今回は東京都清瀬市に2025年10月11日にオープンされた【天地(アメツチ)】さんへ。
お店の解説によると、天地とは自然そのものを表す言葉。食材にこだわり人の体を作る源を指す言葉として屋号にしているようです。
こちらの店主さんは関東No. 1ラーメンブロガーの「いけ麺」さんによると、中野新橋で【うぜん】という名店を切り盛りしていた際の店主さんがコチラで店主として復活を遂げたようです。
ラーメンを知り尽くした玄人職人が作る一杯を求めて清瀬まで訪店してきました。

ラーメン通は一度は行ったほうがいい!べらぼうに美味いラーメンやったで!
店名:天地(あめつち)
最寄駅:秋津駅から徒歩3分
電話番号:不明
営業時間:11:30〜15:00
定休日:月曜・火曜
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
秋津駅から徒歩3分

お店の場所は秋津駅より徒歩3分。新秋津駅からは徒歩8分で線路の踏切が近くに店がある。
大きく道が逸れることなく駅からのアクセスもわかりやすい。もちろん駐車場は完備なしと思われる。
お店の外観の特徴
3階建て民家の1階のみ飲食店用に改装したような雰囲気の外観となっている。
外観から目立つ特徴としては、表札や置き行燈なんかがカッコ良くてこだわっている印象。三河屋製麺の麺箱も印籠代わりに置いてあった。

メニューは醤油の中華そば一本勝負

店内に入ったら小さな券売機が設置してあるので食券購入します。
メニュー構成は中華そば一本勝負!
コレも自信の表れ。特製トッピングもあるし、個別にトッピングを追加することも可能。またお土産チャーシューの販売もしているようだ。恐らくお店側はホームページやSNSで発信をしていないので、情報を掴むにはお店に行ったり、実際に食べたユーザーのSNSなどを見ないとチェックできない模様。
店内はアットホームな空間で優しい世界

満席時は店内壁側に椅子が置いてあり、最大4名まで店内待ちすることが出来る。それ以降は外待ちになる。

座席はカウンター5席だけ。
予めお盆が置かれ、お出迎え体制がとられる。店内はマスターと女将さんの2オペ体制。貫禄あるマスターに、気遣いが素晴らしい女将さんのナイスコンビです。アットホームで優しい空間で気持ちがほっこりします。

調味料は独自性があり面白い!

卓上調味料はブラックペッパー・柚子一味、そして「コクだしスプレー」と称した秋田県のしょっつるスプレーが置いてあります。ラーメンの味変にスプレーすると、魚の香りと味が強まります。
個人的にはどの調味料も、ラーメンとの相性が良くオススメです。

着丼です。
中華そばにトッピングでワンタンを追加しました。そのほかトッピング内容は、チャーシュー・姫竹・青ネギ・となっています。
スープは丸みと深みが顕著に表れている

スープは先ずかなりの熱々。奥行き・深みがしっかりあり、後味には鶏の香りがふわっと抜ける構成。塩み・甘み・香りとかなりバランスが良くジャパニーズラーメンの真髄を見るような出汁が美味いスープ。
こんなに味がしっかりしていて無化調!そしてありそうなんだけど、類似するラーメンを想像しても思い浮かばない。そんな極めてレベルの高く唯一無二な感じるスープの口当たりに感激しっぱなし。これは美味い!
麺は三河屋製麺の中細ストレート麺

麺は人気製麺所の三河屋製麺の中細ストレートタイプ。
歯切れ良く何よりもスープの持ち上げが良い。麺とスープの一体感はラーメンの構造上極めて重要だが、その辺の懸念も高いレベルでクリアしており、また一つ感激!
そのほかトッピングも至高!


そのほかのトッピングに関しては、先ずはチャーシュー。2種の豚チャーシューが投入してあり、これらは茨城県の銘柄豚である「常陸の輝き」を使用していると思われる。特にバラ肉は柔らかく甘い。歯を入れた食感がよく、鼻に抜ける豚の風味も秀逸。バラは結構大ぶりなので、麺一口に対して少しずつ頬張っていくと贅沢感を味わえて最高。
ワンタンは手作り感ある滑らかで美味しい皮に優しく美味しい餡が特徴。どちらの存在感もラーメンの力を高める好材料となっていた。
美味しく頂きました。長年に渡りラーメンの世界に従事された巨匠の一杯は抜群に美味くて、感情が突き動かされました。ありそうでそうそうない味わいの美味しいラーメン。今後も頑張って頂きたいです。ごちそうさまでした。