今回は甲府市高畑に2025年6月29日にグランドオープンした新店舗の【中華そば 一咲(いっさ)】さんへ訪店。
一咲さんはオープン日以前より看板だけ付いていて、いつオープンするのか?と期待されていたお店。元々横浜家・徳栄家と家系ラーメン店が営業していた店だが、今回は家系ラーメンではない模様。
個人的にリサーチした情報によると、店主さんは修行経験はなく独学で自身のラーメンの味を探求したそう。営業スケジュールは昼夜の予定だが、今後は変更もあり得るようなので、詳細については店頭もしくは店舗インスタでチェックです。

ひとまずオープンした後すぐ、当面夜のみの営業としたみたいやな
店名:中華そば 一咲(いっさ)
最寄駅:南甲府駅より徒歩24分
電話番号:不明
営業時間:11:30~15:00 (LO 14:30) 17:30~20:30 (LO 20:00) オープン後は当面夜営業のみ
定休日:不明
SNS:Instagram
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。

お店の場所は甲府市高畑2丁目。かつて横浜家や徳栄家があったテナントの跡地に一咲さんは入居しています。
今までは家系ラーメン店だったので、黄色い看板や赤い看板でしたが、今回はシンプルでスタイリッシュな出立ちとなっています。

駐車場は店前2台?と道路を挟んだ向かいに駐車できます。夜は近隣テナントも混み合う関係で駐車はしにくくなるかもしれません。

暖簾は純白で大きめ。
引き戸を開けて店内へ。



店内に入り券売機で食券購入。メニューは基本的に「塩」と「醤油」の2種。大盛りはあるが、特製などのトッピングメニューは無し。ラーメンのトッピングレパートリーの選択肢がないのは、個人的な経験から売上機会の損失に繋がりそうなので、レパートリーがあるとお客としても嬉しい。
運営はご夫婦かな?お二人ともどちらかと言えば塩の方が好みでオススメ!と意見ももらいました。

店内は徳栄家時代のレイアウト、内観ほぼそのままとなっていて、厨房を囲う形の真っ赤なオールカウンターで10席前後。祝いの花等置いてある関係で今後座席数は増えるかもしれません。


卓上調味料は一般的なもの。
訪店はオープン当日で、おそらく現場経験も少ないかもしれない関係で混雑時はオーダーミスなど、ドタバタしたり待つことがあるかもしれません。ただ運営しているお二人とピンチヒッターフォローのおかあちゃんも含め、皆さん明るくて礼儀正しくて頑張って!って応援したくなる感じ。

オープン序盤のお客さんには、かなり待たせてしまうからともつ煮のサービスがありました。モツがとっても柔らかくて美味しかったです。特に序盤は調理時間は結構かかりましたが、お店の方や仲間などと会話できてストレスはありませんでした。

着丼です。
お店のオススメがあった塩ラーメンの味玉乗せです。トッピングはチャーシュー・味玉・メンマ・海苔・白髪ネギ・フライドオニオンとなります。ビジュアル的にもまとまった一杯です。

スープは抜群にクリアと言うわけではないが、塩の清湯仕様。スープ構成の蘊蓄が書かれたPOP等はないが、構成的に鶏を主体としており、そこに魚介などの和だしや煮干し等を合わせている模様。
塩みはほどよく立っており、出汁っぽさが前面に出た口当たりとなっている。なんとなく複雑みのある美味しさだが、魚介・和出汁系のエッセンスはそれほど強くは感じない構成。なかなか形容が難しい口当たりだが、インパクトはあってラーメンスープとしては美味しい!
余談だが、私の同行者がその後塩が提供されたのだが、どうやら同行者に提供したスープの出来の方が正解だったと丁寧に謝罪と説明を受けました。もう1杯作ってもいいですか?と提案を受けたが、もちろんお腹いっぱいで辞退。前と後のスープを飲み比べたが、個人的には、最初のスープの方がインパクトがあって美味しかったと思う。その旨マスターにはお伝えしたが、おそらくマスターの方向性としては、もう少し柔らかい塩を想定してたと思う。今後どっちの方向性になるのかも楽しみ!!

続いて麺は中サイズの緩いウェーブが入った麺。気持ち柔らかめではあるがコシを感じるスタンスの麺。個人的にはもう少し細い方がスープと一致しそうな気がするが、案外スープの持ち上げは悪くなく美味しく頂けた。



チャーシューはクセなく美味しい煮豚。メンマは細切り。味玉は結構味が染みていて濃いめで印象深かった。

同行者がオーダーした醤油ラーメンを少しいただいてみたが、結構おとなしめで個人的に分配を上げるなら断然塩であった。いずれの一杯もまだまだ伸びしろのあるラーメンだと思うので、今後の成長も大いに期待しています。ごちそうさまでした。