今回は東京都新宿区高田馬場に2022年6月23日にオープンした新店舗。
その名も「江戸麺 GOODLE」さんへ。
GOODLEとはGood+Noodleの造語で、コンセプトは「GoodなNoodleで世界を照らせ」。
GOODLEさんは都内の飲食店運営やコンサルティング事業を受け持つ会社【株式会社 GRAIL】の新業態店舗となります。
店主さんはどこかのラーメン店で修行していたような経験はないようで、独学やラーメン学校などに通う経験を糧にこの店をオープンさせた鬼のような行動力と熱いハートを持つ方。
SNSの話を読んでいると、どうやらオープンする3ヶ月くらい前までラーメンを作ったことが無かったとか…
それホンマかいな!ホンマやったらそんなラーメン店世界初やないか!?
お店のよると「こんな時代だからこそ、やったことがないからできないという常識を変えたい!」という思いのもと、情報に溢れる世の中だからこそ、あらゆる情報を集めて自分にアジャストしてオープンまで漕ぎ着けたようです。マジですげぇ!
ただオープンしても誰にでも作れそうなラーメンだったら拍子抜けだからね!しっかり期待値上げるからね。
簡単にGOODLEの店舗紹介
店名:江戸麺 GOODLE
最寄駅:高田馬場駅より徒歩4分
電話番号:不明
営業時間:11:00~21:00
定休日:日曜
SNS:Instagram
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
場所は高田馬場駅から徒歩4分
お店の場所は、JRや東西線の高田馬場駅から徒歩4分。このエリアを行き交う人は外国籍の方がとても多いなぁ。
昼はわからないけど夜はオレンジのネオンが妖しく輝き独特の雰囲気を放っている。
GOOGLEかと思たで!
オープン初日だったため祝いの花も届いていた。完全独学だから業界のコネもないのかなと思ってたら、井荻の名店「中華そば 麺壁九年」から来ていた!
あれ、昼間に麺壁九年の2号店(麺や 麟子鳳雛 りんしほうすう)行ったばかりだったなぁ。
店内満席時は外並びとなるが、店前のガードレール側から高田馬場駅側へ伸びていく形。
食券購入は店内入店時でOK。
外並び時は、待っていると店員さんが呼びに来てくれます。
まるで創作ラーメンのようなこだわりよう
入店しタッチパネル式券売機で食券発行。
上の写真はタッチパネル周辺が狭くて大変だったので、メニュー表でご覧ください。
メニューは醤油、貝塩、背脂煮干、鶏白湯、トリュフまぜそばらがベーシック。
この日は既に醤油が品切れで、おすすめ伺うと「鶏白湯がおすすめですよ!」とお兄さんが声かけてくれた。
店内はこじんまりとしており、オールカウンターで10名入れないくらいだったかな。
座席には木製のお盆が敷かれ、オリジナルのレンゲも置かれてゲストを迎え入れる体制を整えてあります。
卓上の調味料も一切無く、雰囲気は既に名店。店員さんたちも皆さん若々しくエネルギーが溢れていた。
お店のこだわりもメニュー毎に丁寧に表記されています。
ここで一言。「マジでラーメン初心者かよ!」「すげーなー!」
そりゃみんなビックリやで!
特上鶏白湯グードル
着丼です。
オススメ頂いたの鶏白湯の特上を。
トッピングはパッと見分かりにくいが色々入っていて、豚鶏チャーシュー・丸餃子・つみれ玉子・穂先メンマ・刻み紫玉ねぎなど。
スープはとろみ弱めの鶏白湯スープ。
濃厚なそれとは若干違い、しつこさ・ペタペタ感は極限まで抑え、後味はかなりスッキリ。
濃厚な鶏白湯に慣れている人は物足りなさを感じるかもしれないが、このスープはどこかしら気品があり知らぬ間に飲み進めてしまう程のレベルの高いスープだと感じた。
豆乳・白ワイン・帆立・鰹の厚削り節あたりが、おそらく従来ある鶏白湯とは異なる素材だとは思うが、まるでフランス料理をやっている人の創作スープを飲んでいるようだ。美味い!
店内には【江戸麺GOODLE】と書かれた麺箱が置かれていたので自家製麺か?平打ち麺で提供。
適度な食感で特段強い個性はないが、スープとの馴染み&融合性も良く個人的には意外だったが、スープとの一体感もあって超ビックリ!
チャーシューは豚の低温調味がイン。
歯を入れてすぐ旨味を感じ、柔すぎず適度な食感を感じつつ後半の風味も美味い。
鶏のチャーシューは色味から茶がかっていて、スモークの一手間を加えている。
スモーク鶏を使用する店もそうないので斬新性はかなり感じた。
噛み締めるたび旨味を感じて素敵です。
これも意外なトッピング丸餃子。
はじめは何だろうと思ったが中には餃子餡があり、薄めの皮共々ジューシー。肉汁が溢れている感もあり面白い。
つみれ玉子もアイデアトッピング。ザラザラツブツブ食感コーティングが玉子外面にまとわれ、味も食感も美味しい。
美味しく頂きました。正直この一杯が少し前までラーメンを作ったことのない人の一杯とは思えなかった。
この調子なら1年経てば相当なブラッシュアップもされると思う。そういう意味では未来における注目店舗であることは間違い無いでしょう。そして、「出来ないことなんてない」と言うメッセージを、ラーメンを通じてきっと届け続けてくれるでしょう。
ごちそうさまでした。