金色不如帰@東京都渋谷区 |
今回の舞台は東京都渋谷区幡ヶ谷。
言わずと知れた大名店!「金色不如帰」さん。
あっ!「コンジキホトトギス」と読みます。
今回は東京にいて、ふとミシュラン一つ星店舗「Japanese Soba Noodles 蔦」さんに立ち寄りたいと思いましたが、流石に整理券なしで突入は難しそうだったので、記憶の中で「蔦」さんのラーメンスタイルに近いように見える名店を探していたところ見つけた素晴らしいお店です。
金色不如帰さんも実はミシュランの「星はつかないけど、審査員のオススメの店」にひっそり選定されるほどの実力を持ったお店のようです。
ラーメン評論家が選ぶ、東京ラーメンオブザイヤーにも選定されています。
メディアにも多数出演されるなど、東京を代表する超名店です。
簡単に店舗紹介
店名:金色不如帰
立地・駐車場など
立地は、京王新線幡ヶ谷駅徒歩5分以内。
少し細い路地裏にその店は構えられています。
それほど目立つ看板等はありませんが、真横に立って初めて気づくほどひっそりしているように見えます。
超人気店なので、行列が目印になるかもしれません。
店内レイアウト・環境・コンセプト等
店内はカウンター8席のみ。
入店してすぐ券売機があり、食券を購入するシステム。
店内はラーメンを食べるスペースのみといった狭めの環境。
当時いた店員さんは、若めのお兄さん2名。
基本接客は、「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」や席に促す声かけ等、最小限です。
黙々とラーメン作りに集中しています。
店舗の印象は、良い意味でこだわりが強すぎる店。
最高の一杯を作るために、あらゆるところに尋常ではないこだわりを感じました。
素材にも高値の食材を使用するなど、原価的に見ても楽ではなさそうです。
ラーメンは醤油そば、塩そば、つけそばが中心のメニューですが、各メニューごとに入れる素材が変わってくるのもこだわりの所以ですね。
また、ラーメンは無化調です。
煮豚そば醤油 1100円
【 煮豚そば醤油 1100円 】
煌びやかなスープが特徴的な醤油の煮豚そばです。
ラーメンの受け皿があるのですが、丼並みにアツいです。
ここでもラーメン、そして温度に関わるこだわりを感じます。
トッピングは煮豚、2種類のネギ、穂先メンマ。
そして、自家製のタルトゥファータ(オリーブ、マッシュルーム、アンチョビなどと、黒トリュフを細かく刻んでミックスした調味料。)とフランス産最高級茸「セップ茸」(ポルチーニ茸)の自家製オイルとフレークを添えたソースをあしらったラーメンです。
スープ自体は、動物+和風出汁+ハマグリの融合スープ。
なんだか、日本のラーメンを逸脱したすごいスープですね!
スープ自体は、口に入れた瞬間に和風の味わいを一瞬感じて、そのあとスグ、ハマグリの風味が波のように押し寄せてきます。
あまり体験したことのない面白い味です。
香りもしっかりあり、芳醇という言葉がぴったり。
麺は中細ストレート。
麺まで芳醇です。一口一口絶え間なく芳醇です。
煮豚にも強いこだわりを感じます。
ロースト状のレアチャーシューっぽいです。
食感があり、旨味が口の中に広がります。
「こりゃうまい!」
この肉は、これまで食べたラーメンチャーシューの中でトップクラスのうまさです。
間違いなくオススメ!!
ラーメンを食べ進めていくと、不思議な現象が。。。
スープを飲めば飲むほど、旨味が増して美味しくなっていくように感じました。
食のスピードも落ちることなく、スープまで完食。
総合的に見てかなり満足です!
他のメニューを見ても、どれもオススメ出来るレベルにありますね。
つけそばもかなり美味い人気メニューだそうです。
褒めてばかりなので、唯一マイナス点を挙げるならば、麺が一部ほぐれていない(固まっていた)部分があったくらいというところ。
次回来た時には、つけそば食べたいですね!
ごちそうさまでした。