今回は東京都立川市曙町。
突如として2025年4月11日にオープンを果たした屋台ラーメン。東京都の屋台ラーメンと言えば、2021年にオープンした【しゅんやっちゃん】がとってもメジャーですが、立川にも屋台をテーマとしたラーメン店がオープン。
立川ビアホールが運営されているとの事で、立川ラーメン好きが楽しめる個性的なお店の誕生ですね。

屋台というより屋台風なラーメン店やで!
店名:立川屋台ラーメン
最寄駅:立川駅北口より徒歩5分
電話番号:不明
営業時間:[月・火・水・木・金・祝日]18:00〜22:30 [土・日]18:00〜23:30
定休日:不定休
SNS:Instagram
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
お店は立川駅北口から徒歩5分

お店の場所は東京都立川市曙町。
JR立川駅北口から5分ほどの細い路地にあります。向かいには人気家系ラーメン店の【つばさ家】があり、近隣には豚を炊く良い匂いが立ち込めているため、この辺のラーメンの印象は完全につばさ家に持ってかれている。
入り口の扉はなく、外からすんなり店内へ!

お店の外観・入り口は、トンネルのようなアーチ型の入り口で、店内外を仕切る扉は無い。すなわち外から店内がよく見える状態となっている。そのまま店内へ入って着席します。
その店内は赤く怪しく明かりが灯っている。また、店の入り口には大きめの暖簾がかけられている。
メニューは基本的に醤油ラーメン一択

店内に入り好きな席に腰掛けメニューを拝見。
ラーメンの種類は醤油ラーメンの1種類。そこにトッピングで変化を加えることができる。メニューは店員さんに口頭オーダーで支払いは先払いとなる。

メニュー表の裏面にはお店のこだわりが表記してあるので、待ってる間はこちらを拝読。屋台ラーメンを提供する中でも、何やら色々こだわっている様子。
独特すぎる真っ赤な店内は昭和漂う空間

オーダーをしたら店内を見渡してみる。
オーダー後は、おそらく厨房の奥の方(見えない所)で作ってラーメンを持ってくる形を取っている。屋台ラーメンと屋号を付けているが、屋台風と言うのがしっくりくる店内の作りとなっている。
客席には一切の電気が無く、提灯の赤い灯りのみが頼り。雰囲気はあるが、手元が赤くて暗くてとても慣れない感じ。


店内には、様々な昭和時代のような仕掛けがしてあり、アナログ式テレビでは相撲が放送されていたりした。

調味料はホワイトペッパーのみ。


着丼です。
通常の醤油ラーメンです。
ラーメンを撮影した際に店内が赤くて暗いため、2枚目の写真のようにラーメン自体が真っ赤で全然美味しくなさそうに見えてしまう事に。すかさずフラッシュオンにて撮り直しで1枚目の形に。
一般的な屋台でも電球の明かり位は引くので、せめてラーメンが美味しそうに見えるような工夫は絶対にしてほしい!
スープは煮干し鶏油が浮かぶコクスープ

スープ自体は5種の厳選された煮干しを使って、最後には煮干し鶏油を回し入れるこだわりを見せるスープ。スープを飲むと確かに香味の鶏が香るが、煮干しが存在感をあまり示して来ない感じ。鶏の主張に、ベースとなる煮干しが押されており融合せず分離している印象。
またスープ自体が少し粉っぽさ?感じる口あたり?これは麺を食べたら理由が分かりました。
麺は菅野製麺所の中細麺

麺は菅野製麺所の全粒粉入り中細ストレートタイプを採用。見た目にも拘っているのか、しっかりと麺線を整えています。麺の食感はパツパツ感を残した茹で上げをしており、煮干しに合うような構成を目指していると思われる。
ただ恐らく茹で麺機を使用してなく、湯の対流管理不足なのか麺自体にザラザラ感・粉っぽさ・灰汁がかなり残った感覚があり完全に風味が飛んでいました。また、スープにも粉っぽさが伝播していた。
店内の赤暗さもの件もそうだが、コンセプトやラーメン全般的に狙い過ぎている感が強くて勿体無い感じ。色々コメントしたいがこの辺で。残念ポイントは多かったものの、九条ネギやチャーシューは美味しく頂けました。ごちそうさまでした。

