今回は2014年秋頃に富士吉田市で移転されている人気店の紹介。
その名も麺喰処じゃジャ旨さん。
非常にユニークでエンターテインメント性が溢れ、そして美味しい麺が食せるお店。
まるで新横浜のラーメン博物館!!
県外からの観光の一つの話題作りにもいいかも。
気になる方は是非お店に行ってください!
麺じい
簡単に店舗紹介
店名:麺喰処 じゃジャ旨
場所は富士吉田市の昭和通り沿い
場所は富士吉田市上吉田。
ひばりヶ丘高校と吉田小学校の中間地点あたりの交差点に位置します。
駐車場は共用で十数台は停められるでしょう。
外見はラーメン屋さんであることは認識できますが、初めての人は入るのに少しドキドキしそうな入り口。
入り口前には気になる牡蠣泡らーめんの看板(季節限定)。
さぁ左側の引き戸を開けて入店。
店内は古き良き日本の環境を再現!
店内に入ってすぐ右に券売機。
お店は昼夜の営業で共通メニューを提供する商品もあれば、昼・夜限定のメニューもあったりと。
メニュー構成のバラエティが豊かで、独創的なメニューもいくつか。
来るたびに面白いメニューがあって飽きない!
レイアウトはカウンター席、小上がり席、テーブル席など。
カウンター以外に30〜40名は収容できそうです。
そして薄暗い店内は昭和初期〜中期(昭和30年代)を再現したレトロ空間が広がっています。
ポスター、バイク、自動車(ミゼット)、BGMのどれを取っても昔にタイムスリップ。
銭湯という名のお手洗い…
雰囲気はラーメン博物館的な印象。
麺じい
店内は昼でも常に外光差し込まず。
故に、一貫して昭和に浸かった演出を体感できるのが非常に面白い。
卓上はもも酢があります。
牡蠣の泡らーめん
コチラが人気の「牡蠣」が主役のらーめん。
夏場は提供がないので注意。
外見から見える特徴的なトッピングは、牡蠣と牡蠣ペーストオンリー。
丼とスープ・牡蠣らが白黒ベースで配色された独特のビジュアル。
スープは見事なきめ細かい泡立ちの牡蠣スープ。
スペイン発祥のエスプーマ(泡)技法の如く、巧みな工程でスープを仕上げており、レンゲですくってもその泡のきめ細やかさは崩れずまるでカプチーノ!
後味に牡蠣の芳醇な香りが鼻に抜けると共に、ラーメンスープとしても味の構成や旨味がしっかり表現されている。
テッペンに乗る牡蠣ペーストと牡蠣を合わせて食すと…まさに「スーパー牡蠣ブースト」
山梨県で牡蠣を主役に扱う店は聞いたことはないけれど、本当によくできたラーメンで旨くて感動!
麺は菅野製麺の中麺ストレート。
麺自体は細すぎず、フレンチスープのような牡蠣スープをしっかり持ち上げる。
食感もややザックリ感があり独特の美味しさ。
スープの中にはその他素材・トッピングはないけれど、じゃジャ旨さん史上最も美味しいラーメンなんじゃないの?
…って勝手に思ってしまう。個人的に以下で書いた昆布水つけ麺と牡蠣の泡らーめんが2枚看板で超美味い。
麺じい
ただオススメの海老辛味トッピングは、牡蠣泡のスープの旨味の構成が崩れるので個人的にはあまりオススメできません!
昆布水と鰹のつけ麺 塩
じゃジャ旨さんは、昆布水つけ麺も高い人気なのです。
トッピングにはチャーシュー・味玉・メンマ・バラ海苔・海苔。
昆布水に浸った麺は仄かな泡立ちになり、そのまま口に運んでも絶妙な塩加減と昆布の旨さが混ざり合い猛烈美味!
改めて昆布水のポテンシャルの高さに感心!
昆布水に絡めた麺をつけ汁に浸して食べても2度美味しい!
上品なコンソメスープのような塩気の効いたつけ汁は、旨味凝縮でそのまま飲んでも美味しい。
新たな発見です!昆布水鰹つけ麺はとても美味しく、個人的には「牡蠣泡」を僅かに上回った印象です。
昆布水と鰹のつけ麺 醤油
こちら昆布水の醤油で大盛りです。
勿論美味しい昆布水にしっかり麺が浸っています。
昆布水の塩を食べた時よりも磨きがかかっているのかデフォルトで麺が泡だらけ。
このまま食しても旨い!従来の昆布水に加えて鰹の旨味と適度な塩みがあるので美味しさに厚みがある!
塩のつけダレも良かったが個人的には醤油の方が美味っ!
特に鶏の芳醇な香りが立っていて、「旨味ある麺」+「鶏の旨味と香り高いつけダレ」=旨いに決まってるやん!
もちろん最後はドゥルドゥル昆布水をつけダレに流し込みスープ割りに。いやぁ旨い!
えび旨辛つけめん
※2020年9月往訪。
今回はエビが主役のつけ麺をオーダー。
実際は特盛(250円)+欲張りトッピング(290円)の構成。
麺は硬めで歯応えある中太麺。
仄かに海老の風味香り辛さも併せ持ったつけ麺です。
期間限定 まぜそば
期間限定のちょっとジャンクなまぜそば→別名「じゃジャそば」です。
イメージは二郎系まぜそばです。
トッピングには色んな物が乗っています。
チャーシュー・温玉・ベビースター・フライドオニオン・鰹節・チーズ・水菜。
オーダーの際にはニンニク(チップ)を入れても良いか?の伺いがあります。
因みに着丼時の香りはベビースターの香りが強いです。
着丼したら躊躇なくまぜまぜしていきましょう。
丼の底には魚介系のタレが潜んでおり、トッピングにも乗っているエビマヨソースと混ざり合い旨味あるまぜそばが完成していきます。
麺は従来の加水率高めの中太麺。
味の特徴は魚介ダレとエビマヨソース、とろけるチーズの個性が際立ち、ベビースターのカリカリとした食感がモッチリ麺と良いコンビネーションを生み出し美味しい!
既報通りライトジャンクなまぜそばで、男女問わず支持されそうな味わいです。