今回は笛吹市石和町八田。
お店の名前は【かどや食堂】と言い、石和温泉街よりは少し外れた場所にある個人店お食事処。
温泉街でありがちなラーメン居酒屋というよりは食堂感が強いお店。
故に夜の営業時間も20時くらいまでと比較的早め。
美味しいご飯が食べたい人には是非オススメしたいお店となります。
お店の方の対応のええから、安心して行けるでっ!
店名:食事処 かどや
最寄駅:石和温泉駅より徒歩17分
電話番号:055-262-7089
営業時間:11:30~20:00
定休日:金曜
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
お店の場所は笛吹市石和町八田。
笛吹川や鵜飼橋からも近く交通量の多い、石和温泉停車場線から少し北側に入った路地に店を構えています。
民家に混じってこんな所に?という場所に店が立っているので少々ビックリ。
店には山梨B級グルメの「鳥もつ煮」の幟が立てられています。
営業中は武田菱が入る暖簾がかかっています。
駐車場は店の横に軽自動車3台分くらいは停めれそうなスペースがあるけどかなり狭い。
長さのある車は道路にはみ出してしまうので注意。駐車に困ったらお店の人に聞いても親切に教えてくれるでしょう。
店内に入りメニューを拝見。メニュー表1枚でラーメン・ご飯類を表示する分かりやすいラインナップ。気を衒うことなくどこにでもあるような安心のメニュー構成。
ラーメンの味は醤油・味噌・塩と揃っている。
店内はカウンター席と小上がり、座席とあるが広くはなく家庭的な空間…実家に帰ってきたような温かい雰囲気に加えて、切り盛りしているお兄さんとお母ちゃんも人当たりがよくホッコリ。
「お兄ちゃんありがとねー!」と気の利いた声をかけてくれ嬉しかった。
着丼です。
トッピングはチャーシュー・ネギ・メンマ・海苔とシンプル。
スープはアツアツで動物の旨みがしっかり効いた奥深い味わい。食堂系のラーメンテイストではあるものの、もみじとか入ってるのかな?スープは澄んでいて後味やコクが良い!
優しいんだけど旨み・塩みの力強さが味覚に染み渡る。見た目は普通だが、かなりまとまりのある美味いスープです!もしかしたら笛吹市あたりではトップクラスの旨さかも!
麺は中細のストレートタイプ。特段大きな特徴は無いが出汁の旨さ際立つ醤油スープをしっかり纏い、文句なく美味い。
THE食堂系のラーメンの感じって言えばそうだけど、なんか洗練している感じ。美味しいなぁ。。
チャーシューは柔らかく適度な食感。噛み締めるとじわりと旨みが広がり美味しい煮豚。
メンマは小さいがコリコリ美味。
コチラは特製モヤシソバ。スタンダードなメニューとは一線を画す変わり種系メニュー。
近い系統のラーメンを挙げるのならば、神奈川県ご当地ラーメンの『サンマーメン』と言った所か…麺の上にはドロドロのスープ&野菜餡掛けが乗り、それらが蓋をしてラーメン全体が熱々な仕様なのです。
このモヤシソバの構造としては、ラーメンの下層には一般的な醤油ラーメンスープと麺があり、上層部には鍋で熱々に炒め上げられたもやしを中心とした野菜餡が乗ります。故にこの超熱々の餡がドロドロのスープを作り上げているのだが、町中華のような餡掛け特有の旨みがスープと共に広がって熱々旨し!!
相当な熱々&ドロドロ故に、猫舌の人はなかなか食が進んで行かないかと思うが、冬場にはこの熱さが体の芯温を高め、心から元気にしてくれます。スープの下からよく混ぜると多少このドロドロ感は軽減されます。
餡掛けを掻き分け、スープの奥に麺が潜んでいます。
勿論、スープや餡は麺に強烈に絡み、旨み成分もしっかり麺に乗ります。スープを飲むだけで熱々で苦労するが、麺も含めるとなお一層のこと。麺量痛普通のラーメン一杯を完食するのに、じっくり15分以上をかけて食べていたと思います。体も最強調に火照り、寒い冬場には喜ばしい限りです。
美味しく頂きました。全般的にもっと評価され、有名になってもいいんじゃないの?という美味しいラーメンでした。ごちそうさまでした。