今回は、東京都新宿区百人町。
大久保駅最寄りに2025年10月1日にオープンした麺屋 山界(さんかい)さんへ。
比較的小さなこの店に、名店 七彩や麺屋一燈で修行された店主さんが独立を果たしました。それぞれの名店の良さを、表現したような一杯が食べれます。
また居心地も良くサービス面でも期待が持てます。

行った人みんな気分良く帰れるんちゃうかな
店名:麺屋 山界
最寄駅:大久保駅から徒歩2分
電話番号:03-5952-0788
営業時間:11:00〜15:00 17:00〜21:00
定休日:日曜
SNS:X
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
大久保駅から異国情緒漂う通りを歩いて2分

お店の場所は東京都新宿区百人町。
最寄駅は大久保駅で南口から徒歩2分。新大久保駅からは徒歩7分の距離となります。
大久保駅周辺ということもあり、日本文化と海外文化が入り組んだエリア。東京媽祖廟(とうきょうまそびょう)からのお香の香りも漂う所に麺屋山界はあります。
貫禄ある表札と赤暖簾が目印

お店の外観は和の作りを意識したような佇まい。
赤い暖簾に堂々とした木の表札が特徴的。混雑時は外並びになることもあるようです。
メニューはつけ麺とラーメンが基本

店内に入ると小型の券売機があり、食券購入をしてから座席につきます。
メニュー構成はつけ麺とラーメンの2種がデフォ。オープンからの傾向としては、つけ麺の方が人気高そうに見受けられ、売り切れも度々あったようですが、最近は十分な量の麺打ちをしてから営業に臨んでいるため、売り切れも少なくなってきたよう。
麺量に関しては大盛り無料で、確認したのはつけ麺が通常麺量200g、大盛りが300gとなります。
店内は心優しき店主さんが切り盛り

店内は奥行きがあり、コンパクトな店内。カウンター席にはあらかじめ木のお盆が置かれており、受け入れ体制は万全。
店主さんは腰が低くて、丁寧で人柄がとても良いお方。ワンオペで営業しているが、お客さんへの気遣いもしっかりとされていて、店内の居心地も良い。人情を大切にされているような店主さん。

調味料類は一般的。
お店の個性として麺打ちはオーダーを受けてから、店主さんがゴトゴトと手切りしていく。この辺はまさに七彩を彷彿とさせる動き。一杯ずつ丁寧に作っている印象で、混雑時は少々待つかもしれない。

着丼です。
ラーメンよりおそらく人気の高いつけ麺の味玉トッピングをチョイス。右側に2種のチャーシューと海苔・味玉が乗ります。
麺は手打ち手切りの極太麺

まず麺が極太。
手打ち手切りの手間暇かけた極太の麺は、モチモチでコシもかなり強い。自家製だからこそこの強度とコシを生み出しているのかもしれないが、個人的にはすごい贅沢な気分。


そんな極太の麺でつけ汁をさらって啜って行く。つけ汁は極太の麺に反して、かなりさらりとした粘度。魚介豚骨ベースで、まさに麺屋一燈を彷彿とするかのような滑らかで旨みしっかりなテイストである。
粘度はなく、シャバシャバとしているので、強い太麺がそのつけ汁を持ち上げるのか不安があったが、意外にもしっかり麺に馴染んでつけ麺と麺が双方美味しく頂けた。
トッピング類の解説


チャーシューは豚2種を用意。歯応えはやや強めで、柔らかさが特徴となるような肉のタイプではなく、肉本来の旨みを感じさせるタイプ。味玉もねっとりとした黄身が美味しく、つけ麺全般的に隙のない美味しさで完食。美味しかったです。ごちそうさまでした。
