今回は山梨市小原西の町中華の店、【中国料理 李白】さんへ。
恐らく由来は、唐の時代の詩人「李白」から取った屋号だと思います。
全国的にも中国系の料理を「中華料理」として表現する店が多いが、「中国料理」は中国本土の料理を忠実に再現する店につけられることが多い。中華料理は中国料理を日本向きにアレンジした料理として称されることが多く、言うなれば「中国料理」はより本格的な中国仕様の料理となります。
さて、そんな中国料理の李白さん。
あまり目立つ場所には無いお店ですが、正直味のクオリティにビックリしました。中華系の店に行けばアホみたいに「あんかけ系のラーメン」ばかり食べるボクが、完全にビックリした広東麺があります。是非最後までお読みください。
穴場で家庭的な店やで!
簡単に李白の店舗紹介
店名:中国料理 李白
住所:山梨県山梨市小原西86
最寄駅:山梨市駅より徒歩12分
電話番号:0553-22-2046
営業時間:11:30〜14:00 17:00〜20:30LO(出前ない場合は11:00〜)
定休日:日曜
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
場所は山梨市役所の近く
お店の場所は山梨市小原西で市役所の近く。
山梨市駅北口からは徒歩12分ほどかかる場所。駅前通りを北上し、市役所通りにぶつかったら右折すればすぐお店は見えます。
見た目は小さな個人店です。
駐車場は基本的に店前に3台のみ可。
車社会の山梨だとスペースが少ないがタイミングよく入れることを願おう。
入り口は黒色暖簾を潜って店内に入ります。
メニューは品数豊富でリーズナブル!
店内に入りまずはメニュー表をチェック。メニュー表は文字だけで記してあり、イメージできる写真はありません。
ラーメン・定食・チャーハン・丼物とラインナップはかなり豊富。中国料理はお高いイメージがあるが、李白さんの値段はかなり良心的。
店内はテーブル席・小上がり・奥には座敷もあるようです。店内の雰囲気では中国っぽさは感じなく、日本の食堂と言った印象。店内のお客さんも完全に地元の方オンリー!
調味料は一般的に。厨房ではマスターがおそらく一人で料理をし、お母さんが料理を配膳してくれます。
接客や対応も田舎の中華屋さんという感じで温かさがある。
広東麺
着丼です。
ゆきはんお気に入り!広東麺です。トッピングは白菜・茹で卵・椎茸・人参・豚・筍・木耳など。
見た目はスーパーオーソドックス広東麺。
スープはあっさりスッキリの動物主体の醤油清湯。
特別個性を感じる事はなく穏やかな中華系のスープとなっている。
ただ、そこはかとなく広がる深みは感じ取れる。
ここで麺上の肉野菜あんかけに着手。
見た目からして一般的な広東麺とは思ってはいたが、この肉野菜餡が美味すぎた!
なんだろ…一般的な町中華とは一味違うというか…旨味の出し方が違うと言うか…肉野菜の味が大人っぽい。
強引に中華調味料で味付けをした感じではないし、変に餡の粘度が強すぎないし、甘みが異様に引き立っている印象。これは完成度高く美味い餡だよ!
故に、この肉野菜餡の旨みがスープに溶け出し猛烈な旨みブーストに繋がっている。
麺は中細の緩ウェーブ中華麺。
上述した通り既にスープは餡の旨みが溶け出しているため、麺をさらってズズッと啜ると文句なしの旨さ。
麺は特段変わった麺ではないけれど、熱々でトロっとした旨みたっぷりスープと麺が馴染み最高!
たった一杯の広東麺を食べただけで確信した事。。。「李白さんきっと何食べても美味い!」。中国料理と名を打つ店主さんの技量がきっと凄いのかなと思います。安いのに美味い!また是非違うメニューも食べてみたい。そんな良店でした。ごちそうさまでした。