今回は東京都文京区小石川にある人気店【本枯中華そば 魚雷】さんへ。
こちらのお店は2010年にオープンし、ロングランで愛されている人気店。コチラの店は、長野県のラーメン重鎮『塚田 兼司』氏が手掛けたお店となります。(有限会社ボンドオブハーツ)
ボクとしても大変尊敬しているラーメン職人の一人で、特に印象深いのは現在は閉店している【銀座 魄瑛】をプロデュースした経歴があり、個人的にはこのお店の『江戸前しじみつけ麺』が斬新で豪華で美味すぎた記憶があります。銀座 魄瑛さんはあの伝説のビジュアル系バンド『PENICILLIN』のHAKUEIさんが経営していたお店でもあるんですよね。
そんな凄腕の所有する名店の味を知りたくて訪店しました。
この店はラーメン業界では初めて目にするスープの作り方をしてるんやで!
店名:本枯中華そば 魚雷
住所:東京都文京区小石川1-8-6 アルシオン文京小石川102
最寄駅:春日駅A5出口より徒歩1分・後楽園駅から徒歩2分
電話番号:03-5842-9833
営業時間:11:00〜15:00 18:00〜22:45
定休日:水曜
SNS:X
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
お店の場所は東京都文京区小石川。
最寄駅は春日駅のA5出口より徒歩1分。後楽園駅からも2分ほどで到着する近距離です。
千川通りに面しており、お店の外観は入口に特徴的な丸看板が置かれており、ポップでキャッチーな雰囲気が漂っています。
お店の外観や入口の雰囲気はレトロなカフェのように見える。メニューが記載されたスタンド看板も置かれており、ここには「最高級本枯れ節をサイフォンで抽出する体に染み渡る究極のスープ」と記載されています。
サイフォン?・・・19世紀の初め頃にヨーロッパで開発されたサイフォン。 蒸気圧を利用してお湯を押し上げ、高い温度のお湯とコーヒー粉を浸漬して抽出します。
この手法で出汁を抽出する唯一無二のスープから成るラーメンが食べれるのです。
店内に入るとスグに大型の券売機があるので食券を購入します。
メニューは、看板メニューとなる「本枯中華そば」、喉越し良い麺の「稲庭中華そば」、「つけ麺」と、店主さんの主軸となる店の拠点となる長野県のご当地ラーメンの「王様中華そば」らがラインナップ。和え玉も人気です。
店内へ案内されカウンター席に。卓上には調味料が胡椒のみ置かれている。
お店の運営は女性の方がメインで調理をされていた。気の利いた接客で人柄とても良く、居心地がとても良い。
そしてこの店の見物となるスープの抽出方法だが、コーヒー抽出などに使用されるサイフォンを使用してスープを抽出。
同業他のラーメン展を見ても、サイフォンでスープを抽出会社など見たことがなく、完全に独自性と創造性を帯びたラーメン作りであると分かる。
初の来店で本枯れ中華そばではなく、つけ麺をオーダー。理由としては個人的なリサーチでは、ラーメンの評価も高かったが、つけ麺の評価もかなり高かった点が挙げられていたため。
トッピングには麺側に味玉、つけ汁側にチャーシューやなるとなどが乗っていた。
麺線が綺麗に整えられ中太の姿勢正しき麺。
つけ汁は触れてみると、トロッと感の強めの魚介豚骨スープとなっている。クリーミーで柔らかな質感。量産化傾向にありがちな魚介系豚骨とは異なり、多重なる甘みや旨みがクロスしていてめちゃ美味い!!
粘度は強めだが、喉に引っ掛かる事なく滑らかに食道へ流れていき飲み心地も良い。
特にびっくりなのが麺の完成度。粘度は強くしっかり麺に絡んでくれるが、重さ・しつこさ皆無で滑らか質感そのままに啜れる。艶やかで喉越し良く、これぞ一体感極まれりつけ麺!スープ・麺が偏る事なく手を取り合うように完成していてめちゃ美味い。
味玉はつけ麺のため黄身かための構成。チャーシューは大切りで無いものの、肉本来の旨みとつけ汁が融合した美味しさでたまんねぇ!
特製などにはせずシンプルなつけ麺を選択したが、べらぼうに美味くお店のレベルの高さをこの一杯で確信した!ごちそうさまでした。