今回は東京都杉並区荻窪に2022年11月24日にオープンした【蛤麺(はまぐりめん) しちり】さんへ。
「しちり」は距離を表す「七里」なのか、鎌倉の「七里ヶ浜」なのか、はたまた何なのか…ここは未確認。
コチラのお店は下北沢の【貝麺 みかわ】系列で2店舗目となるようです。
故にコチラの店主さんは、日本料理店で料理長をしていた経歴を持ちます。
近年乱立する「貝系」のお店ですが、「貝麺 みかわ」さんはかなりレベルの高いラーメンを出すイメージのあった店。なので自然と今回の出店には期待値が上がるばかりです。
また「みかわ」さんに訪れた際は【貝(浅利・帆立等)・牛】主体だったが、「しちり」さんは蛤にスポットを当てたラーメンを提供するので、それぞれ違った美味しさを堪能できるはずです。形態はみかわさんに似ているが、言うなれば「ネクストブランド」と言ったところか。
スープまで飲み干すのがあたりまえや!
簡単に蛤麺 しちりの店舗紹介
店名:蛤麺 しちり
最寄駅:荻窪駅南口b出口より徒歩1分
電話番号:不明
営業時間:12:00〜15:15LO 17:00〜21:45LO
定休日:不明
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
蛤麺 しちりの場所
蛤麺 しちりの場所は東京都杉並区荻窪。
最寄駅は荻窪駅でb1出口から徒歩1分とかなりの好立地。
名代富士そばの隣の店舗の地下、階段を下った扉の先にお店はあります。
入り口の扉に入るまでのアプローチでメニュー案内・営業案内・並び方の案内が親切に掲示してあります。
ちなみに下り階段はやや急で安定感に欠けるので上り下りは気をつけよう。
メニューの主役は蛤!
入店して直ぐに小型の券売機が設置してあります。
メニュー構成はすべてのメニューが「蛤」が主役で、醤油中華そば・塩中華そば・蛤麺(蛤オンリー)というラインナップ。ラインナップ的には「貝麺 みかわ」に似てはいるが、主役の貝が蛤なのは大きな違い。
今回は折角なので、蛤にどっぷり浸かりたいので動物レスの「蛤麺」を選択!
本日の日替わりご飯もあり、券売機横のミニホワイトボードに記されています。
貝系のスープの出汁とご飯は間違いなく合うので、胃袋に余裕のある人はご飯物も是非オーダーすることをオススメします。
また当月・次月の予定・予告等はカウンター頭上のホワイトボードに記載があります。
ご飯類は適度に安価でお求めやしすい!
各座席にお店のこだわり・自己紹介が記載されたPOPが掲示されています。
こだわりについてはとても丁寧に記載されていて、着丼までドキドキワクワクが止まらない。
座席はカウンター席・ミニテーブル席など10名ほど収容できるコンパクトな店内。
テーブル席は木造りで清潔感あって居心地が良いが電波が悪いww。
女性客も居たりしたので女性も利用しやすいのでしょう。
卓上には調味料一切なし。
ラーメン作りは店主さんと女性の2オペ。
ラーメン作りは少しばかり時間がかかるが許容範囲内。
特製蛤麺
着丼です。
特製蛤麺のトッピングは3種のチャーシュー各2枚ずつ・九条ネギ・紫玉ねぎ・味玉。
スープは上述した通り「蛤」を主役としたスープ。
元和食料理人が作るスープの味は熱々ながらも、蛤の猛烈な風味・旨み・鋭さを感じる。
そして動物不使用とは思えない程のバランスの良さは素晴らしすぎる!
インパクトがありながらも滋味深さも感じる味わいで、体の隅々まで染み渡り体が踊る様に喜んでいるのが分かる美味さ!
麺は中太サイズの平打ち麺。
事前予測よりは太めだなぁと思ったが、思い返せば「貝麺 みかわ」の時にも同様の事を感じていた。
恐らく同じ麺なのかな。国産の小麦を使ったモチっと麺で水分を含んで膨らんでいく感があり滑らか。麺としての存在感はしっかりしている。
特製のチャーシューは3種・各2枚ずつ。
豚肩ロース・鶏むね・豚バラを用意してあり、ロースと鶏むねは低温調理で仕上げてある。
低温調理の肉は、全般的にしっとりしており癖なく優しい旨みが広がる。豚バラは薄切りではあるがジューシー感はある。
味玉は黄身の茹で加減が絶妙。
優しい味付けで美味しい。
気に入ったポイントは、チャーシューよりも味玉よりも「九条ネギ」の存在はスープにかなり合うといった点。またスープが冷めてもクオリティが下がらず旨みが引き立つ点も素晴らしかった。
きっと冷やしたスープを使って「冷製茶漬け」風にしてもご飯にめちゃ合いそうで、あらゆる可能性を見出した。
この蛤麺のスープ完飲しない人いるの?と思えるハイクオリティなスープはマジ素晴らしくて美味かった。
きっと今後も発展していくと思われます。ごちそうさまでした。