今回は東京都練馬区旭町に拠点を置く「中華そば べんてん」さん。
かつて高田馬場に店を構えていたが、2016年に成増駅最寄りに移転。
食べログ百名店など輝かしい栄誉を何度も受賞している名店中の名店です。
営業は日曜以外の昼のみとなっていて、行列のできない日は無い混雑店。
またべんてんさんは、並び方が少々難しい話も聞くので「図解」で分かりやすく並び方の解説もします。
東京都埼玉の境あたり…
記憶に残る伝説の味を頂きに遠路はるばる行って参ったぜ!
美味い美味い美味いでえぇ〜!
簡単にべんてんの店舗紹介
店名:中華そば べんてん
最寄駅:成増駅より徒歩6分
電話番号:不明
営業時間:11:00〜14:30
定休日:日曜
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
べんてんの並び方・場所を徹底解説!
場所は東京都練馬区旭町。
最寄り駅は東武東上線成増駅・地下鉄成増駅となり、埼玉にかなり近い東京都。
お店の外観からはラーメン店であるようには見えないけど、外に並ぶ客の列がただならぬお店であることを感じさせます。
べんてんさんの並び方は少々癖があって分かりにくいです。
上の写真の通り並び方の説明が入り口扉に貼られているけど、換気等のため開放されているとその案内が役を果たしません。
分かりやすく説明すると上の図解を参考にしてもらいたい。
並びは店前から左側へ10mほど先にあるバス停側に伸びていき、1つ目の電柱までが第1グループ。
その電柱から後ろは住宅がある関係で並び不可。
並びの第2グループは20mほど離れた次の電柱より後ろに並んでいく仕組み。
第2グループの先頭は、常に第1グループ後方のお客さんの動きに注意しましょう。(電柱の影から前方をチラチラと…家政婦は見たスタイルで…)
並びが進んだら第1グループに接続しに行く流れとなります。
ボクの時は従業員さんが促しに来てくれたので困惑することはありませんでしたが、他の初見さんは並び方に困惑している人が何人もいました。
なお店内に券売機がありますが、食券購入のタイミングは第1グループに並んでいれば店員さんが声かけてくれるので安心して並んでいてOK。
なお並ぶ場所は歩道だが、すぐ隣はクルマがビュンビュン通るので道路に出ないよう気をつけましょう。
券売機と店内雰囲気
店員さんに促され店内の食券購入へ。
メニューのベースは「醤油」「塩」「つけ麺」と3種。
世の声ではどれもハズレがなく、その時の気分でメニューを決めてなんの問題もなさそうだ。
なお並盛り・中盛り共に同価格。
並で250g・中で350g・大で700gとなかなかの量。
並でも一般的なラーメン屋さんより多いので無理はなさらぬように。
べんてんさんは、ビールを買ってメンマやチャーシューで1杯やる人も多いです。お手製のメンマは絶品らしいですね!
店内は狭く11名収容のカウンター席があるのみ。
厨房内もよく見えプロの技を見ることも可能。
卓上にはニンニクもあり、ラーメンの味の変化を楽しむことも可能。
店員さん達は皆さん落ち着いており、独特のリズム感で調理を進めている。
塩ラーメン
着丼です。
トッピングにはチャーシュー・メンマ・生玉子・海苔・刻み生姜・ネギ。
提供直前に、刻み生姜あたりの天辺からネギ油がジュワーっとかけられているのでいい香ばしさに包まれる。
スープはその香ばしい香りが先頭に、豚鶏の動物系に鰹をはじめとした節達を合わせた濁りあるスープで、兎に角バランスの良い魚介感が素晴らしく美味しい!
ありそうだけどそんなに無い!そのためなんとも形容の難しい重厚感ある旨味炸裂スープで、レンゲを持つ手が止まらなくなるほど。
麺は大釜で茹でられ、平ざるで麺上げされた自家製中太ストレート麺。
ズッシリと一本一本の重みのある麺だが、掴みやすく狙い通り口に放ることができる。
食感も非常にしっかりとしていて良い歯応え。
スープの持ち上げも良く、こんなに個性ある麺なのにスープと抜群の一体感を感じさせる。
チャーシューは通常は1枚だが、適度に厚みがあり食べ応えがある。噛むたびに優しく美味しい肉の旨味が溢れ出す。
美味しいと評判のメンマも小ぶりではあるものの、柔らかめで優しいコリっと食感を残して美味しい。
立派な一杯でした。
ノスっぽさもあり、似てるラーメンも存在するが完全に模倣となる店は無さそうな境地にあるラーメンだと思います。このような立派なジャパニーズラーメンは永遠に残っていって欲しいなぁ。
ごちそうさまでした。