今回は富士吉田市中曽根に2024年9月22日にオープンした【一福 富士吉田店】へ訪店。
コチラのお店は甲府市伊勢にある人気老舗店【一福】の富士吉田支部とという形になります。独自のメニューも少しあったりしますが、基本的には甲府の一福の構成・システムがそのまま富士吉田に来たという形。そんな一福は甲府の【さんぷく】出身。
すなわち一番人気メニューは『つけそば』になるのだが、この令和の時代に昭和にタイムスリップしたような味わい深い一杯が頂けるのも嬉しい限り。お店の運営は甲府と同様お母ちゃん達ばかりだけど、若い人にはないようなアットホームな雰囲気で沢山エネルギーを貰えます！
懐かしい感じのつけそばとラーメンが食えるで！
店名：一福 富士吉田店
最寄駅：富士山駅より徒歩7分
電話番号：0555-28-8443
営業時間：11:00〜15:00 17:00〜材料切れ終了
定休日：不定休
※当情報は100％確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
お店の場所は富士吉田市中曽根。
赤富士通りに面しており、家電量販店ノジマのすぐ近くのテナントの一角。同じ敷地のテナントには【まるごと北海道】や【ラーメン 澄火】もあるあのラーメンテナントエリア。店構えは堂々としています。
赤富士通り沿いからは看板も見えて結構目立つので、この存在が周知されるのは時間の問題かな。
駐車場はテナント敷地内共用かと思っていたが、どうやらテナント前の駐車枠がその店の駐車スペースのようなので、原則他店前の駐車スペースには停めない方が良さそうです。
店頭には祝いの花。
テナント自体は古い物だと思うが、それを感じさせない綺麗な店構えです。
この看板で書かれている『一福』のデザイン文字は2匹の蛇がいるらしいで！
店内に入り、メニュー表を見て口頭オーダーをします。メニューに関しては基本的に一福の本店と同じスタイル。
1番人気はつけそば。支那そばとラーメンの違いは、支那そばはちぢれ麺・ラーメンはストレート麺。支那そばの方がスープの絡みが良い筈。
本店にあるようなおにぎりはないけど、ココだけのカルビ丼があります。システムとしても本店を踏襲してるので味濃いめ希望できます！
「味濃いめ薄めの希望あったら調整しますねー」とお母さん。王道家にいるかと思ったでww
店内の空間はL字カウンター12席。店内待ち席も用意がある。今後方針が変わるか分からないが、店内がいくら空いていても左から詰めて座って下さいと店員さんからご指示があります。
調味料は一般的なラインナップ。店員さん達はアットホームな雰囲気を醸し出しまくるお母さん達。時に口数多く、お客さんとカウンター挟んでクロストーク。
おばちゃんと仲良くなる速度だけは自信ある私ゆきはんも、最初っからタメ口でトーク。まるでこの土地で30年以上店やってるんちゃうか？的な雰囲気な店内でした。
着丼です。
富士吉田店初回はラーメン・カルビ丼を選択。個人的に一福はつけそばよりラーメン＆支那そば派なんです。そんなラーメントッピングは、チャーシュー・メンマ・ネギ。
シンプルなラーメン。オーソドックス中のオーソドックススタイル。麺線など整えなく、効率重視の昭和を感じさせるも盛り付け。
スープは鶏ガラ系に煮干し等合わせてある王道中華そばスタンス。優しい中でも深みとコクがしっかりあり、一口、また一口とスープを飲み進めてしまう。気を衒うことないスッキリ中華そばスープで毎日でも飲めそうです。
ラーメンの麺は中細ストレートタイプ。程よく丸みのある麺でやや硬めに感じる。おそらく全ての麺を甲府市の和田製麺が受け持っているのかと思うが、THEスタンダードな中華そばの麺。
感覚としてはこのストレート麺だと、麺がスープを弾いている印象なので、スープとの絡みが強くなるであろう支那そば（ちぢれ麺）の方が、絶対的にスープの持ち上げが良くなりそうだ。
チャーシューはやや厚切り。少し硬めではあるが、しっかり歯で噛み締めることで、じわりじわりと肉の旨みが溢れ出るので、適度に良い味の染み方をしてると思われる。
メンマも優しく美味しい。サクっとした食感も相まってこれまた美味しい。スープ・麺・トッピングとやはり気を衒うことのない王道ラーメンで美味しく頂きました。
富士吉田店のみの扱いになる「カルビ丼 小」。
鉄板状の焼き場で丁寧に表裏焼き上げたカルビに専用のタレをかけ、茹でもやしと共にオンザライス。普通にめっちゃ美味いし、普通盛りでも余裕で食べてしまいそう！多少なりともジャンキーな旨みも感じクセになりました。
富士吉田新ラーメンエリアの一福・まるごと北海道・澄火の3連店の今後の発展を大いに期待しています。ごちそうさまでした。
