今回は東京都新宿区下落合にある、創業1954年の老舗つけそば専門店【つけそば 丸長 目白店】。
丸長と言えば、つけ麺のルーツともなった名店で「丸長のれん会」にも属する生ける伝説。東京都内で丸長と言えば荻窪の『丸長 中華そば店』かこの目白の『つけそば 丸長』。荻窪店は2023年11月に閉店となっていますので実質、本格的な丸長が頂けるのは2024年現在目白店のみとなっているようです。
ただ、オマージュというかインスパイアというか見事に丸長を再現させたつけそばを頂ける店もいくつかあるんですよね。
そんな丸長は日中のみの営業だったが、2024年9月17日より夜営業を開始の一報があった。
いつか目白の丸長には行くつもりだったが、スケジュールが夜合ったので運良く訪店を決意。歴史の味を堪能しに行ってきました。
つけそばの始祖となる店やから楽しみやな。
店名:つけそば 丸長 目白店
最寄駅:目白駅より徒歩6分
電話番号:03-3951-4378
営業時間:[平日]11:00〜14:00 17:00〜21:00 [土曜]11:00〜14:00
定休日:日曜・祝日
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
お店の場所は東京都新宿区下落合。
最寄り駅は目白駅で徒歩6分ほど。交通量多い目白通り沿いにあります。
外観はシンプル。誰が見てもラーメン屋さんだなぁと思えるクラシックな出で立ち。外から中の混雑具合が窺えるのも良い。
この日は20:30頃行ったら自分がラストで暖簾が仕舞われた。ラッキーではある物の、チャーシュー切れでこの上なく楽しみにしていたメニューが頼めなくなる不運。仕方なくオーソドックスのつけそばを選択。
店内はカウンターのみでお年召された大将が楽しそうにニコニコ笑顔で接客と調理。温かい雰囲気が店内に漂っていた。
着丼です。
オーソドックスなつけそば。
コレぞ日本の始祖なるつけそば。シンプルで趣きがあります。つけ汁側にメンマ・細かいチャーシュー・ネギ。このシンプルなつけ汁に麺をさらして啜っていきます。
麺は丸みがある太麺。
口に含み噛み締めると、良い弾力や麺の風味がよく麺だけでも美味しく感じる。つけ汁はつけそばの始祖と言われるだけあり、酸味と辛味が融合した爽やかなつけ汁。鋭めの酸味で後追いのピリ辛。やはり東池袋大勝軒を思い起こさせるような味構成に感じます。
懐かしくノスタルジーだけど、荻窪丸長とは見た目もテイストも違います。目白の方が王道的!と言うかスタンダードなつけそばの印象です。
つけ汁にはメンマや細かいチャーシューが入っているが、肉と麺の相性がすこぶる良かった。コチラでは絶対的にチャーシュートッピングしないとダメだな…と改めて強く後悔。美味しく頂きました。僅かな時間だったけど、生けるつけそばの歴史の空間に身を置けて良かった。ごちそうさまでした。