今回は東京都台東区三ノ輪に2023年7月5日にオープンした【喜多方ラーメン 新じま】さんへ。
訪店タイミングはグランドオープンから7ヶ月以上経過してからだが、以前から行きたいと思っておりタイミングが合い訪店が実現。
店主さんは開業をするに至りどこかのお店修行をした経歴はないそうで、ラーメン好きが高じてそのまま数多くのラーメン店の一杯を食べた経験を活かして真意開業に至った模様。
そして都内でスタートさせた福島県のご当地ラーメンの『喜多方ラーメン』が数多くの人の心に刺さっている模様。個人的にも非常に楽しみにコチラの店に向かいました。
ご当地ラーメンええよなぁ。
店名:喜多方ラーメン 新じま
最寄駅:三ノ輪駅より徒歩3分
電話番号:不明
営業時間:[月・水・金]10:00~14:00 18:00~20:30 [木・土・日]10:00~14:00
定休日:火曜
SNS:X(旧Twitter)
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
お店の場所は東京都台東区三ノ輪。
大通りとなる国際通り沿いに面していて、三ノ輪駅より徒歩3分の距離感。
建物自体は真新しさはないが、昔ながらの雰囲気ある佇まいです。
お店の看板は大きな1枚板の木目の入った大看板。かなり貫禄があり、この雰囲気から早くもお店としての力強さを感じる。
暖簾は紺色のスタンダードなもので、古くからあるご当地ラーメンのイメージと合致するものとなっている。
店内にも少ない待ち席もあるが、店頭にも3脚ほど待ち用の椅子があるのは嬉しい。
店内に入り券売機があるので先ずは食券購入。
メニューベースは喜多方ラーメンを主体としており、醤油・油そば・つけ麺・塩とレパートリーも豊富で、しょっちゅう通っても飽きが来ないであろうラインナップ。
最下段には幾つもの限定ボタンがあり、今後の展開も楽しみです。
店内の座席は全てカウンターの8席ほどで、お水はセルフサービス。
訪店時はワンオペだったので、混雑時は多少時間がかかるかもしれない。
調味料類も白胡椒・黒胡椒と揃っており、結構この胡椒たちが喜多方ラーメンに合う事が後に分かることになる。
お店の切り盛りは店主さんのワンオペ。比較的落ち着いた印象だが、しっかりと来店・退店時の挨拶等必要な部分の声がけはしており、まだまだ新店舗と言えどどっしりと構えている印象。
店内BGMはテレビ放送。
着丼です。
コチラは味玉塩ラーメンにチャーシュートッピングを追加。トッピングはチャーシュー・白ネギ・味玉・メンマとシンプル。
スープは薄めで綺麗な醤油色。黄金っぽい色味でもある。そんなスープは煮干しの出汁感がビシッと決まり、ほのかに柔らかくほのかに優しい口当たり。
かえしの鋭さは感じず、煮干しを筆頭とした鶏・豚の出汁の旨みが全面に出たスープで、穏やかだけど物足りなさを感じずに美味い。
麺は平打ち仕様の中太麺。
箸に取るだけでモチモチな食感が伝わる。そんな麺は口に入れれば案の定モチモチで適度に柔らかくスープとの馴染みが良い。
最近はこのような柔らかな中太麺がとても美味しく感じます。
スープも麺も盤石!独学でよくここまでバランス感に秀でたラーメンを完成させたなぁ〜と満足したのちチャーシューを頬張ると衝撃が走る。
「トロトロ柔らかく相当ジューシーで美味いじゃないの!!」個人的にはチャーシューが主役に躍り出ても文句ないほど。アマウマなタレの中で味が決まった豚は、魅惑の柔らかさと旨さに激アツノックアウト寸前。これは美味い。
味玉は割るの失敗したが美味しく濃厚。
少しだけ辛めの白ネギが甘く美味しいスープやチャーシューの合間に食べる事でとても良いアクセントになった。
スープ・麺・トッピングに至るまで隙のない完成度の高い喜多方ラーメンでした。独学でここまで印象に残るラーメンは久々に食べた気がする。ごちそうさまでした。