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【竹ちゃんラーメン@甲府市】富士見の人気店【幸楽】の跡地に息子さんが受け継ぐ中華そば

今回は甲府市富士見に2024年3月13日にオープンした【竹ちゃんラーメン】へ。

コチラのお店はかつて人気を博していた甲府市富士見の老舗店【幸楽】の後を受け継いでオープンしたお店。

幸楽は2021年11月末に閉店をしていましたので、それ以来の店開けという形になります。

https://twitter.com/ore_ramen/statuses/1458357597614927874

高齢のため引退されたおやっさんの後を担う事になったのは息子さん。東京からこ地元に戻り、独自の味で勝負をかけていくことになりました。

お母ちゃんも手伝いとして店内で頑張っておられるので、(おやっさんは店内奥で休んでます)これまでの幸楽を知っている人も、久々にご家族の元気なお顔を拝見しに訪れてみてはいかがでしょうか?

麺じい
麺じい

昔の幸楽とは違ったアプローチのラーメンを作ってくれるで!

竹ちゃんラーメンの住所や営業案内

店名:竹ちゃんラーメン

住所:山梨県甲府市富士見1-13-1

最寄駅:甲府駅北口より徒歩33分

電話番号:不明

営業時間:11:00~14:00

定休日:日曜

※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。

場所は甲府市富士見の幸楽跡地、駐車場場所も解説します

竹ちゃんラーメンの外観
竹ちゃんラーメン

お店の場所は甲府市富士見。

かつて人気を博した【幸楽】があった跡地にそのまま店を構えています。

看板は古びたものから新しい看板に一新。おやっさんの後を継いでいくものと思ったが、作り手もラーメンの形態も以前とは違うので新たな屋号で営業する形を取ったのでしょう。

麺じい
麺じい

都内で流行りの『ちゃん系ラーメン』とは関係ないで!

濃厚中華そばの暖簾
純白な暖簾に濃厚中華そばの文字

店に掲げられる幟には『濃厚中華そば』と記載。

ラーメンを食べた後に思ったが、全然濃厚系ではなく真っ直ぐな淡麗系だったので、この暖簾が意味するものは何だったのか?今でも謎です。

毎日20杯で終了の案内
毎日20杯で終了の案内

店頭には毎日20杯で終了の案内が掲示されている。多くはない杯数ではあるが、地道に頑張られているのが分かる!

駐車場の場所
駐車場は多くはない
11番駐車スペース
向かいの駐車場は11番のみ使用可能

なお、駐車場の場所についてはあまり多くはない。

駐車可能スペースは店前に停めれて3台くらいと、道路を挟んだ向かいの月極駐車場の11番のみ駐車可能とのこと。

目の前の通りも狭い通りなので、車の取り扱いには十分注意を!

メニューは幸楽時代とはガラリと変えてきた

オープン時のメニュー表
オープン当初のメニューメニュー
2025年夏時点のメニュー表
2025年夏時点のメニュー表

店内に入りメニューをチェック。

メニューにおいては『中華そば』『ワンタンメン』『特製中華そば』といった比較的オートボックスのメニュー内容。時期によっては限定メニューもあったりする。

ご飯類では、期間限定でミニキーマカレーがあった。250円と言うかなりの格安で嬉しい。

調味料類
調味料 店内の雰囲気もそのまま

店内の座席レイアウトは、カウンター3席・テーブル1卓(相席あり)の最大7名しか座れない状況。幸楽と言えば奥の小上がりもフル活用していたが、現在は荷物置き場&おやっさんの休息の間となっている。

そして店主は幸楽大将の息子さん。お客さん思いの丁寧な接客を心がけている雰囲気。

今はおやっさんは高齢で、奥の間で休んでいるが、竹ちゃんオープン当初は、お母ちゃんが『お父さんそこ邪魔だからちょっとどいて!!』なんて言いながらも、お客さんの前でのお母ちゃんは『お父さんは何するのも一生懸命でねぇ』なんて発しており、夫婦愛を感じるとともに、やっぱりおやっさんはラーメン屋の現場が好きなんだなぁと嬉しい気持ちになった記憶もあります。

ワンタンメン

ワンタンメン
ワンタンメン

着丼です。

味玉&漬物はサービスして頂きました。その他トッピングはチャーシュー・ワンタン・青梗菜・なると・ネギ・メンマ。

どんなラーメンが出てくるかと思ったけど、しっかり淡麗系のネオノスなる一杯。

淡麗系の醤油スープ
淡麗系の醤油スープ

スープは香味油も含まれ煌びやかで美しい色合い。

口当たりは動物の後を追う様に魚介も感じる。口当たりの雰囲気としては一時流行した『水鶏系』に魚介をアクセントで施した様な繊細かつコク深い口当たり。

スープの旨み・力強さも感じてしっかり美味しい。幸楽のラーメンスープとは違う路線をいくスープの仕上がりです。

ただ店頭の暖簾に書いてある『濃厚中華そば』とは何の事なのか?このラーメンは完全に淡麗系だったので謎が残る。

麺は中細のストレート麺
麺は中細のストレート麺

麺は中細サイズのストレート麺。

加水は中位に調整され、比較的スルスルと啜り上げることができるしスープとの調和性も良い。

麺とスープの合わせからも、歴史ある中華そばと近年の技術やエッセンスが融合した『ネオノス』系な印象を感じた。

バラチャーシュー
チャーシューもボリューム大

トッピングは通常中華そばにも結構な量のチャーシューが乗るらしいが、これも主役はワンタンの筈なのに、食べ応えある豚チャーシューが4枚も入っていた。適度に厚く噛み応えもあり美味しい。

ただ、やっぱりチャーシューは幸楽時代のおやっさんお手作りが好きだなぁ。

大きめのワンタン
ワンタンもかなりの大盤

ワンタンメンの入るワンタンもお手製かな。

1枚1枚がとても大盤。ワンタン皮だけではなく、しっかり肉の餡が入っているのも感心。

トロトロしたワンタン皮にあっさりの肉餡の合わせ技がかなり食べ応えある。

メニュー全般的に価格帯は上がっている様に見えるが、ラーメンの上に乗るトッピング類はかなりボリューム感があった。

かための卵黄の味玉
かための卵黄の味玉
しっとりメンマ
飴色のしっとりメンマ

その他にはサービスでいただいた味玉・メンマも美味しい。味玉は卵黄がややかために仕立てられており美味しく、メンマは飴色でしっとり柔らかく美味しかった。

中華そば・キーマカレー

基本メニューの中華そば

こちらはお店のベースメニューとなる中華そば。

チャーシュー・青菜・ナルト・メンマ・アーリーレッドなど、トッピングも比較的ボリューミー。

淡麗の醤油ラーメンスープ
醤油立つコクスープ

スープは、ネオクラシック寄りな醤油が立つコクウマスープ。基上的には上述したワンタンメンのスープと同様。

中細のしなやかな麺
歯切れ良い中細麺

麺はスープとの調和性も良い歯切れ良き中細麺。スルスルとすすり上げることができた。

チャーシュー
チャーシューも相変わらず美味い

チャーシューもしっかりする意味があり、香りも良く美味しかった。

激ウマキーマカレー
キーマカレーめちゃ美味い!

中でもビックリしたのがミニキーマカレーです。ミニなのに結構ボリュームもあり、カレーが美味くてご飯がはかどりました。

美味しく頂きました。食後はご家族みなさんで大きな声で『ありがとうございました』と見送って頂けました。心が癒されました。ごちそうさまでした。