今回は東京都世田谷区南烏山に2025年8月1日にオープンを果たした【中華そば 新増田】さんへ。
コチラのお店は池袋にあった【えるびす】の元店主さんが、ラーメン業界への復活となる新店舗を千歳烏山駅最寄りにオープン。
個人的にはえるびすさんは存じ上げてなかったが、新店舗のラーメンのビジュアルを拝見して、『おぉ!間違いなさそうだ!』と感じて訪店を決断。2025年オープンの美味しいラーメンに出会えそうです。
なお、オープン期間はオペレーションや設備に不足がある関係でメニューを絞ったり、券売機不使用での営業を進めているようです。

綺麗なビジュアルに美味しいラーメンやで!
店名:中華そば 新増田
住所:東京都世田谷区南烏山5-12-11 宮本ビル 1F-101
最寄駅:千歳烏山駅より徒歩3分
電話番号:不明
営業時間:11:00〜15:30LO
定休日:月曜
SNS:X
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。

お店の場所は東京都世田谷区南烏山。
京王線千歳烏山駅南口から徒歩3分とちょうど良い距離。えるもーる烏山メイン通りからは一本東に入った路地の通りにあります。



外観は重厚感感じる和のラーメン屋さん感。紺色の暖簾と自家製麺の看板が印象的です。

店頭にはまだ残っていた祝いの花。なんつっ亭の創業者の古谷一郎氏から届いていた。
店内は席数が少ない関係で、外並びが発生しやすい状況が続きます。食券購入等の心配は不要で、ひとまず外並びしてたら最後尾に接続しましょう。

オープン期間は、鶏だし醤油ラーメン・鶏だし白湯ラーメンのツープラトンで営業を進めており、この日は鶏だし醤油ラーメンオンリーの日。券売機が設置はしているが非稼働なので、着席時には口頭オーダー&先払いのルールとなります。
特にオープン期間はメニューが限定的になることが多いため、SNSや店頭でのメニュー確認が必須だ

店内はゆったりとしたBGMが流れる空間でカウンター6席のみ。回転もゆっくり目なので、日々外並びは必至となりそうです。
卓上には調味料は無し。店主さんは調理白衣を纏い、THEラーメン職人と言った風格。ラーメン提供時も丁寧な声掛けと共にラーメンの配膳がなされました。

着丼です。
鶏だし醤油ラーメンの味玉となります。煮豚・レアチャーシュー・燻製味玉・小松菜・ネギ・メンマとなります。屋号入りの丼に綺麗な盛りつけ。ビジュアルから丁寧な仕事を感じる一杯です。

スープは美しい醤油カラーの清湯。一口含めばスープ熱の鋭さズビュンと舌先直撃!スープ本体もそうだが香味油にもしっかり熱が入っているのか喉の奥まで熱い!
味わいは動物と魚介を合わせた形。後に残らないような極めてスッキリとした味わい。先行しているように感じるのは魚介。紐解くなら鰹の風味がしっかり立っている印象。和の技術・和の旨み・和の洗練感が合致した大人なラーメンスープという印象で美味しい!

麺は自家製麺。個性的な仕上がりの麺で、ツルッと感とボソっと感のハイブリッド。どちらのメリットも集約されたような中細麺で比較的短めの麺の長さ。あっさりスッキリ、コクあるスープとの相性も良くて、とても美味しい。

デフォルトのチャーシューはやや控えめなボリューム感。煮豚と低温調理チャーシューが乗ります。どちらも過剰な味付けはせず、しっとりと美味しい。

燻製味玉も、過剰な味付けにはあらず。ほのかに薫香が立ち込めて、ラーメン本来の風味を崩さないような仕上がり。トッピングを含めた一杯のラーメンから、明確な意図やこだわりを感じられる筋の通った美味しいラーメンでした。ごちそうさまでした。