今回は北杜市白州町。
山梨県から長野県まであと少し!という場所にある「ひさの食堂」さん。
SNSでフォロワーさんたちにオススメを聞いてたら度々出てきたお店。
外観からして入るのに猛烈に躊躇するが、入ってみたら古き良き食堂の面影をしっかり残したお店でした。
SNSフォロワーさんからも「この店知ってるけど勇気いる!」と言うような声もあり、自分も同じ気持ちだがラーメン好きとしてやっぱり行っとかんと!という思いで突入してきました。
ちなみに白州は、私「ゆきはん」の初めての彼女の出身地なんです💕
知らん!知らん!…要らん事 放り込むなよっ!
簡単にひさの食堂の店舗紹介
店名:ひさの食堂
最寄駅:歩けん。せめてバイクにせぇ。
電話番号:0551-35-2434
営業時間:11:00~20:00
定休日:不定休
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
甲州街道沿いの古びた外観に戸惑う
お店の場所は北杜市白州町白須。
国道20号の甲州街道沿い店は面していて、通り沿いからは何となく「あっ!店あるな。」という見た目。
地元の人でも何の店だろ?と通り過ぎそうなパンチ効いた外観です。
正面から見れば入口上にある「ひさの」の文字看板は残念ながら外れてしまっているが、サイドアングルからは幸い綺麗な看板がついており、屋号が分かるようになっています。
もう一つ付いてる看板は真っ黒になってるな。
なお店前のスペースは狭くて、駐車スペースがほとんど無さそう!に見えますが、駐車場は向かいのローソンでOKとのこと。
お店のマスターにも聞きましたが、昔ローソンが出来たばかりの頃にマスター自ら許可を取ってきたらしいです。
国道を渡るので気をつけましょう。
そう、多くの人が躊躇するのは入口の雰囲気。
暖簾はまるでカーテン。独特の入り口に恐れ慄く人も多いのでは…ww
更には建物周辺には壁に掛けられた「オススメメニュー」。
1番上の【ここの え ぎょうざ??】や、【さむ〜〜いときはアンカケラーメン】【冬のミソ味ラーメン】など独自の語彙力でメニューを書かれていて、ここまで驚くことしかない。
また【スッポン】の表記。効果音でも冗談でもなく【スッポン料理】をやっているようです。今は分からないけど。
店内は田舎の実家に帰って来たよう
店内に入ると厨房に誰もいない…
「こんちわ〜!」って後には引けぬ思いで入っていくと、座敷でマスターが片付けしてました。
「大丈夫ですか?」と聞くと「どうぞ〜!上がっていけし」とマスターから座敷席に促されます。
座敷に行きながらマスターに「ボク初めて来たんですよ」と話すと、「お、じゃ座布団たくさん使えし!」と謎の会話が成立し盛り上がりました。
ちなみに外観はパンチ効いてると話しましたが、マスターは温厚で笑顔素敵な方。
ネットでは店が暇になると、寝転んで寛いでいることもあるとかww。通し営業をしているようだから休める時に休まないとね!
メニュー表は無いが、カウンターからでも座敷からでもメニューはチェックすることができる。
見た目からは座敷側の方がメニュー見やすいし、居心地も良さそうかな。
麺類は勿論、定食類も充実しています。
座布団も自分で敷いたが、グラスや湯呑みもメニューの裏にあり、自分で持っていくスタイル。
セルフサービス主体って感じです。
マスターも足の調子が良くは無さそうだったので、自分でできることは何でもしまっせ!
卓上にはたくさんの調味料。
胡椒も黒&白あり、ラー油もある。酢もショ油(醤油)もある。充実充実!!
店内は自分一人しか居なかったので、それなりの待ち時間でラーメンが着丼しました。
チャーシューメン
着丼です。
麺類の食事には豆腐ときゅうりの漬物が付きました。
トッピングはチャーシュー・ネギ・海苔とシンプル。
何だかビックリ!!外観とは真逆ですげ〜綺麗な醤油ラーメンです。美しい!!
期待値がグーンと上がったスープは、動物主体の出汁に醤油の力強さが前面に押し出された味わい。
一般的なラーメンよりは色みが濃く、出汁感というより醤油感が強い印象。
故に香ばしくて程よく塩っぱさが残り、飲み進めるたびに食欲がググッと上がってくる!美味しい。
麺はちぢれの入った中細麺。
歯切れも良く適度な食感。スープとの絡みも良く、気になる違和感もなくリズミカルに啜っていける美味しさ。
チャーシューはやや大きめの豚が4枚投入。
適度な食感があり、旨味も醤油が効いてて濃いめで美味しい!
もしかしたら人によっては塩っぱいと感じるかもしれないチャーシューだが、個人的には絶妙に美味い!
ネギは切り方が大きく、若干辛みが強かった。
途中からは黒胡椒・白胡椒と相性の良さを確認しながら美味しく完食!
やや塩気ある一杯だったが「美味いラーメンは塩っぱさから始まる!」そんな美味しい一杯だった。
ご馳走様でした。