今回は東京都新宿区西早稲田に2023年4月4日にオープンした【Zweiter Laden(スワイザーラーデン)】さんへ。
直訳すると「2号店」の意味があるようだ。ロゴの並び的にドイツ語かな。
コチラのお店は大阪府の上新庄を拠点にした【 KÜCHE (クーシェ)】が東京進出したお店となります。
同じく西早稲田の【波風タテヲ】を間借りして2022年11月に【 KÜCHE (クーシェ)】として営業していたが、クーシェの代名詞「つけKURO」は温存、今回のスワイザーラーデンのオープンより「つけKURO」を解禁にした模様。
コチラの店主さんは「つけKURO」に並々ならぬ自信を持っており、以下の様に発信。
と言う様に早稲田界隈のラーメン店はほとんど食べ歩いたそうですが、美味いと勉強になる店はなかったと…決して美味しく無いと言っているわけではなく、勉強になる店はなかったと…ですのでこの自信に満ち溢れた発言は、ボクにとってクーシェさんが次のフェーズに行った際にどの様な一杯を出すのかずっと楽しみにしていました。
新店舗はかなり狭い店作りだが、満を持して登場した「つけKURO」は是非とも皆さん食べてみて下さいね。
たしかに食べたことのない異次元な一杯やったわ!
簡単にZweiter Ladenの店舗紹介
店名:Zweiter Laden(スワイザーラーデン)
最寄駅:西早稲田駅・面影橋駅より徒歩5分
電話番号:不明
営業時間:11:00~21:00
定休日:不明
SNS:Twitter
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
お店は西早稲田エリア・早稲田通り沿い
お店の場所は東京都新宿区西早稲田。
最寄駅は西早稲田駅と都電面影橋駅で徒歩5分。高田馬場駅・学習院下駅・早稲田駅あたりも徒歩10分はかかるが遠くはありません。
お店は入り口の隣に長方形の小窓がついていてオシャレ感あります。
お店の看板や暖簾は【Zweiter Laden】と書かれたポップなデザイン。ただ事情を知らない人はラーメンさんと認識するまでは少し時間がかかるかもしれません。
店頭にはクーシェをはじめとした祝いの花が届けられていました。
真っ白な暖簾をくぐって店内に入ります。
メニューはスパイス香る様な一杯
店内に入るとスグ右側に小型の券売機がある。
メニュー構成は解禁となった「ツケKURO」「RAMEN KURO」「カレーラーメン」と言ったラインナップ。サイドメニューのポークユッケ丼もかなり気になります。
値段はやや強気に見える設定。使用素材が結構謎な物が多い印象なので、実は色々お金がかかっているありますね。
店内は奥行きがあり、手前が厨房・奥が客席の構成。座席は調味料は無く座席間隔も狭い。非稼働椅子のためより窮屈感を感じてしまう。座席は全席カウンター。ランチョン代わりの石板マット?が斬新でオシャレ感があった。
店内はアジアン料理店の様なスパイス系の香りが漂ってきます。着丼までは早からず遅からず。こだわりの一杯にありつけます。
ツケKURO
ツケKUROの着丼です。
トッピングはチャーシュー・味玉・かいわれとつけ汁側には不思議な沈殿物が一杯。
ちりめんじゃこっぽい小魚の確認はできたが、内容・素材はかなり不明!
麺は大きめの皿に丁寧に盛り付けられ、ほぐしながら麺を取り出していく。
見るからに創作心あふれる盛り付けです。
麺は中太で瑞々しさを感じる見た目。加水率はほどよくある様に見受けられる。
麺自体はモチ感があり、幾分かふくよかな丸みを感じる美味しい麺。つけ汁は恐らく動物と魚介を合わせた様な風味ではあるが、味の構成はかなり複雑。
抑えめのスパイスの様な香り、甘み、鰹節の様なザラつきある固形物、じゃこのような小魚、ややドロ感ある舌触りなど、かなり個性的で複雑な味わいを感じるが、まさに摩訶不思議。どの様にこの味を表現するのか形容が難しい。
動物にも魚介にも振り切らない味わいです。
良く言えば類似するものが無く革新的、逆を言えば慣れ親しんでいない個性的な味のために好みが分かれそうな気もする。
バラチャーシューはあっさりしっとり。つけ汁に浸して食べるとジューシーさがアップします。
連れがオーダーしたカレーラーメン。変わり種ではあるが、しっかりスパイスが香り美味しかったそうです。
魅惑のポークユッケ丼は肉の旨みが活きてメチャウマな逸品でした。
美味しかったです。とても斬新な一杯に困惑する自分を俯瞰して見て、自分の未熟さを感じさせるひとときだったと感じました。ごちそうさまでした。