今回は都留市中央にある人気老舗町中華の【来々軒】さんへ。
来々軒さんは創業1927年と言うことで、この地に店を構えてから約100年近く来店する人たちの胃袋を支えてきました。
屋号の来々軒も全国的にとても多い屋号で、山梨県内でもこちらの店以外に数店舗あります。(関係はないけど…)
定番の町中華メニューはもちろん、独自性のあるアイデアメニューもあってオススメです。
ほっこりして美味しい町中華やで!
店名:中華料理 来々軒
最寄駅:谷村町駅より徒歩8分
電話番号:0554-43-2644
営業時間:11:00〜15:00 17:00〜19:00
定休日:火曜
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
来々軒の場所は都留市中央。
139号富士みち沿いで最寄駅は2つ。富士急行線の谷村町駅と都留市駅の中間点あたりで、共に徒歩10分以内の距離感です。
お店の佇まいは大きくなく年季を感じ、まさに地域密着型の町中華と言う印象。暖簾は無く店頭に営業中の看板が出ていれば入れます。
車で来る方は駐車場の完備があります。
駐車場は店の隣の敷地にありますが、比較的狭く大きな車だと駐車場内の取り回しに気を付けなければなりません。
店内に入りメニュー表をチェック。
メニュー表はラーメン類・焼きそば類・ご飯類・一品物が揃っており、ラインナップは基本的に町中華となります。
ピックアップメニューとしては唐揚定食。来々軒さんは揚げたての熱々大判唐揚げを提供しているらしく、それが名物メニューの一つとなります。
そしてラーメン類にある『特製ライラーメン』は、その唐揚げが豪快にラーメンに乗る一杯となりリーズナブルで人気なのです。
店内はこじんまりとしており、2名テーブル・4名テーブル・6名テーブル×2とトータル収容人数18名程となります。
町中華感よりも大衆食堂感の方が強いですね。
店内にはもう使わない?保管してる?おかもちがあり、古き良き日本の町中華出前の面影を感じさせます。。と言うかまだ配達やってるのかな?メニュー表にも出前料金別料金と書いてあったし…
お店の切り盛りは2オペ。奥の厨房にご主人でホールは女将さんが切り盛り。感じ良くアットホームでアウェイ感あれど居心地悪くないです。
着丼です。そのネーミングに惹かれオーダー。
このラーメンの構成は醤油ラーメンの上に野菜あんかけが乗せられ、ジャンボ唐揚げがダメ押しで乗ると言う来々軒オススメメニューです。
来々軒のラーメンでライラーメンやな!
スープは一見淡い色をしていてあっさりしていそうなビジュアル。口にしてみると口当たりは軽やかだが特徴的な後引く強めのコクが残る。
予め胡椒が振り掛けられてるのも来々軒スタイルで、ありがちな町中華のスープとは一味違う個性的で風味良く美味しいスープです。純粋に町中華としてもレベル高いスープです。
麺は中細のストレートタイプ。
麺はやや柔らかめで、老若男女幅広く好まれそうな麺のスタイルを採用していると見られる。
麺を啜っても啜ってもスープが熱々で、終始熱いものを熱いまま美味しく食べれる喜びがある。
麺上には野菜のあんかけが乗っているが、大きめにカットされた白菜をはじめ、キクラゲ・人参らが入っている。
あんかけのおかげもあり、スープの温度の温度に蓋をして熱が冷めない。
チャーシューは薄切りの煮豚。トロトロでとろける美味しさで大満足。
来々軒特製の大判唐揚げがズドンと上に乗りますが、一般的な鳥の唐揚げよりも断然大きくかなりの熱々温度。揚げたて提供してくれてるんだなと喜び。
衣はサクサク食感でジューシー。ほのかにニンニクの風味も感じると共に、油の香ばしさも後味でプラスされます。
スープも熱けりゃ唐揚げも超熱い。唐揚げは熱すぎて噛みちぎれず、何度も何度も頬張って喰らいつきました。よくよく考えれば、ここまで充実していて五目そばより150円も安いのはすごい!
圧倒的な昭和感と独創性。そして何より美味しいラーメンに満足して店を後にしました。ごちそうさまでした。