今回は東京都千代田区九段南に2025年5月1日にオープンした【横浜家系 てつ家 市ヶ谷】さんへ訪店。
こちらのお店は屋号の通り家系ラーメンを専門として扱うお店ですが、あの家系の始祖である総本山【吉村家】で10年ほど修行をされて独立開業という事。2025年開業の東京都内家系ラーメン店の中でも注目を浴びている店となります。
正式には吉村家直系では無いが、吉村家と同様の素材・材料を使用しての営業が吉村実会長からも許可されているようです。東京都内には直系免許皆伝の店は【環2家 蒲田店】だけ。てつ家は言わば直系店に準ずるお店だと思います。これから成果が実れば直系店昇格もあり得る話だと思うので楽しみだし期待せずにはいられません。

2025年オープンの中で話題性はトップクラスやな!
店名:横浜家系 てつ家 市ヶ谷
最寄駅:市ヶ谷駅より徒歩2分
電話番号:不明
営業時間:11:00〜15:00 16:00〜22:00
定休日:火曜
SNS:X
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。

お店の場所は、東京都千代田区九段南。最寄りの駅は市ヶ谷駅となっていて徒歩2分の距離。靖国通りからドゥエ・イタリアンの横の東郷通りに入った場所に店があります。

市ヶ谷駅付近にあるとはいえ、少し分かりにくい場所にあるため立地的にどうなのかな?とは思ったが、流石のネームバリューの強さ。しっかりお客さんが並んでいました。特に土日の夜はスムーズに入りやすいようです。

店頭にはスーパースターから連名で祝いの花が届けられていた。ホンモノか?今年は大谷翔平選手からの祝いの花も見たが、ラーメンがワールドワイドに広がっているのかな?

店内満席時は入り口から東郷通りに列が伸びます。食券購入タイミングは、入店して店員さんに促されてからなので、外並びあれば一先ず並びます。店内にも2席だけ待ち用の椅子があります。

店内に入店して促しを受けて食券購入。メニューは家系ラーメンとなり、通常トッピングから海苔玉子・チャーシュー麺とある。麺量も通常・中盛・大盛とある。ライスも人気だが、チャーシューまぶしも絶対的人気なご飯ものとなる。

食券提示時にお好みを伝えます。案内には「かなり濃厚なので濃いの苦手な方は薄めオーダーして下さい」との掲示もあった。個人的には普通でちょうど良い濃さ。王道家等の塩みが強い店と比較したら塩み・濃さはデフォで抑えめです。

店内は入口のカウンター3席、右奥にコの字型の壁向きカウンター14席ほどがある空間。入って左奥にテーブル席もあったがコチラは未使用かな。座席にはあらゆる調味料が置かれており、家系ラーメンらしいワクワク感が醸成されてくる。
店員さんも活気があり、家系ラーメン屋らしい雰囲気が広がっていた。不思議とそれほど豚骨等を炊き出している強い香りは漂ってこなかった。

着丼です。チャーシュー麺をオーダー。すごい食べたかったご飯類は我慢。お好みコールは全部普通で通しました。トッピングはチャーシュー・ほうれん草・海苔。

スープはわずかにとろみ感じる口当たり。動物の旨みがしっかり広がる濃厚家系スープ。鶏油の香り、厚みある動物系スープの中に心地良い香ばしさも感じ取れる美味しいスープ。総本山での教えを再現して提供されるスープは、直感的にビビッと来る旨さでクセになる。

麺は吉村家同様に酒井製麺を採用。麺のお好みは普通。しっかり麺の芯温が高まりホクホクして美味しく、モチモチの麺の長所が引き出されている。スープの乗りも良くて実に美味い麺です。

チャーシューは硬めの箇所・柔らかめの箇所が入っており、燻製の香りがとても良い。柔らかいチャーシューは脂身がかなり多かったのは少々残念。

吉村家でもお馴染みグリーンニンニク(行者ニンニク)を投入してのパンチある味変は鉄板。終盤はお酢などを入れてサッパリさせて頂くのがマスト。やはり美味しい家系ラーメン。滑らない一杯に満足のまま店を後にしました。ごちそうさまでした。