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【ratelier(ラトリエ)@大門】インスタDM予約でスムーズ入店の高貴なラーメン店

今回は東京都港区大門に2024年8月28日にオープンされた【ratelier】さんへ訪店。ratelier(ラトリエ)はラーメンとアトリエの造語なのかな?

コチラのお店は大阪府に拠点を構える【210K】の新店舗となります。2号店の扱いでいいのかな?なんだか高貴な印象のあるラーメンを頂けるようですが、210Kさんのお店の方針としてはグルメサイトに感想を掲載するのはNGとの事で、大阪にある210Kさんのお店情報はほぼ無いに等しい。

そして、コチラ港区大門の新店舗。スムーズに入店するにはお店のインスタをフォローし、DMで予約をする事が推奨されています。完全予約制では無いので、当日飛び込みでもラーメンを頂く事が可能ですよ。

麺じい
麺じい

スープにどえらいこだわりを持ったお店のようやな!

簡単にratelierの紹介

店名:ratelier(ラトリエ)

住所:東京都港区芝大門2-2-5 須藤ビル 1F

最寄駅:大門駅A3出口より徒歩2分

電話番号:不明

営業時間:11:30〜15:00 17:30〜20:00

定休日:月曜・火曜(祝日時は営業し翌平日が休み)

SNS:Instagram

※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。

場所は大門駅より徒歩2分

ratelier(ラトリエ)
ratelier(ラトリエ)

お店の場所は東京都港区大門。

最寄駅は大門駅のA3出口より徒歩2分ほど。そしてお店に辿り着くと『ん?あれっ?こ、、この場所はっ!!』という違和感と言うかなんというか…この答えは声に出して言えないので含みを持たせて申し訳ないが、きっと分かる人はこの外観を見れば分かるかと思います。

お店の入り口には暖簾等はかからず、お店の名前のボードとメニュー表が提示されているのみ。

お店のボード
お店のボード
商品も掲示
商品も掲示されている

なお、初見さんはこのお店のことをどんな店なんだろう?とこの案内ボードを覗いていたが、店内を伺うことも出来ずなかなか高価なラーメン屋さんだなぁと思うだけになっているように見えました。

悪く無い点としては、事前予約推奨などと言うメッセージは残されていないので、ご新規さんも僅かながら入りやすいのでは無いかと思います。なお支払いはカード・キャッシュレスのみ。

メニューは個性の違う洗練されたラーメン2種

メニュー表
メニュー表

店内に入り着席してメニュー表を拝見。ラインナップは鶏・豚の洗練されたスープの『Tokyo aqua』と豚とパルミジャーノレジャーノチーズで出汁をとった『casio e pepe』の2種がデフォとなります。ご飯類は炊き込みご飯が用意されていました。

メニューは座席で口頭オーダー。支払いは後払いとなります。

お店のこだわり
お店のこだわり

メニュー表の裏面にはお店のこだわりが記載されています。驚きはスープの引き方。一般的なお店であるように骨ガラから出汁を抽出しないで、肉自体から旨み・出汁を抽出する超特殊な出汁の引き方。

そりゃラーメン一杯あたりの単価が高くなるよ!と言えるこだわりよう。どんなラーメンが出てくるか楽しみです。

お出迎え体制
お出迎え体制のとられた座席

店内は清潔感あふれるカウンター席のみ9席。

LIVEキッチンのごとく厨房を覗く事ができるが、そんな厨房は綺麗で整っている。各座席にはお盆・お手拭き・メニュー表・お水・スマホ置き等が揃えられており、お出迎え体制は万全であります。そう…雰囲気・従業員さん等、あのお店のままですね…

Tokyo aqua

Tokyo aqua
Tokyo aqua

着丼です。

待ち時間は少なめで高貴な一杯の着丼です。トッピングは極めてシンプルでチャーシュー・浅葱のみ。

透過度の高いスープでラーメン全体が煌びやかに見えます。

スープは超淡麗
スープは超淡麗の豚&鶏

スープはライト効果もあってキラキラ輝き透明度の高いビジュアル。

とても美しく飲むのも勿体無い感じだが、そのスープを含めばかなり優しくあっさり。東京しゃも・TOKYO X・やまの華豚
・天城軍鶏らの主に東京都を主体とした鶏豚を活用。魚介や野菜も投入してバランスを整えていると思われる構成。骨ガラは使用しなく肉自体からスープを引くこだわりよう。

引いた後の旨みの出尽くした肉は、処分されるという考えられないような贅沢な出汁抽出でかなり洗練されている。

麺屋棣鄂の細麺
麺屋棣鄂の細麺

麺は京都の老舗製麺所の麺屋棣鄂の細麺。棣鄂が出す細麺は記憶の限り食した記憶は無いため非常に貴重な経験。軽量で滑らかで啜ればスルスルと口の中へ運ばれ、柔らかな旨みが表現される。

スープの洗練された感覚に沿うような滑らかな麺は、スープとの協調性を意識したかのよう。

チャーシューは豚ロース
チャーシューは豚ロース

Tokyo aquaはトッピングとしてはチャーシューのみだが、もう一つの『casio e pepe』はトッピングなしの構成らしい。コチラのチャーシューは完全に肉本来の優しく上品な旨みを表現。ラーメン全般を思い返しても過剰な味付けは皆無で自然由来のおいしさをラーメンの形で表現しているように思えた。

言うなればこだわり尽くした引き算のラーメンではなかろうか。という構成の美味しい一杯だった。ごちそうさまでした。