今回は東京都杉並区上荻にある【手もみラーメン 十八番】さんへ。
創業昭和41年と凡そ60年近くも現役で休まず営業している愛されまくったお店。
個人的にはコチラのお店は自分の宿題店です。昔から行きたくて狙ってましたがなかなかタイミングが合わず、時間ない時に寄ったら混んでたりとか…ようやっとの事で初訪店を決めることができました!
お店のラーメンスタイルとしては、現代のラーメン感は皆無。豚骨ベースのラーメンに香ばしい炒め物を乗せた少しばかり町中華をも感じされる仕様なのです。それでいて、現代の人に味覚にもバッチリ合う中奥性ある美味しさが特徴なのです。
それ故、店の雰囲気・客層とっても昭和にタイムスリップしたような感じで、日本のラーメン文化を感じるには良いお店だと思っています。
日々行列が続くのは理由があんねんな!
店名:手もみらーめん 十八番
最寄駅:荻窪駅北口より徒歩2分
電話番号:03-3393-3545
営業時間:[月~土]18:00~24:30 [日・祝]18:00~23:30
定休日:無休
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
お店の場所は東京都杉並区上荻。
荻窪駅北口からは、駅を出てひたすら道なりに右側へ…徒歩2分ほどで着きます。
お店の営業は基本夜のみの営業ということで、独特の古びた雰囲気の黄色いお店です。
外観的にもレトロな感じでええ雰囲気ですね。
暖簾は紺色。和風な見た目。
暖簾には創業41年と記載されており、改めて駅チカで長年に渡り愛されてきたのかが分かります。
店内満席時には外並びになりますが、並び方は暖簾のない入口の方から暖簾がある方の入口へ伸びていく形となります。
基本的に声を掛けてもらってから入店となりますが、店内は狭いため座席に近い2つの入口のどちらからか入っていく流れ。
営業時間は特殊です。平日は夜から、日曜祝日は朝8時から24時まで。
並んでいると店内から炒めニンニクの良い香りが充満して嗅覚にスーパーアタック!その匂いがまたアホになってしまいそうな罪な香り。
超腹ペコでこの匂い嗅いでお預けされたら、犬も人間も暴れますww
順番が来て呼ばれて店内へ。
メニュー表は限りがあるため近くに無かったけど、事前予習して来たので水を置かれたタイミングでオーダーを伝達。
人気は特製十八番・チャーシューメンあたり。お客さんは特製十八番を「おはこ」と呼んでいましたが、店員さんはラーメンを提供する際に「はい、じゅうはちばんでーす」と言っていた。どっち?ww
店内座席は全てカウンターで12席。駅チカの年季感じるラーメン屋さんらしく隣席との距離感もまあまあ近め。
店員さんは先代の次の二代目と思われる。店の雰囲気的にぶっきらぼうな所があるのかな?と思いきや全然違って、忙しい中でもお客さんへの配慮はしっかりしていた。
卓上調味料は一般的な物にニンニクも。
客層は様々だが、仕事帰りのオッチャン結構多かったかな。女性同士でも来てる人はいたな。
特製十八番の着丼です。
トッピングはニンニクで炒めた豚バラ・ネギ。あとは海苔・ニラ・メンマ。仕上げに黒胡麻をフリフリしています。
ビジュアルはシンプルですね。
黒胡椒浮遊するスープは豚骨メインの出汁に野菜らを合わせて炊いたもの。言わば豚清湯で、豚骨を炊いているのに透明度が極めて高い。
口当たりはスッキリなのに旨みはしっかり乗っている。そこに炒めニンニクの風味がプラスされて旨み香り共に中毒性ある物になっています。スッキリしてるのにコクがバッチリなので、くどくないからグビグビ飲んでしまう。
麺は山正食品の中太麺を手揉みして寝かせた物らしい。加水は高めでプリリンとした舌触り、柔めで美味しいです。
スープ単体で美味しくて、麺単体でも美味しくて、余裕で大盛りでも行けちゃいそうだ。
麺上にはスープ温度を逃がさないように蓋をしている禁断の炒めもの。ニンニクで豚バラ・ネギをサッと炒め乗せてあります。
香ばしいその旨みは最高!記憶に残る中毒性で、麺にチマチマ絡めながら啜ると美味さ増幅作用があります。
麺を食べ終えてもクセになってしまって思わずスープを飲み進めてしまう中毒性が炒め物からスープへ伝播。クセになる美味しさで完飲完食。美味しく頂きました。ごちそうさまでした。