今回は甲府市中央に2023年11月10日にオープンした【麻布らーめん】さんへ。
山梨県甲府市で東京都港区の麻布?という疑問が真っ先に浮かんで来るが、コチラのお店は東京都港区南麻布などに店を構える【麻布ラーメン】が甲府に支店を出店した形。
なぜ港区から甲府?となるが、店主さんのご家族が皆山梨県出身と言う縁で、晴れて山梨県への出店が決まったようです。
営業時間も西麻布店と同様に、夜から翌早朝まで営業する山梨では特異なスタイル。
元々は屋台ラーメンが発祥の豚骨ラーメンで、甲府の夜の中心街の人々の胃袋を支える存在になれるか今後にも注目です!
一杯食うたらまた食いたくなったで!
店名:麻布らーめん
最寄駅:甲府駅南口より徒歩16分
電話番号:不明
営業時間:17:00〜翌朝4:00
定休日:無休
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
お店の場所は甲府市中央1丁目。
俗に言う甲府中心街で、春日あべにゅう沿いの最南部に位置します。そこに黄色に輝く看板が目印。
営業時間は夕方17時〜翌4時まで。
港区麻布と比較したら比較的眠ってしまう甲府中心街ですが、幅広い営業時間の受け皿があるのは顧客にとっても嬉しい。
入り口には大きく真っ赤な暖簾で、黄色い看板と合わせても様々な店が乱立するこのエリアの中ではかなり目立っています。
春日あべにゅうの通り沿いからも真っ黄色な看板や大看板が目を惹きます。
基本的に営業していれば看板の電気は全て点きます。
店内に入ってすぐに券売機。
メニューラインナップは豚骨をベースにした醤油・塩・味噌となっており、店主さんに伺うとオススメはやっぱり「醤油」とのこと。
なお17:00〜19:00の間は「早割り」と称してラーメン100円引きとなる。
本家の麻布ラーメンでは卓上に「辛もやし」「ネギ」入れ放題のサービスがあるようだが、コチラには確認できず。券売機にはネギは無いが「もやし」はあった。辛いのかなぁ?
店内は奥行きのある構造で、カウンターのみの10席のレイアウト。コンクリート打ちっぱなしのような店内は、幾分か無機質な印象があるが、それがまた独特の雰囲気があって良い。
卓上調味料には刻みニンニクや胡椒が味変材料として置かれている。
お店の隅には大橋製麺の麺箱。
なお、お店は店主さんのワンオペでした。故に混雑時は幾らか待ちそうな気がします。少し話した感じだと、ハーフっぽいイケメンさんな方で、腰も低くて好印象。
着丼です。
トッピングはチャーシュー・メンマ・ネギ・海苔とシンプルな豚骨醤油ラーメンです。
どんぶりはスタンダードな中華どんぶりです。
スープには背脂がプカプカ浮く豚骨醤油スープ。
とは言え背脂チャッチャ系のように脂を振りかけるような一杯でもない。そんなオーソドックススタイルで綺麗なビジュアル。
ややトロッとするクリーミーな舌触り。やや強めの塩みにガツンと来る豚の旨みがジャンキーな中毒性を帯びている。豚由来のコクの主張が際立ち、シンプルだけど美味い!そんな印象を与えてくれるスープです。
麺は神奈川県の大橋製麺所の中太麺を採用。
やや柔めだけどコシ・食感も感じる麺。麺が独立することなくスープをまとい、それがしっかり一体感を帯びて馴染んでる印象にあります。
スープも美味いが麺も美味い。共に事前予測を上回る美味しい組み合わせです。
チャーシューはバラ豚が乗るが、脂身はそれほど多くは無いタイプ。適度なジューシー加減でした。
美味しく頂きました。このラーメンは濃いめでコクが強いので、絶対的にご飯にも合う!そのため、胃袋に余裕のある人はライスや炒飯を頼んでスープをかけて食べても間違いなさそうです。
真新しい感じはなくオールド感ある豚骨醤油でしたが、個人的には結構好きな部類でハマりそうです。その内炒飯も食べてみたい。締めのラーメンと言えば身体に染み渡る優しい一杯を想像しがちですが、コチラの一杯は比較的ガツンと来る旨みで記憶に残る一杯。美味しかったです。
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コチラは味噌ラーメンです。
オープンした際にオススメ聞いたら『醤油』と答えていた店主さん。今回行った際は『味噌』と言っていた…
『どっちなんだい!?』…もうどれでもいい!!って感じで味噌チョイス。
味噌は醤油の豚骨と同様にしっかりインパクトを感じるスープ。
柔らかくコクのある味噌な口当たりで、クリーミーさもあるが力強さもある。バターを溶かしながら啜る事で、幾分か中毒性も帯びてくる。
大橋製麺の中太麺もスープとマッチしていて美味しい。
やはり印象としては味の力強さがあるので、さっぱりしたラーメンが食べたい人には逆を行くラーメンかもしれません。
締めのラーメンというより、主食ラーメンな方の味覚に合いそうな印象です。
【麻布らーめん】のまとめを以下に記載します。
- 夕方17:00〜翌朝4:00までの夜間営業
- ジャンキー感ある豚骨ラーメン
- ガツンと来るが締めの一杯としても良い
ごちそうさまでした。