煮干し鰮らを独自の調合でブレンドでしている模様。
因みにこの日の魚介は、【八戸青口・津軽海峡真昆布・鯖節】の構成とのことで、日々こだわりの素材を微細に変更したりして提供している技術も併せ持つ。最早 期待しかない!
ココの店主さんかなりセンスあると思うで!
津軽煮干し中華蕎麦
着丼です。
トッピングはチャーシュー・味玉・ネギ・穂先メンマ・海苔。
主人公登場から余りにも煌びやかで美しいビジュアルすぎて視力悶絶!
スープは美しく淡い醤油色をした淡麗系の煮干しスープ。
見るからに洗練し澄み切ったスープで、一口啜れば柔らかくもしっかり主張された煮干しや鶏のエッセンス。
ド派手に出汁同士が主張することなく、旨味の成分が互いに手を取りバランス感を維持して美味しさを形成。
後口はスッキリと、消え入るような旨味ですんごい美味い!!
麺は三河屋製麺の中細ストレート。
適度なパツッと食感は残しつつ、スープとの一体感を狙ったような旨味と小麦の香りが特徴的。
麺線も美しく、丁寧な仕事や上品さ・高貴感ある印象の記憶に残る味わい。
その他トッピング類はチャーシュー・濃厚味玉・穂先メンマとどれも隙なく美味しくて、際立った主張感もない。
言わば、スープ・麺・トッピング類のバランスをしっかり計算して取らせているようにも感じる。
美味しく頂きました。
今の実力でも申し分ないが、もし目立つ場所に店を構えたならば、次第に名店への階段を登っていくだろう名店の卵だと思います。百名店への道もきっと遠くないはず!ご馳走様でした。