今回は笛吹市八代町に2023年8月1日にオープンした【食堂 桜日和】さんへ。馬肉(桜肉)を扱うことから桜日和の屋号なのかな。
お店では支那そばとラーメンの名称を名乗っているが、営業スタンスとしてはラーメン屋さんと言うより町の食堂と言った色が強い。
お店を出る時には、温かい気持ちになる程アットホームでリラックスできるお店だったので、特に応対面など期待する人にとってはそれに添えるお店じゃ無いかな?と思います。
切り盛りしてるお母ちゃんとスグ仲良くなったで!
簡単に桜日和の紹介
店名:食堂 桜日和
最寄駅:なし
電話番号:055-242-7707
営業時間:11:50〜14:30LO 17:30〜19:30LO
定休日:日曜・月曜
※当情報は100%確実な物ではない場合もありますことをご理解下さい。
場所は笛吹市八代町のラーメンユタカのスグ近く
お店の場所は笛吹市八代町南。
事前情報なしで店に辿り着こうとしても少し難しい場所に店はあります。
よって、上の写真の店構えや看板では何のヒントにもならない外観です。
ここからお店の場所を分かりやすく解説します。
地元の方ならピンとくるかもしれませんが、以前までは【食事処 パンダ】があった建物に引き継いで入っています。
今後はどうなるかわからないが、パンダの大きな看板がお店の目印になっています。
近くの目安の建物は【ラーメン ユタカ】。ユタカ同様「山梨県道313号藤垈石和線」に面しており、ユタカからは20m程下ります。お店の入り口は2階で曲線状の階段を上って入る少々トリッキーな場所。
店周辺には賑やかしにもなる幟が立っているので通り沿いからも確認できる。
駐車場は建物の1階部分のアスファルトスペースが駐車出来るが、夜になると1階のラウンジが営業するため、そこのお客さんも停めます。
実質停めれる駐車スペースは少なく、隣の砂利の敷地の駐車場は桜日和さんの契約駐車場ではない模様です。万が一困ったらお店に聞いてみる事推奨。混雑時は上手いこと停めれるといいですね。
階段を上がって店内へ。扉の横にはメニュー表と営業案内が掲示してあります。
営業中には分かりやすく「営業中」の表札が出ているので分かりやすい。
メニューは桜肉と支那そばの構成
店内に入りメニュー表をチェック。
訪れたのはディナータイムなので、ランチタイムもメニューが同じか分からないが、シンプルでごちゃごちゃしてないラインナップ。「馬もつ煮定食」「桜肉皿定食」と馬肉を使用したご飯類。麺類は「支那そば」「つけそば」で、希望あればご飯一杯無料となります。ラーメンに合わせるトッピングもあります。
なおメニュー表には「志那そば」となっているが、メニュー表作成を依頼した業者さんで変換をミスしており、「志」は狙った物ではなく「支那そば」が正解。その内直るかも。
店内は食堂っぽさを残した全テーブル席。奥には掘り炬燵式のテーブルもあり、総収容キャパは30名は超えるでしょう。
調味料はスタンダード。お店はご家族で切り盛りかな。メインで運営はチャーミングなお母さん。人懐っこくて明るくて、たちまちお客さんはお母さんに魅了されていくことでしょう。
自分も気づいたら手の空いたお母さんとめっちゃ世間話…お母ちゃんめっちゃ明るいわ。
支那そば
着丼です。
支那そばにキューちゃん・ラッキョウ・サラダ・ナムル・キャベツとたくあん……
え、嘘でしょ?何このボリューム…と言うか小鉢の多さ…明らかに支那そば760円の量じゃないでしょ!お母さん曰く、「明日・明後日休みで仕込んだの余っちゃうから食べてね!」との事。
なおこの日はこの後に、また余っちゃうからと桜肉小鉢と食後の杏仁豆腐まで出てきました。お母さんに感謝しっぱなしでしたが、この恩恵はたまたまの偶然です。普段はこんなに出ませんし、オープン期間特典の小鉢を日常的に今は出してるとの事なので、普段はこんな出し方はしない事をご承知おき下さい。
母ちゃんの多少の気まぐれはあるかもな。
ラーメントッピングはチャーシュー・半味玉・ネギ・メンマ・海苔・なると。
それではラーメンに集中。
スープはこだわりの国産鶏ガラ・豚ガラメインで、動物の旨みがクッキリ出て味のしっかりしたスープ。優しめでスタンダードな醤油ラーメンでバランス感を感じるが、雰囲気的に入ってると思われる煮干しは不使用。
醤油っぽさより出汁感が力強く、動物出汁が前面に出る旨みの表し方で美味しい。
麺はやや柔めの中細麺。
コチラも昔ながらのラーメンの印象で、緩いウェーブの入った滑らか寄りの舌触り。ツルツルと啜り上げることができる。
トッピングのチャーシュー・メンマ・半味玉は気を衒うことないスタンダードな美味しさ。特段目立つ要素はないですが美味しく頂きました。
小鉢は勿論スープまで完食しフィニッシュ。正直価格以上に食べたと思います。
味付け以外にも応対面なども良いお店でした。またお母ちゃんに会いにふらっと訪れてみたいな。ごちそうさまでした。