銀座 八五@東銀座 |
今回は中央区東銀座。
ラーメン界でもメジャーな【勝本】が、新たな新形態での店舗を出店しました。
オープン直後は入れないと半ば諦めもありましたが、無事ありつけました。
お名前は【銀座 八五】と書いてはちごう と読みます。
今後、ますますの混雑が進み簡単には入れなくなりそうなお店です。
オープンは2018年12月8日。
簡単に店舗紹介
店名:銀座 八五
最寄駅:東銀座駅A7出口から3,4分
電話番号:050-5596-6139
営業時間:11:00~15:00 17:00~21:00
定休日:水曜日・第2第4木曜日
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
立地・駐車場など
小雨降る東銀座。
位置感覚は東銀座の歌舞伎座の裏の方。
夜17時10分着で悪天候ながらも早くも10名は待ちが居ました。
店舗は高級割烹店を想像させる堂々した和の佇まい。
立派な板看板も貫禄を増幅させます。
表にメニュー表が掲示。
基本的にベースとなる中華そばしかありません。
また季節のそば(3,000円!)ありますが、まだ扱っていませんでした。
回転は思いの外悪くなく、予想よりも早めに店内へ入店できました。
店内レイアウト・環境・コンセプト
店員さんに促され店内へ。
入店してすぐ券売機があります。
席数はカウンターにたったの6席。
隠れ家的な高級寿司店のような対面型の小さな作りです。
紙状のランチョンは顧客ごとに新品に変えていました。
割り箸は箸巻紙まで付いて、銀座ならではの高級感を演出。
ここで、店員さんから『水出しのほうじ茶もご用意できます』とアナウンス。
隣の方が、食後に頼んでいたので真似することに。
店主さんは見た目ですぐ分かる貫禄ある方。
堂々としていて、怖い人かと思いきや・・・
来店客一人一人に『お寒い中ありがとうございます』とお辞儀までして下さり、自身の背筋がすっと伸びたのを覚えています。
BGMはかなり静かめ。
従業員同士の会話もほぼなく、心地よい静寂の中で時が過ぎていくのを感じます。
この空間や席数の構成も、銀座という土地柄・イメージを計算して作ったんだろなぁと思わせてくれます。
ラーメン自体は中華とフレンチの技法が採用された仕様。
そこに和のラーメンが混ざり合うことで、唯一無二のラーメンを作り上げていきます。
中華そば 850円
【 中華そば 850円 】
待ち時間もそれほどなく着丼。
八五さんのスタンダードです。
トッピングには、チャーシュー・青ネギ・メンマ。
チャーシューの上には高級品のペッパーキャビア。
ペッパーキャビアとは?
アフリカのインド洋に浮かぶマダガスカル島からお届けするペッパー・キャビアは、野生のため収穫量がとても少なく世界の有名シェフが使用している貴重なペッパーです。
たった一粒でもキャビアのような存在感が感じられるほど濃厚な味と香りを持つ野生のペッパー。
yukoオンラインショップより引用
スープはご覧の通りの美しき黄金清湯。
醤油は不使用。
フランス産鴨と名古屋コーチンベースの出汁に素材(乾物等)の塩分等を抽出して作り上げたというスープは芸術品。
飲み進めるほどに旨味が広がるような感覚で、いつまでも美味しい!
麺は浅草開化楼のストレート。
このスープを纏うことで、麺に色気さえ感じて味もたしかなもの。
フランス・中華らの技術で、素材の旨味・コク・深みを表す。
そして日本の『仕事』が存分に活かされた極上の一杯だと感じます。
麺じい
ここでは、丼の淵に口を付けて飲む勇気がなく、レンゲのみでスープを飲み干し完食。
食の高度な技術・日本の伝統・おもてなしの概念が見事に融合したお店でした。
今後、様々な賞レースにもノミネートされていくことでしょう。
ごちそうさまでした。