今回は山梨県甲州市塩山に2023年11月2日にオープンした「麺処 竹井」さんへ。
甲州市の塩山方面は、近年ラーメン店のオープンが皆無だっただけに、特に地元民にとっては待望の新店舗オープンとなりました。
同塩山の【焼豚食道。】以来で、実に3年4ヶ月ぶりのニューオープンとなりました。
お店はメイン調理として親子での運営。どうやらお二方とも神奈川県のお店で腕を磨き、旧店舗の居抜きで開業と言う流れとなりました。
お店のスタイルは、ラーメンもご飯物もしっかり食べれる家庭的で情熱的なお店。おひとり様・ペア・ご家族でも楽しめます。
竹井さん(武井さんも)は塩山方面で結構多い名前やな
店名:麺処 竹井
最寄駅:塩山駅より徒歩18分
電話番号:不明
営業時間:〔平日〕11:00〜15:00 18:00〜22:00 〔土日祝〕11:00〜22:00
定休日:火曜・水曜
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
お店の場所は甲州市塩山。
かつて長年に渡り愛されてきた【ガキ大将】があった跡地に居抜きの形でオープンです。
店舗内外観はそのままで、比較的スムーズに開店にこぎつけた印象。
入り口には純白の暖簾がかかっています。
駐車場は店奥に22台ほど駐車可能。
狭そうな記憶だったが、入ってみればそれなりに広い駐車場の敷地面積です。
また入り口には、簡単にオープンに至る経緯も記載された紙が貼ってあります。
どうやら運営する親子共々、神奈川県のお店?で修行されてきて地元での開業に踏み切ったようです。
営業時間も比較的長く、土日祝に至っては昼から夜遅くまでの通し営業となっております。
店の外壁に沿って祝いの花が届けられています。
場所柄、店内満席で外待ちになる可能性があるのはオープン期間だけかなとは思います。
店内に入るとすぐに券売機があるので、先ずは食券を購入してから入ります。恐らく塩山で券売機のあるラーメン屋さんはココだけかと…
メニューラインナップは、「こてっさら豚骨」「まんぷく中華」の2種が基本的な二本柱。メニュー名もポップで温かい印象を与えます。
俗に言う特製トッピングは「こてっさら盛り」になるかと思います。「刻み玉ねぎ」が無料で貰えるトッピングもあり。その他トッピングやご飯類も充実しており、ご飯類の量もプチサイズから大サイズまであるので、ガッチリとお腹一杯にさせて貰えそうです。尚、大盛りは無く替玉が推奨されています。
店内に入り座席レイアウトを確認。ガキ大将時代と変わらぬ店内で、カウンター9席・テーブル×3・小上がり×3と、最大30名以上は収容できるキャパシティとなります。
調味料は一般的ではありますが、辛そうな練り物が。豆板醤のようですが少し違う辛味調味料の様です。(名前は忘れた)
お店は若店主さんとお父様がメイン調理かな。総勢6名ほどで、賑やかにホールを回して接客対応も良し。オープン期間は、混雑するとオーダー通してから30分は待つこともあるので、待つのが嫌いな人はオープン期間が落ち着いてから行くことをオススメします。
着丼です。
トッピングは、チャーシュー・海苔・キャベツ・ほうれん草・ネギ・刻み玉ねぎ。
スープは寸胴でしっかり店炊きしたフレッシュな豚骨を扱っており、若干のとろみ感があります。
「こてっさら豚骨」の名称の通り、スープの口当たりは「こってり」と「さっぱり」の中間のようだが、厳密にはさっぱり寄りな印象。ライトでマイルドな口当たりで、家系にも純豚骨にも寄らない旨みの表し方です。
スープを啜れば「豚骨感」はしっかり感じるが、カエシが優しいのかパンチが抑えられ優しすぎる印象。ココが好みの分かれるポイントかもしれません。好意的に捉えるならばニンニクや胡椒が映えるスープとも言えそうです。
麺は山梨市にある飯島製麺所の中太麺。
あまり山梨県のラーメン店で同製麺所を使用している店は少ないが、山梨市の【中村屋】は扱っています。地元生産者の素材を扱う地産地消のスタイルは良き取り組みであり、素晴らしいと思います。
麺に関しては柔めでモッチリと。加水多めのプルプル感ある中太麺となっています。
チャーシューはデフォで薄切り豚1枚だが、かなりホロホロ具合が秀でている。
箸でリフトした際には既に解れてしまっているほどホロホロ・トロトロの柔らかさです。
勿論味付けも美味しく文句なし。
その他特徴的なトッピングの刻み玉ねぎ・刻みキャベツは想像通りの食感と味わい。
刻みニンニクは無料となっており、声を掛けると頂けます。こてっさら豚骨に限っては、刻みニンニクを使用する事で味にパンチが生まれてマストだと思います。あなた好みの味変に仕立て上げてみてはいかがでしょうか。
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こちらは二本柱の一方のメニューの「まんぷく中華」。
見た目の通り、言うなれば一般的な中華そばの部類。こてっさらの豚骨系とは逆を行くスタンダード系ラーメン。
トッピングはチャーシュー・味玉・なると・ネギ・海苔など。
スープはこてっさらのスープとは全然違うが、見た目通り&想定通りのあっさりスープ。
後引くコク感は抑えられて、終始スッキリ・あっさりのスープで、小さい子もお年寄りも安心の一杯。勿論こてっさら豚骨とは逆を行くスープですが、店の特性としてどちらもスッキリなのは統一されている感覚。
なお、麺は凡ミスで写真に収めれなかったが、こてっさら豚骨よりも細いストレート麺。それぞれで個性の違う麺でこだわりを見せていた。二本柱の好みとしては、スープは「まんぷく中華」の方がベターで、麺は「こてっさら豚骨」の方がベターだった。
チャーシューは大きめで美味しかった。
折角なのでプチサイズのご飯物を。オーダーしたのはチャーハンです。
調理風景を見ているとプチサイズは大体【中華お玉で、一すくい分】となります。そのため、プチとは言えど結構食べ応えあるサイズ感で個人的には満足度は高かったです。
チャーハンのスタイルは気持ちしっとり寄りで、ラーメンスープにも合っていて美味しかったです。
ごちそうさまでした。