今回は東京都新宿区歌舞伎町にある【利しりらーめん】さんへ初訪店。
利しりさんは、創業1969年と歴史の長いラーメン店であるのに加え、新宿歌舞伎町の真ん中で長年愛され続けるラーメン店を運営し続ける名店。
「利しり」は北海道の利尻から来ていると思われるが、この店のラーメンは辛くてスタミナが付く「オロチョンラーメン」が看板メニュー。
オロチョンとは、北海道のアイヌ民族の火祭りの事をオロチョン祭りと言うそうだが、そんな熱くて辛いラーメンをオロチョンラーメンと命名。
歌舞伎町ど真ん中で、長年愛される店の一杯とはどんな味なのか気になる所です。
健康的で体の芯からあったまるで!
店名:利しりらーめん
最寄駅:西武新宿駅より徒歩5分
電話番号:03-3200-2951
営業時間:18:30~翌5:00
定休日:日曜・祝日
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
お店の場所は東京都新宿区歌舞伎町の二丁目。
多くのホテルが立ち並ぶエリアにあります。
外観は目立つような佇まいでは無く、古びた食堂や居酒屋のような雰囲気。
店頭にはお店のオススメやこだわりが記された看板が置かれているが、2023年11月現在は自家製餃子や炒飯の提供はしていない模様。
店内の話を聞いていると、餃子・炒飯の復活を願う常連さんもかなり多いらしく、気になります。
店の入り口横には赤提灯が点いており、昭和っぽい雰囲気を醸し出している。
因みに店内満席時は外にある記帳表に名前を書いて待つ仕組みとなります。
店内に入り座席に座り、メニュー表を確認。券売機はなく支払いは後払い。
基本的なラーメンメニューは、一番人気の「オロチョンらーめん」「みそチョンらーめん」「みそらーめん」「利しりらーめん」で全品同一価格。
場所柄お酒と共に楽しむ方や、締めのラーメンとして楽しむ方と様々。夜遅い時間になればなるど酔っ払いさんの比率が上がります。
なお、オロチョン・みそチョンをオーダーの方は、注文時に辛さの希望を聞かれます。
通常を1とすると、2倍・3倍・6倍・9倍と辛さを強める希望を伝えることができて、辛いのが苦手な方は1/2・1/4と辛さを抑えることもできます。古びたメニューポップには「高級スッポンコラーゲン」の文字が!
お店のラーメンは野菜やコラーゲンがたくさん入ったスープが特徴でもありますが、そんなピリ辛スープにニンニクを入れることも可能。希望の方は店員さんまで!ただし個人的にはニンニク無い方がきっと良いかもしれない!と思えました。
店内のレイアウトはカウンター7席・4名テーブル席が4組分くらい設置。年季を感じる古びた店内で、令和の雰囲気は無いが好きです。
ホールは外国籍の方、厨房は歌舞伎町の酸いも甘いも知り尽くしたようなおじさま方が担当。怖そうな雰囲気はあるけど笑うとだいぶチャーミング。ホントいい雰囲気です。
調味料は胡椒・唐辛子らか置かれています。
着丼です。
利しりらーめんの一番人気のオロチョンです。
麺上にピーマン・ネギ・キクラゲ・メンマ・豚胡麻らが無数に乗っているがビジュアルは普通。
この一杯の魅力を提供時に早速発見!
先ず見るからに熱々。真っ白な湯気が立ち上る魅力的な一杯。そしてどんぶりがかなり大きい。スープもたっぷり入っていてなんだか嬉しい。
スープは通常の辛さでオーダーしたが、オロチョン仕様のためまぁまぁ辛い。全然飲めない辛さではないが、体の奥からジワジワ熱くなる感覚でクセになる感覚があります。
ベースには鶏・豚・数酒の香辛料を使用。そこに滋養強壮効果もあるスッポンエキスも注入された熱く栄養価高きスープ。
辛いけど、深み・旨みがしっかりしており、どんどん飲み進めてしまう美味しいスープです。
麺は中太麺。
野菜らの量も多く、これらと一緒に麺も豪快に啜ります。食べ応えもありクセになるピリ辛スープとの相性も良し。
麺を食べ始める頃には、体がすでに温まり始めていました。
麺上の野菜の特集すべきは大量のピーマン。
ピーマン嫌いな人は悪夢かもしれないが、個人的には大好物なのでウキウキ。シャキシャキの食感に体にも良い雰囲気を感じ美味しいです。基本的にラーメンにピーマンが乗ることは無いので、その希少性を存分に楽しめました。
ラーメンを食べ終える頃には汗も吹き出すほどの発汗作用があり、寒くなってきた屋外ではあったが体の保温効果が勝り全然寒くなかった。店内見渡しても食べ終えた人ほとんど汗拭いてたww。
また、このラーメンはクセになる要素が強いのに、食後に臭いなどが全然残らない点はとても気持ちがよかった。ごちそうさまでした。