今回は甲府市上町にある千里さん。
創業が昭和49年で、2024年時点で創業50周年を迎えている老舗ラーメン店舗。店舗を営む大将も高齢だが、ご家族経営のサポートもあり元気よく厨房に立ち腕を奮っています。
提供するラーメンは昔ながらの一杯。チャーハンもかなり人気の高い商品となっており、地域に寄り添った営業を長年しています。
言うても初見さんは入るのにちと勇気がいるな!
店名:千里
最寄駅:なし
電話番号:055-241-6930
営業時間:11:00〜13:30 17:00〜20:00
定休日:水曜
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
お店の場所は甲府市上町。
小瀬スポーツ公園エリアより北側の通り沿い。商業施設等は少なく、民家の多いエリア。外観は昔ながらの食堂感。朱色な暖簾が営業の目印となります。
営業中は通りからも見えるように赤い「ラーメン」の幟が立っている模様。駐車場は店前に砂利駐車場があり、左右に停めていく形になります。入るのに少しばかり緊張感ある雰囲気ですが勇気を持って入店!
店内に入り着席したらメニュー表を拝見。メニューにおける写真はないのでイメージで口頭オーダーをします。
ラインナップは、麺類はラーメン・焼きそば。ご飯類はチャーハンや丼物。定食類もあり幅広い構成で好みの一品がきっとあるはず。THE昭和なラーメン食堂というラインナップだが、価格帯においては特段安すぎる事も高すぎる事もない印象です。
ラーメン類は勿論人気だが、個人的に感じたのはチャーハンがかなり人気が高そうという点。ラーメン+小肉丼もお得で人気。お米を炊く数に限度があるので、営業の終盤になるとご飯類売り切れになる事もあるので、ご飯類を希望の方は早めの訪店を推奨します。
メニューの裏面には格言のようなメッセージ。山梨県の昔ながらのラーメン屋だが、なぜか関西弁で爺ちゃんが婆ちゃんにいちゃついている描写のイラストww
店内はまさに昭和の大衆食堂。カウンター3席・テーブル席・小上がり席と様々な顧客ニーズに応えられるレイアウト。
卓上調味料はスタンダードに揃えられいる。切り盛りは超ベテランの大将に娘さん?お孫さん?がホールでの対応。
大将は主に厨房に集中。ホールの接客は温かく雰囲気の良いものだった。
着丼です。
トッピングは、チャーシュー・ネギ・海苔とスーパーシンプルスタイル。漬物もついてきます。
スープはクリアな淡麗系鶏ガラ仕様。昔ながらの要素が強いスープだが、色合い美しくスッキリとした口当たりに鶏由来のコクもある。強い個性が溢れ出ているわけではないが、癖もなく飲みやすい王道ノスタルジック醤油スープのため、全年齢層に間違いなく好まれる味わい。
麺は中細なる中華麺タイプ。
加水は高めで適度な食感。麺においてもTHEスタンダードな町中華ラーメンの麺。スープ同様強い個性があるわけではないが、これぞノスタルジックラーメンの麺という印象。
チャーシューは脂身多めの煮バラが乗ります。脂身多めという事で強めの甘みが先行する美味しさ。勿論チャーシューとしては、もう少し油分控えめなチャーシューがあると嬉しい。とは言え味染みはしっかりしており、優しいラーメンの中で一際強めのインパクトを放つ味わいだった。
昭和感じさせるラーメンごちそうさまでした。