楢製麺@渋谷区 |
今回は東京都渋谷区に位置する隠れ家的お店。
そのため、じわりじわりと名を上げて来た店です。
価格帯もなかなかだけど、相当こだわっているラーメン店ゆえ仕方あるまい。
こちらのお店はうどん屋さんのセカンドブランドどしてオープンしました。
そのため、うどん作りの技術もラーメン作りに生かされていることでしょう。
麺じい
オープンは2019年5月6日。
簡単に店舗紹介
店名:楢製麺
最寄駅:小田急南新宿駅から徒歩3分・JR新宿駅A1出口・JR代々木駅a3出口も徒歩5分圏内
電話番号:不明
営業時間:11:00~22:00
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
立地・駐車場など
場所は渋谷区代々木なのですが、最も最寄りなのが小田急線南新宿駅。
アプリケーションの地図などを頼りに行きましょう。
店は注意深く歩いていないと、通り過ぎる可能性もあります!
外観&入り口はまさに隠れ家的印象。扉も小さめでやや重い。
ちょっぴり怪しげな入り口に躊躇してなかなか入店できないお客さんもいました。
店内レイアウト・環境・コンセプト
さらに怪しい雰囲気なのは店内。
コの字で囲むオールカウンター席8席オンリー。
会員限定バーのような印象の大人な雰囲気。
このお店に高校生が制服でラーメン食べてたら違和感感じるレベルかも・・・
一人一人のテーブルにスポットライトをぼんやり照らすおしゃれ空間。写真は天井から照らすスポットライト。
大人の佇まいのお店です。
BGMはフュージョン系。
※楢製麺は店主さんの名前から来ています。
このお店の個性や特徴はかなりあります。
麺はおそらくオーダーがあってから「打つ」「切る」という工程。
そのため、オーダーをしてから着丼までに結構時間がかかります。20分くらい待ったかな。
また無添加無化調。無塩・無かんすい麺。というこだわりの独自路線を進んでいます。
銀座八五を彷彿させる印象です。
ラーメンのラインナップは塩・醤油・鶏白湯。
通常と特製の価格差が600円というのはなかなか。
でもそれに準じた素材の旨さを堪能できます。
出汁は山梨県産信玄鶏と鳥取県産大山鶏が主体となったガラから抽出されたもの。
らぁ麺 いしばし@南阿佐ヶ谷もそうでしたが、山梨県人としては、信玄鶏を最近使用している名店が増えて来ている印象で嬉しい限り。
卓上はプッシュ型の塩と胡椒。
特製塩 1350円
【 特製塩 1350円 】
着丼です。
トッピングは、3種のチャーシュー・味玉・筍・白髪ねぎ等。
価格帯としては1350円するので安いとは言えないですが、逆にいうならば近年の素材の価格高騰などもある中でラーメン業界が比較的安価なような気もしますので全然OK。
冒頭でも伝えたように、こちらのお店はラーメン作りのほとんどが手作り。
こだわりの素材は勿論、麺もオーダーを受けてから打って切るこだわりようなのです。
さて話を戻してラーメンを食べていきましょう!
スープは2種の鶏から抽出したガラと北海道産羅臼昆布をふんだんに使用した出汁に、天然塩で味を整えたスープ。
一口目はまさか!と思うくらいあっさりとした味わいだけど、次第にスープの奥深さを感じるようになります。
人によってはかなりライトと感じる人もいるでしょう。邪道かもしれませんが卓上の天然塩?を使用するのもアリかもしれません。
塩の旨味で食すというよりは贅沢な出汁の美味しさにほのかに感じる塩分を堪能するスープだと感じます。
非常に洗練された上品すぎる味わいでとても美味しい!
結構胡椒が合います!
欲を言えばスープ温度をもう少し上げて欲しいな!
麺は自家製中細麺。
かんすい不使用の麺で新たな時代を切り開く進化系の麺です。
この麺がまた不思議な味わいで・・・
麺自体はツルツルとは真逆のザラつきを感じるもの。
また食感もパッツンとはまた違う弾力を感じる麺で、間違いなくこれまで巡り合ったことのない麺です!
これはラーメンなのか?と思わせる本当に不思議な麺です。
3種のチャーシューは手前から
「信玄鶏の低温調理炙りチャーシュー」
「肩ロースの低温調理レアチャーシュー」
「豚トロチャーシュー」
ということで、この洗練されたラーメンに脂感の強めの豚トロチャーシューを合わせて来たのはかなり意外でしたが、これらの素材・味付けが絶妙にうまい。
どれがということもなくどれも美味い!
そんな3種のチャーシューです。
食感豊かな筍も丸々入っています。味玉もそうですが主張しすぎない味わいでとっても美味い!
わずかな時間でしたが贅沢な気分を体感することができました。
店員産たちも皆親切で気持ちの良い空間でした!
ごちそうさまでした。