今回は中央市の人気ラーメン店【旨麺処 むらまさ】さん。
豚骨をベースにしたメニュー・牛骨をベースとしたメニューなどで構成され、アルコールメニューも充実した町のラーメン屋さんというスタイル。店主さん達の接客も感じがよく居心地の良いお店です。
2023年には2号店となる【旨麺処 勝盛】がオープンしています。やはり本店となるコチラの人気は強く満席になることもしっかりあるようです。
アイデア豊富なラーメン屋さんやで!
店名:旨麺処 むらまさ
最寄駅:東花輪駅から600m
電話番号:055-274-5121
営業時間:11:30~14:30 18:00~22:00
定休日:水曜日(祝日の時は翌日休)
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
場所は中央市布施で県道3号身延道沿い。最寄駅は東花輪駅で車で2分・徒歩で11分ほどの距離感。
店前には他テナントとの共用の駐車場完備。
手作り感あふれる外観です。店内もガラス張りのため、混雑具合を察する事ができます。
入店したらスグに漫画本や券売機があります。
メニューは上述した通り、豚骨・牛骨ベースを中心にはアルコール・丼物メニューも充実で手広い印象。
券売機にはリアルタイムでの人気メニューが表記されており、この日は『豚骨醤油ラーメン』『TT麺』あたりが人気と表記されていた。
平日ランチタイムは麺大盛り・ライス無料ですので希望の方は申し出ると良いです。
卓上調味料は、ごく一般的。
決してピカピカ綺麗という店内ではないですが、店主さんはどのような状況でも大きく印象良い声質で接客しており滅茶苦茶プラスポイントだと思います。これならラーメンも美味しく感じるはず!
着丼です。
トッピングには、チャーシュー・ネギ・海苔・メンマ。
スープはサラサラ系で濁りみのある豚骨ベース。
さらには背脂を浮かしたスープは一口含むと、豚骨を炊き出した豚の風味が広がり鼻に抜けます。
見た目の特徴からオイリーな雰囲気を醸し出しているスープですが、いざ口にしてみるとクドさはあまりなく比較的スッキリ飲み干せるという矛盾が面白い!
見た目と中身はちゃうんやでっ!
麺はこちらも予想と反し中太麺。もう少し細い麺を予測していたので意外なスタイル。スープを多めにまとわせて豪快にすするのがオススメ!
多くの顧客からも支持のある豚チャーシュー。下味がもう少しあると嬉しいが、分厚くホロホロほぐれていくやわらか肉で美味しい。
トータルとしては、濃そうだけど…そうでもなくややスッキリ。何か不思議な魅力を持ち合わせたラーメンです。
こちらは長期間にわたり話題となっている「TT麺」。
惜しまれて閉店した山梨県の名店の「とんとん」の人気メニューのオマージュ的一杯。
豪快に乗るチャーシューが特徴的。
スープは中華そばのようなあっさり淡麗系スープ。
麺は中太の手もみ麺のような中太サイズ麺。個人的には好きな形状で美味しい。モッチリ感もある。
チャーシューはとても分厚く長いの2個。味わいはプレーン。
TT麺のコンセプトが「とんとん」だとしたら、ちょっと後引く感じがなかったかなと言う印象。
個人的には断然豚骨塩の方が好みです。
コチラは冬季限定発売とはなっているが、夏場も運良く販売し続けている『花咲蟹の濃厚ラーメン』。
山梨県内では2号店の勝盛さんで、花咲蟹のつけ麺を頂いたことはありますが、かなり珍しく希少な食材。トッピングは頃チャーシュー・ネギとシンプル。この一杯は辛さを5辛まで調整できます。コチラはピリ辛な2辛です。
スープは濃厚な蟹の風味が全面に出た、かなり個性強めの口当たり。花咲蟹の蟹味噌をかえしに投入しており、蟹と味噌のコクがグッと味覚にアプローチ。後追いでピリッと辛味が来てめちゃくちゃ美味い!!
個人的な経験上、甲殻類でのラーメンはとても難しそうで大当たりのお店は数少ない。だが【むらまさ】さんの甲殻類は旨み・甘み・辛みがとてもバランスよくて終盤も飽きがこない素晴らしい出来栄え。控えめに言ってもむらまさナンバーワンはコレ!と言い切れるスープで大満足。
麺はプリンとした平打ちの中太麺スタイル。味噌系には断然太麺だが、平打ちで適度なモッチリ感があり歯切れも良い。スープとの相性も良く一体感もお見事。むらまささん…やるやん!!
勝盛さんの花咲蟹のつけ麺スタンスとはなんだか全然雰囲気が違って感じる。
チャーシューは一口代のコロチャーシュー。大判サイズのむらまさらしいチャーシューでは無いが、ちゃんと美味しい。トッピング類で大きく存在感を放つものはないが、ラーメン全体としてとても美味しい一杯でビックリ!甲殻類を扱うラーメンとしては個人的に絶対的に上位に来るであろう素晴らしい一杯でした。
ごちそうさまでした。