今回は東京都三鷹市下連雀。
【中華そば みたか】言えば三鷹の名店の呼び声が高い名店。個人的には比較的新しい店を巡ることが多かったが2023年11月にようやく初訪店。
コチラのお店は1952年創業し2010年に閉業された【江ぐち】の味を引き継ぎ、現店主さんにより2010年から営業しています。
長年幅広い世代に愛されてきた名店の味を頂きに三鷹に行ってきました。
完全に事前予測を上回る店やったで。
店名:中華そば みたか
住所:東京都三鷹市下連雀3-27-9 ニューエミネンス B1F
最寄駅:三鷹駅より徒歩3分
電話番号:0422-71-6787
営業時間:11:00~14:00 17:00~20:30
定休日:月曜・と第1・第3日曜
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
お店の場所は東京都三鷹市。
JR三鷹駅からは南口を降りて、真っ直ぐ南下し徒歩3分。
あれ?お店が無い!と思いきや道に面した路面店では無く地下にあるんですね。
営業時間内であれば地上に置き看板、地下に降る階段の店名の所に営業中の札が掛けられます。地下ってなんだか怖いけど、降りて一番初めに見える店が中華そば みたかです。
地下に降りて一番最初に見える店だし、お店はガラス張りなの分かりやすいです。
暖簾は白くたくし上げられているが、屋号となる「みたか」の文字は分かるように工夫している。
店内の様子も店の外からよく見える。
店内は狭くて度々満席になります。外並びは店の入り口の1m後ろにテープでバミリがしてあるので、そこから階段方面へ1列で並んで行きます。
店内の回転は早かったり遅かったり。ラーメン提供スピードは早いが、アルコールと共にラーメンを楽しむ人、居酒屋同然で長時間楽しんじゃう人様々おられるので、特に夜は回転遅めかなと。
順番が来ると店員さんからお呼びがかかります。
勿論狭い店内には券売機は無く、壁にあるメニュー表からメニューを選択。2023年時点でラーメン一杯600円、大盛りで650円と三鷹駅近くなのに、物価高騰の波を感じさせない価格設定。
人気はワンタン系ラーメンとビール。仕事帰りのおっちゃんたちの定番だと思います。
店内はコの字のステンレス調のカウンター席で、雰囲気はこじんまりとした居酒屋のよう。
ラーメン作りは比較的早い。愛嬌のある若大将にお姉様方店員さんの接客はアットホームながらも丁寧で素晴らしい。水が少なくなればすぐさま注いでくれ、ラーメン作りに忙しいはずの若大将も注水に配慮してるし、TPO弁えた声かけも流石。
忙しいけれど、店員さん・お客さん誰一人ピリピリしていないこの空間はなんだか魅力がすごい。ラーメン提供前にこの店の評価される理由がうっすら見えてきた。
着丼です。一番贅沢にチャーシューとワンタンの中華そばをオーダー。1000円でお釣りが来る嬉しさもあります。
チャーシュー・ワンタン・メンマ・なると・ネギとスタンダードなトッピング類。
スープは鶏ガラ主体で、豚ゲンコツあたりも使用か。煮干し・昆布らの魚介類も組み合わせて澄んだビジュアル。
飲み口は全く持ってクセの無い口当たり。優しく深みがあり醤油らの旨みも乗っている。昔ながらの中華そばと言って間違いは無い。そんな安定して終始美味いスープです。
麺は中サイズのストレート麺。想定より太めの麺で、コシや歯応えが良い。
茹で前も麺上げ後も、どこかしら日本蕎麦のような見た目と食感で、時間が経過しても麺がクタクタしてこない耐久性の強い麺に感じた、
また麺茹では然程大きくは無い鍋で茹でられるが、変な茹で残り感が無く不思議と大鍋で茹で上げたようなスッキリとした茹で上がりの麺に感じた。
チャーシューは一口台にカットされた物で、肉々しさと優しい旨みを感じた。
あまり主張しておない感じの肉だが、この一杯には丁度いい肉です。
個人的にはワンタンに大感動した。トロトロフワフワでとてつもなく滑らか。熱々だけど麺と共に巻きつけてチュルチュル啜り食べたくなるような至極の美味しさです。
ワンタンだけ食いに来る人もおったな!
美味しく頂きました。中華そば みたかさんは、美味しいラーメンはもとより、店内の雰囲気の良さや人柄の良さを強く感じました。
コチラの常連さんは、ラーメンだけでは無いお店の魅力に気づいてる方ばかりでしょうし、初めて伺ったボクも飲食店としてラーメン店として、そして人して大切なことをこの店を通して気付かせてもらえたような気がしています。
素晴らしいお店でした。ごちそうさまでした。