今回は甲府駅南口にある「山亭」さん。
こちらは豚骨ラーメン発祥と言われる久留米ラーメンのお店となります。
山亭は甲斐市のドラゴンパーク入り口交差点付近にも店を構えており、甲府では隣に店を構える匠庵さんの運営も担っています。
久留米のご当地の技法を使用し、豚骨ラーメントップクラスの濃厚で香りの強いラーメンを作る店として根付いています。
濃度半端ない豚骨が好きな人に好まれる店かもしれません。
お店は2021年7月に向かいの通りから移転しており、同運営の「匠庵」と隣同士で店を構えています。
麺じい
簡単に山亭の店舗紹介
店名:元祖とんこつ久留米ラーメン 山亭
最寄駅:甲府駅より徒歩3分
電話番号:055-267-5910
営業時間:11:30~14:00 17:30~23:00
定休日:日曜
SNS:Twitter
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
場所は甲府駅から徒歩圏内
場所は甲府駅南口から徒歩3分。
駐車場は無く、店は大きな看板に「元祖とんこつ」の文字でよく目立つ。
以前あった店舗とは逆の通りに移転しています。
上記写真は移転前のものだが、同じようにちょっぴりお得なランチセットメニューもやっている。
店の前からは以前より店内の様子が見えるので、初見さんでも安心して入店できます。
メニューは久留米ラーメンベース
入店して左側に券売機があるので食券を購入して席に着きます。
メニューラインナップは「久留米ラーメン」「黒とんこつ(マー油)」「赤とんこつ(辛いの?)」「つけ麺」と新メニューの「魚介とんこつ」。アルコールも摂取したい方のためにおつまみ系も充実。
麺じい
麺のかたさも勿論選択可能。食券提示時に伺いがあるので答えましょう。一番人気はバリカタ。
また替え玉も座席から現金100円で注文可能。お腹の溜まり具合と相談しながら注文ができます。
卓上調味料は豚骨ラーメン店らしく、からし高菜・紅生姜・胡椒・胡麻・おろしニンニクと欲しいものが揃っています。
座席感覚も狭いことはなく比較的快適。ただ椅子は低めのためテーブルが高く感じ、お子様になった気分。
濃厚な豚骨を扱う店内ではあるものの、移転して間もないこともあり清潔感あって居心地良し。
座席は全てカウンターでコの字状。
厨房は奥にあり、客席からは何やってるか全くわからなくなってしもた…
久留米ラーメン 味玉付
着丼です。
トッピングはチャーシュー・ワケギ・海苔・味玉。
スープは久留米ラーメン特有の濃厚ド豚骨。
最初はまろやか滑らかな口あたりから始まり、中間でかなり強い豚骨の風味が広がる。
これは一種の骨々しい豚の臭みにもなるのですが、この香りが「あぁ久留米だぁ〜」と歓喜する人と「あぁ香りすげぇなぁ〜」と驚く人に二極化しそうな印象。
久留米の老舗特有の製法を用いて作っているならば、羽釜で呼び戻しのスープを常日頃炊いていると思うのですが、山亭さんはどうでしょう?この辺は確認忘れていました。。
山梨県では豚骨ラーメンで馴染み深いお店はいずれも長浜ラーメン。
個人的にも久留米の経験が無いため、この味わいには相当ビックリ!知らない世界はまだあると改めて痛感。
麺はしっかり細麺バリカタ仕様。
麺の味わいグッド。
チャーシューは柔らかく、味玉はややとろみのある黄身で美味!
紅生姜や高菜はお好みで投入。
勿論これらのトッピングに合うラーメンの構成ですので、好きな人はじゃんじゃん入れて楽しみましょう。
魚介とんこつラーメン
着丼です。
コチラは新商品の「魚介とんこつラーメン」で、トッピングにチャーシュー・ワケギ・海苔・魚粉。
スープは魚介豚骨とのことで魚粉が乗っているが、魚介のエッセンスはほとんど感じず。
お馴染みの「くっさぁ〜」な旨味があるが、豚の香りが強すぎて魚介とのバランスは宜しくなく【豚9:魚介1】といった感じ。
豚の力強さをメインに味わいたい方にはオススメかも。
動物と魚介のバランスを求めたいならば、六角堂の魚介豚骨の方が50/50と整っている印象。
麺は久留米ラーメンだけに細麺。
麺量は普通で適度なかたさ。至ってオーソドックスで慣れ親しんだような細麺。
チャーシューは薄切りで量は少ないが、臭みなく柔らかで美味い。
このチャーシュー盛った肉丼?チャーシュー丼?ならかなり食欲湧きそう!
スープはあんなに個性出しまくりなのに、チャーシューはめっちゃ素直な優等生って感じ。
ごちそうさまでした。